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golchiki
ただいまとドアを開ける前の憂鬱。
ごはん、すごくおいしいね。
切り方も工夫してくれたんだ。
食感がいいよ。
食器洗いは私がするね。
ありがとう。
洗濯もの全部洗ってくれたんだ。
畳むのは私が。
ありがとう。
床も拭き掃除してくれたんだ。
気持ちいいよ。
ありがとう。
あれ、お風呂場もピカピカ。
鏡の水垢、気になってたんだよね。
ありがとう。
今日もごはん、すごくおいしいね。
隠し味？わかった、味噌だ！
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
・・・・・・。
もういいよ。
お願いだから、もうやめて。
そんなに張り切らないでください。
帰ってからさ、
してくれたこと探して褒めて、
けっこうしんどいんだ。
だから気付かれなくても気にならない程度に、
手抜きして？
休みの日に私やるから。
一人で全部やろうとしないで。
私の負担を減らそうと頑張ってくれたんだよね。
でもごめんね、余計に心に負担がかかる。
頑張ろうとしないで。
頑張ってほしいって思ってないんだ。
このままだと、
きっとお互い心がもたない。
だからさ、
二人で無理せず、
ほどほどにやっていこうよ。
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