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日本から持って行ってよかったもの


今回は、日本から持っていってよかったものをまとめてみます。

と、その前に、

私が渡仏前に契約していた内容を簡単に説明します。


私の渡仏の主な理由は、過去の記事にも書いたようにフランス語が喋れるようになること。
なので、まず最優先として私は語学学校の3ヵ月コースを申し込んだ。

“3ヵ月”を選んだのは金銭的な理由と、外国人の学生の中でフランス語を受動的に学んでいるよりも、現地の人と直接関わったり、働いたりして能動的に身につけた方がぜったい早く喋れるようになると思ったから。


そして私の性格上、語学学校へ通う間は、勉強に必死で身の回りのことに気が回らないかもしれないと思ったので、ひとまず最初の1ヵ月はホームステイ残り2ヵ月は学校が提携しているレジデンス(学生寮/1Kの部屋)を留学仲介業者さんに手配してもらった。

学校を卒業した3ヵ月後に、”もしかしたら別の地域へ引っ越したくなるかもしれない”と思い、身軽でいるためにその後の宿は決めずに日本を出発。


渡仏前は5年半くらい一人暮らしをしていて、今更他人と共同生活をするのもちょっと抵抗があったったので、お互いに干渉せざるを得ないホームステイもおそらく1ヵ月が限界だろうなと思っていた。

結果的に言うと、この選択は正解だったと思う。


【日本から持っていってよかったもの】

・バッグ型の洗濯ネット
これはすごく重宝した。
そもそもフランスは洗濯ネットが日本のように簡単には手に入らない。
そして、ヨーロッパは硬水なので洗濯で服が痛みやすい。
ステイ先では、マダムは週に2〜3回洗濯機を回していたので一緒に洗濯してもらうのにそのまま渡せてよかった。

バッグ型だと、普段は脱衣所の壁や取手にかけておけるし、コインランドリーや学生寮の部屋の外にある洗濯室までも持ち運びしやすい。

・ピンチ付き洗濯ロープ

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滞在2ヶ月目から住んだレジデンス(学生寮)は、部屋には洗濯機が付いておらず、洗濯室のような狭い部屋に大型洗濯機が2台+乾燥機1台のみ。
明らかに住人の数に対して少ない設置数な上、1回利用するごとにお金がかかる... (たしか、2€:250円くらい。乾燥機も使うと500円?!)

しかも洗濯時間が長い。終わったら自動で鍵が開くが、放置していると勝手に出されたり盗まれたりするので、時間を気にしなければならない。
洗濯したいタイミングに洗濯機が空いてないことも多かったので、ほとんど部屋の洗面台で手洗いしていた。(冬でそんなに汗もかかなかったし。)

私の部屋のクローゼットにはハンガーが2〜3個しかなくて、部屋で洗ったものを干す時にこれがすごく役に立った。

・折り畳みピンチハンガー

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上記同様、滞在中ずっと活躍してくれていたのでおすすめです。

・シャンプー類のトラベルセット
私の場合、1ヶ月で住む環境を変えることが分かっているので、早々にボトル入りのシャンプー類を買ってしまうと引っ越し時に大荷物となる。
なのでホームステイの間の1ヵ月はこれで乗り切った。

あと、旅行先のホテルに全身用のソープ?しかないこともヨーロッパでは結構あるので、あると役に立つと思う。
※ただ、日本製品は硬水では全然泡立たなかったので、早めに市販のものに切り替えたほうがいいと思う。(洗った気がしないので)

知り合いで、硬水被害を心配してシャワーヘッドを持参したり、シャンプー類を日本からわざわざ郵送してもらっている人がいたが、私個人としては硬水による肌荒れ・髪ギシギシ等は特になしでした。
(むしろ、彼女は郵送物の受け取りがうまくできず、関税がかかるとかで語学学校の先生まで巻き込んで配達業者と揉めていた気がする。)

・レンジで温められるネックウォーマー
私は冷え性で極度の寒がりなので、これは必需品でした。
部屋のオイルヒーターだけじゃ全然身体が温まらず、フランスの冬の寒さに負けそうだったので、寒がりの人はぜひ。
(フランスにも似たようなものが売っていたけど日本のドラッグストアで買えるような値段じゃない。)

