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ミニ物語

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#小説

ミニ物語「シマウマ柄のヒョウ、ヒョウ柄のシマウマ」

ミニ物語「シマウマ柄のヒョウ、ヒョウ柄のシマウマ」

サバンナのとあるところに、シマウマ柄のヒョウがいました。
そのヒョウは、大変臆病もので、まさにシマウマのごとくきょろきょろしては周囲の警戒を怠りませんでした。
というもの、そのヒョウはシマウマ柄なので、シマウマと間違えられてよく肉食獣に狙われるからです。仲間のヒョウに近づくこともまた、できませんでした。

一方で、そのヒョウは食べ物には困りませんでした。シマウマ柄をしているため、シマウマの群れに簡

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ミニ物語「銅像」

ミニ物語「銅像」

銅像とある町の、とある広場に、その銅像は立っていた。
ある日の朝、その銅像の頭に一匹の小鳥が降りた。
「ちゅんちゅん。あなたはなぜこんなところでじーっと立っているのですか?」
その銅像は答えた。
「やい。わしはこの地を開拓しこの町を作ったお偉いさんなんだぞ。そなたのような乱暴者がわしの頭の上に乗るな!」
小鳥は、その銅像から飛び去っていった。

またある雨の日。一匹のカエルが銅像の手の上にのった。

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