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子供がお金について学ぶこと。小2の「お金の研究」No.3 給与、株

これは小2の娘がお金の疑問について、夏休みの研究で行ったものを綴ったもの。前2個のnoteを読んでいただけると嬉しい。

ついに最終章。大人でも難しい給与の仕組みや株について。小学二年生にどうやってわかるように説明できるのか。

4限目 お金のふやし方

(給料や株について)担当おじいちゃん

これが一番の難題。株まで取り扱うので、説明する方も難しい。

義父は、会社経営経験者なので、労働とお金の関係や株の話も担当に。
実際聞いてきた娘は、やっぱり難しかったようで、主人や私が補足説明を加えた。
でも理解が難しかったとしても、おじいちゃんから生の情報を聞くことや、なかなか普段そういう話を孫が聞くことも少ないと思うので大事な機会だと思う。
母としたら、わからなかったら、「ここがわからない!」ってわかるまで聞いてくる力も必要と思ってしまうが、今回は初めてなのでよく頑張ったとする。

給料について
会社で働いている人は、どうやってお金をもらうのか?

社長と働く人で、どれだけ働いてどれだけお金をもらうか約束をして働く。例)でん子さんがケーキ屋さんで働いています。社長がでん子さんと約束をしました。でん子さんが一時間働いたら1000円あげます。でん子さんは午前8時から午後5時まで働きました。働いた時間は9時間なので、社長は9000円渡しました。

複雑な話は抜きに、いたってシンプルなケースをまとめた。

難題の株

大人の私でも理解しにくいテーマだ。

株って何?
会社のいいものや大切なものをお金に変えたもの
例えば、 クリームをケーキにつける機械
     レシピのアイディア
     人より知っていること、他の人が知らないことなど

ケーキ屋さんのでん子さんの場合
1.もっとたくさんケーキを作って売りたい
2.お金が必要
3.でん子さんのおいしいケーキのレシピをいいと思い応援したい人、でん子さんのお店がこれから人気になると思う人などが株を買う
4.でん子さんに株が売れた分お金が入る
5.そのお金でたくさんケーキを作って売る
6.たくさん売れたら、株を買って応援してくれた人にお金を渡す
7.株券は株を買った人がお金を受け取るチケットになる

娘のまとめ

世界のお金を見て触って観察したことはとても面白かったよう。これをもって海外で買い物をしたいと書いていた。
あとは、ニュースで言っていることが少しわかってニュースが前より聞きやすくなったよう。

娘はノートにメモしていたものの、いざまとめようと思うと忘れてしまっているところもあるので、私などが補足説明しながら、自分の言葉でわかりやすく文章にまとめていく。
この作業がもっとも難しかっただろう。なにより、初めての作業で初めての内容をまとめるのだから。

苦戦して、途中嫌になったのが、色塗りや字に表れていたが、それでも説明からまとめまでを約2週間くらいで完成させた。

今回の研究が、少しでも、娘の楽しみや今後の発見につながると嬉しい。

私の思ったこと

こういうお金に関する話、とくに投資の話は、日本の教育ではほとんど出てこない。お金にまつわるハナシは、昔からタブー視されて育った印象がある。

大人になり、資産作りに投資をしようにも、特別なことのように扱われるし、やり方がわからないし、だから失敗する人、または取り組めない人も出ると思う。

今は、モノを作っても、売れない時代。だからこそ、資産を増やす投資もひとつのやり方。それは、私みたいな一般人には急には始められないと思う。なので、幼い頃から、なんとなく触れて、慣れて、選択肢の一つになるといいなと思う。そして、投資だけではなく、お金について自分で考えて、選べるチカラを身につけて欲しいと思う。
それが、将来、賢いお金の使い方、人生における様々な選択の場で役立つといいなと思う。

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
前編もよかったらご覧ください。

娘のお金の学びは続く↓↓続編もどうぞ!(追記22/2/7)


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