・黒のエナメルバレーシューズ
スニーカーやブーツでは行けないような、ちょっといいところへお出かけするのによいです。
※ヒールの靴はスーツケース内で場所をとるし、フランスはどこも石畳や階段が多いので、長時間履いて歩くのは結構危険です。(タクシー移動なら◎)

また、私はどうしてもBENSIMONのスニーカーを本場で買いたかったので、ショートブーツとバレエシューズしか持って行きませんでした。
結果、無事に夏のセールでスニーカーも安く買えたし、夏場のサンダルとしてエスパドリーユも南仏で購入。

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・リュック
日本では、自分の服装に合わせにくいリュックが苦手だったけれど、両手が空くという大きなメリットがあったので日本から持って行った。
1泊旅行時や学校への通学など、なにかと便利だった。
(※人が多いところでは前に抱えた方が◎)

・小銭入れ(×財布)
昔に比べるとスリの被害はだいぶ減ったようだけど、マルシェや蚤の市以外はだいたいどこもカード決済で済ませられるので、現金は最小限でOK。
私は、小銭とメインのクレカと銀行のキャッシュカードだけ入れて、ポケットに入れてました。(バッグに貴重品は入れない、大事そうに持たない)

・ショートブーツ
訪れた季節が雪の時期だったので、本当に履いて行ってよかった!
もちろんフランスでも売っているけど、日本人の足のかたちが合わないこともあると思うので、主要な靴は日本で履きなれたものが断然オススメ。

・羽織もの、レッグ・アームウォーマー
フランスの冬はとにかく寒い。(九州出身の私としては)
春や秋も、日差しは強いけど日陰に入れば急に冷えたりするので油断できない。(羽織は薄手と厚手、両方あると便利!)

けっこう寒暖差が激しいので、周りのフランス人のファッションは日本ほど季節にあった感じはなく、真夏にダウンジャケットを着てる人もいた。

ちなみに、あちらでみる若い女の子のファッションは、ほとんどスキニージーンズでした。スリムな子もそうじゃない子も。(特に南仏)
ワンピースとかスカートを着てる人は日本より少なかった気がする。
(逆にバカンスで訪れてるっぽい感じの人が、ペラッとしたワンピースを着てるのが多かったような...)

・日本特有の(オシャレ&機能的な)文房具
これは過去記事にも書いたけれど、語学学校で友達ができやすいのでオススメ。(フリクションボールペンは、実はフランスでも売ってるけど)

・軽くて丈夫な折り畳み傘
フランスの傘は全然丈夫じゃないそうなので、日本で買ったものを持って行った方が良さそう。
フランス人は小雨だと傘を差さない人が多いけど、やっぱり咄嗟に土砂降りになることも普通にあるので、あるとかなり役に立つ。

・履歴書用サイズくらいの顔写真
学生証に貼ったり、ナヴィゴ(パリの交通系カード)に貼ったり、何かと使います。おそらく日本でプリントしていく方が断然安くて簡単。
(たぶん、学生料金で施設を利用するには学生証に顔写真がないとだめ)


・アップルIDやパスワード等、緊急連絡先を書いたアドレス帳

これは特に役に立ったわけではないけど、念のため用意した方がいいもの。
万が一、頼りの綱のスマートフォン・PCが壊れたり盗まれたりしたら、その中にあるデータはすべて手元からなくなることを覚えておいてください。
家族の連絡先や仲介業者さんの連絡先なども書いておいた方が◎
(iPhoneは高く売れるらしいので、アンドロイドに比べて格段に取られやすい)


今振り返って気が付くのはこんなところです。
出国時、どうしてもスーツケース1つに収めたくてとにかく荷物を少なくして行ったので、フランスで買い足したものもあったけど、この辺は持って行ってよかったなぁと思います。もし、また何か思い出したら書き足します。



そして、最後に晩ご飯の記録を。


- 2018/02/12 -

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この日はアッシ・パルマンティエでした。

アッシ・パルマンティエ(hachis Parmentier)とは、ひき肉のミンチの上にもったりとしたマッシュポテトが乗ったミートグラタンで、私の大好きなフランス家庭料理の定番。

日本にいる時にフランス語の先生に作り方を教えてもらって、よく自分でも作っていたけれど、やっぱり本場がいちばん美味しい。
現地で食べられて幸せ。

どうでもいいけど、キッチンもダイニングも間接撮影なので、料理の写真が毎回暗い。(笑)


さて、次回はバレンタインデーです。

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