Nocturne⋆

HSPな私が、30歳を目前に思い立ってフランスへ単身留学。ビックリしたこと、ありえなさ…

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HSPな私が、30歳を目前に思い立ってフランスへ単身留学。ビックリしたこと、ありえなさ過ぎて笑えてきたこと、涙が出るほど嬉しかったこと... いろいろあった当時の1年間を私なりの感じ方で、少しずつ振り返っていきます。

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はじめまして。

私が2018年から2019年の間、フランスで過ごしたとっても濃い一年を振り返りたくなったので、写真を交えて日記風に書いています。 帰国当時は感じたことやネタに思えるようなことがあまりに多すぎて、まとめられませんでした。 が、時間が経った今なら、心に響いたことや強く印象に残っていることをうまく拾っていけるかなと思ったので、なるべく簡潔に書いていこうと思います。 私は(HSS型)HSPの特徴を持った人間だと、自分では思っています。 そのフィルターを押し付けたくないので周りには

    • 南仏の街モンペリエのひとり散歩記録 #2

      - 2018/03/10 - 今回は、放課後の一人散歩の写真たち。 学校帰りは私にとっての自由直で、とにかく毎日街を気まぐれに歩き回っていたから、投稿したい写真もたくさん。 好きなものが似ている人が「私も好き!」ってなってくれたら嬉しいです。 私はフランスのアパルトマンのドアが好きで、よく写真に残す。 たとえ傷んでいたとしても、ずっとずっと昔の美しい装飾が今も日常の中に当たり前に溢れているって、すごいことだと思う。 一体どれだけの人が、このドアを通ったんだろう。

      • フランス留学、食べもの記録

        - 2018/03/07 - 今回はちょっと番外編で、この日付近に食べたものをまとめて載せてみようと思います。 ホームステイ中はなんとなくマダムに気を遣って、冷蔵ものや即席調理系の商品を買えなかったので、一人暮らしを始めて早速買ったのがこれ。 底にソースのようなものが入っていますが、これはヨーグルト。 フランスのスーパーはヨーグルトの種類が豊富で、いろんな味があります。 日本ではジャムでおなじみのBonne Mamanですが、フランスではジャム以外に焼き菓子、ヨーグル

        • 学生寮周りをぶらり&初のCafe gourmand

          - 2018/03/06 - 一人暮らしになって、誰にも気を使わない一人の時間がとても嬉しい反面、学校と家事で忙しい日々が始まった留学2ヶ月目。 知らない土地で、右も左も分からない状態でのマダムとの生活が、本当に有難いものだったことを実感する。 さて。 この日は留学全般でお世話になっている仲介業者の現地スタッフの方が、パリからモンペリエまで出張で来られるとのことで、13:00からランチの約束をしていた。 なので、待ち合わせまでの1時間ほどはレジデンスの周りを散策するこ

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        はじめまして。

          ついに、南仏での一人暮らしが始まる

          - 2018/03/03 - 本日は1ヵ月お世話になったホームステイ先のチェックアウトの日。 早起きして、最後の荷造りを終える。 部屋にあるテラスからの静かな眺めも、今日で最後。 学校が休みの日にここで日向ぼっこしたな。 まぁ眺めとは言っても、住宅街だけど。 両隣のお家のお庭には大人が入れる大きさのプールがあった。 フランスの一軒家にはわりと普通の設備なんだろうか? そして最後に、私の思い出として... トイレの窓から見える景色の写真を投稿しておきます。(ふざけてはな

          ついに、南仏での一人暮らしが始まる

          ホームステイ最後の日

          - 2018/03/02 - まだところどころに雪は残っているものの、前日までの大雪はだいぶ落ち着いて、学校にも無事に行けた。 この日も、放課後の課外授業の参加を申し込んでいた。 内容はというと、”チーズの食べ比べ”! 午前中の授業が終わって、引率の先生や他のクラスの学生さんたちと合流すると、そのままフロマージュリー(チーズ専門店)へ向かった。 チーズは全く詳しくないが、グラタンやリゾットなどチーズ料理は大好きなのですごく楽しみにしていた。 こんな感じで、代表的なチー

          ホームステイ最後の日

          南仏で異例の大雪被害に見舞われる

          - 2018/02/28 - この日は朝から一段と寒かった。 学校に着いて1限目が始まり、しばらくすると窓の外で雪がちらつき始めた。 クラスメイトのコロンビア人の子達は雪を自国で見る機会がないらしく、とてもはしゃいでいた。 ちなみに、コロンビアは年中夏のような気候らしい。 今回の渡仏では、私も初雪だったのでちょっとテンションが上がった。 午前中の授業が終わって窓から顔を出すと、見慣れた景色が一面銀世界になっていて感動した。 私は夏生まれで寒さがとても苦手だけど、雪

          南仏で異例の大雪被害に見舞われる

          南仏の街モンペリエのひとり散歩記録

          - 2018/02/26 ~ 2018/02/27 - 今回は2日間の放課後の散歩写真。 飽きもせずほぼ毎日、授業が終わったら一人で街歩きをしていた。 この時間が私にとってはとにかく、とにかく楽しくて。 学校でなかなかうまく会話や発言ができなくても全然寂しくなかったし、見たことないものに出会ったり、新しい景色を見つけたら宝物を見つけたような気分になっていた。 誘ったら一緒に散歩してくれる人もいたけれど、私はあえてひとりで気ままに歩くのが好きだった。 なにかを見て考える

