【勝手に人生相談 No.453】名前に不満 心閉ざす息子 ( 埼玉県・50代女性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
あなたが言う、ご子息の心は帰ってくる、帰ってこないという意味が、よく理解できません。
「息子の心」と表現されている事象は、あなたを慕うとか、あなたの思い通りになるとか、あなたを中心に据えた考え方だと、理解すればいいのでしょうか。
多分、あなたは、ご子息のことを、ご自分の所有物か、ご自分の身体の一部だと錯覚されているように思えるのです。
あなたに反論されそうですが、お二人の会話から想像するところ、ご子息との関係は、親子関係ではなく、姉弟関係のようだからです。
名前が嫌だと駄々をこねる弟に、けんか腰で答える姉、ゴメンねと謝る姉に、泣いて自室にこもる弟なのです。
立派な成人男性が、その日の出来事を、幼稚園児のように、包み隠さず母親に報告することの方が、余程心配な状況だと思います。
名前の不満という諍いが、ひとつのきっかけとなり、ご子息は無意識に、親離れされようとしています。
あなたが、子離れできずウジウジしているだけです。
ご子息は、別個人の立派な成人男性なのです。あなたが子離れできないのなら、ご子息の親離れのせっかくのチャンスも水の泡になります。
そういう意味で、ご子息が帰ってこられないと、悩むことではありません。むしろ、それは、慶ぶべきことなのです。
一日も早い、あなたの子離れをお薦めします。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.454】神奈川県・50代女性のご相談です。「<心づけ禁止> 母説得したい」を、予定しております。
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