          南仏の街モンペリエのひとり散歩記録

          夢は自分で叶えるもの -南仏ミモザの村へ一人旅-

          - 2018/02/24 - 今回は、日本にいた頃からずっと行ってみたいと思っていた、ボルム=レ=ミモザ (Bormes Les Mimosas) への旅日記です。 実はここ、ボルム=レ=ミモザは現地人のみならず日本人にもとても人気の観光地で、なんと日本語の公式サイトもあるくらい。 1月から3月にかけて、黄色いミモザの花が村中を彩る小さな村。 私は以前、日本人の方の書かれた本でこの村の存在を知り、ぜったいに留学中に訪れると決めていた。 まさに、憧れの地だった。 ただ、

          夢は自分で叶えるもの -南仏ミモザの村へ一人旅-

          まるで白雪姫の小人が出てきそうな村、 Saint-Guilhem-le-Désert

          - 2018/02/22 - 今日の放課後は、事前に申し込んでおいたアクティビティで サン・ギレム・ル・デセール (Saint-Guilhem-le-Désert) という村へ。 (アクティビティについては過去記事に記載してます。) この村は「フランスの最も美しい村(Les plus beaux villages de France)」という協会に選ばれている、このあたりで多くの観光客が訪れるスポットのひとつで、私の住む街モンペリエからは車で1時間くらい。 電車では行けな

          まるで白雪姫の小人が出てきそうな村、 Saint-Guilhem-le-Désert

          美術館で垣間見る、フランスのアートに対する教育

          - 2018/02/21 - 今日は、放課後に自由参加の課外授業へ行ってみた。 今回は現代アートの鑑賞。 場所はLa Panacée(パナセ)という名のアートセンターで、旧市街の真ん中に位置する。 モンペリエのHPでは、”異なる芸術分野の間の対話を奨励する創造的な芸術の場”とのこと。 入ってすぐのところには広いカフェスペースがあったり、いろんなタイプの展示室があったり、緑の木々が眩しいテラスもある。 入り口の外側からは想像ができないような広さだった。 基本的な展示は

          美術館で垣間見る、フランスのアートに対する教育

          南仏の街を一人で歩く贅沢な散歩

          - 2018/02/20 - 語学学校にもホームステイにも慣れてきた頃の私の楽しみは、放課後の街歩きだった。 授業はいつも12:15に終わるのでほぼ毎日そのまま、お昼ご飯も食べずに街へ繰り出す。 目的地などは考えず、自分の直観に従って行きたい方向へ歩き、気ままに散策して回る。 細い道を見つけるととりあえず通ってみて、同じ道に出くわした時は通ってない道へ曲がってみる。 あえてとことん迷ってみる。 そうすると、思いもよらない発見やときめきに出会える時がある。 私はいつ

          南仏の街を一人で歩く贅沢な散歩

          放課後ランチで聞いたクラスメイトのフランスでの洗礼

          - 2018/02/19 - また新しい1週間が始まる。 3週目ともなればなんだかんだ慣れたもので、今日も当たり前のように工事現場のムッシューに「ボンジュール!」と大きな声で挨拶。 トラムの時間に遅刻しそうだったので駆け足で通り過ぎると、彼はいつもと違う表情で、いつもと違う言葉をくれた。 「今日は遅刻?急いで急いで~!」 イタズラっぽく言う彼に「メルシー!」と叫んで大きく手を振り、全力疾走。 おじちゃん、ちゃんと顔を覚えててくれたんだと嬉しかった。 さて本日も3時

          放課後ランチで聞いたクラスメイトのフランスでの洗礼

          南仏の郊外ショッピングモールへ一人で行ってみた

          - 2018/02/17 - 今日は土曜日で学校は休みなので、ちょっと一人で遠出をしてみることにした。 モンペリエの郊外には、Odysseum(オデュッセウム)という大きなショッピングモールがある。 たくさんのアパレルブランドの他に、大型スーパー、本屋さん、スケートリンク、映画館や水族館まで併設している、アミューズメント施設。 中心地(旧市街付近)からはトラムで20分前後で行けるのだけれど、私は Saint-jean le sec という駅の近くに住んでいたので、一旦2

          南仏の郊外ショッピングモールへ一人で行ってみた

          2月14日はSaint Valentines

          - 2018/02/14 - この日、2月14日はおなじみバレンタインデー。 フランスのバレンタインデーは、日本のように”女性から男性へ告白する・チョコレートを贈る”という習慣はもちろんなく、男性が女性(妻や恋人)へプレゼントをする恋人同士のための日という感じ。 (そもそも”告白”という文化はない、と友人のフランス人が言っていた) 日本ではハートのモチーフが街に増えたり、商業施設にチョコレートの売り場がドーンとできたりして結構主要なイベントだけど、フランスでは全然そんな感

          2月14日はSaint Valentines

          日本から持って行ってよかったもの

          今回は、日本から持っていってよかったものをまとめてみます。 と、その前に、 私が渡仏前に契約していた内容を簡単に説明します。 私の渡仏の主な理由は、過去の記事にも書いたようにフランス語が喋れるようになること。 なので、まず最優先として私は語学学校の3ヵ月コースを申し込んだ。 “3ヵ月”を選んだのは金銭的な理由と、外国人の学生の中でフランス語を受動的に学んでいるよりも、現地の人と直接関わったり、働いたりして能動的に身につけた方がぜったい早く喋れるようになると思ったから。

          日本から持って行ってよかったもの