【ゆる募】夢追う人、応援しませんか
先日、クラファンでこんな企画を見つけ支援させていただいた。
挑戦者は、児童養護施設ご出身の武山あやかさん。
内容は、自分が育った児童養護施設の子どもたちへクリスマスとお正月イベントをプレゼントしたい、というもの。
正直、私はこれだけ読んでもピンとこなかった。イベントやったら終わりなのかな?と。でも、プロジェクトページ内の「今後やりたいこと」を読みに首がもげるほど共感。
勝手に”同志”として一緒に何かできないかなぁと思い、何の案もないのに、彼女へメッセージを送った。
そんなご縁もあり、今日あやかさんとお話する機会をいただき、彼女がクラファンを立ち上げて何をしていきたいのか、お話をお聞いた。
児童養護施設で育った彼女は、今このクラファンを皮切りに、夢への一歩を踏み出そうとしている。
クラファンだけ見てると「自分が育った養護施設へ恩返しがしたい」が目的のように見えるが、これはきっかけでしかなく、彼女の夢はもっと人生をかけたものだということが、今日話を聴きながらわかった。
施設出身者だからわかる、施設で暮らしながらの葛藤、退所後頼れる大人がいない中での孤独な生活と苦労。同じく施設出身者の人たちには、社会での生きづらさを抱え反社会の道へ行く人、死を選ぶ人もいて、あやかさん自身も相当な苦労を経験した。
でも、そうした孤独や生きづらさを抱えながらも、今のパートナーを含め仲間との出会いがあり、「もっと人を頼り、信じて生きていいんだ」と感じたそう。
そして、自分の行動や生き様を通し、施設で暮らす子どもたちや退所した若者のロールモデルとなることで、沢山の大人との出会いを通し将来が描けるようになって欲しい。
そんな大きな夢のスタートとして、このクラファンに挑戦中なのだ、と語ってくれ心打たれた。
施設で暮らしてきた当事者だから感じてきた周りとの関わりや葛藤、退所後の苦労は、日常暮らしていて聞ける話じゃない。勝手なおせっかいおばちゃんだが、私も3人子どもを育ててる人間として、あやかさんの夢を応援したいと思った。
今日聞いた話は、私だけ聞くにはもったいなくて、もっと沢山の人に聞いて知って欲しい。これはソラシスの事業とは関係なく、完全ボランティアで、私個人の関心ごとへ周りを巻き込もうとしてるわけ(笑)。
このクラファンがたくさんの人の目に留まり、あやかさんが今後していきたいことへとつながり、それで生きづらさや孤独を抱える子供たちや若者が、少しでも自由に生きる選択肢を手にできたら、今よりちょっといい日本になる気がしないだろうか。
だから、勝手に皆さんを巻き込んで、来月頭あたりにオンラインで彼女の話を聞くイベントを企画しようかと考えている。
参加無料、耳だけ参加OK、応援したい人はイベント後でもいいので、クラファンを応援してあげて欲しい。
「お話聞いてみたいよ」という方は、この記事に「スキ」いただけると人数の目安になるので嬉しいです。
◆あやかさんのクラファンページはこちら:
いただいたサポートは、私の地元(宮城県仙台市)の児童養護施設へ寄付させていただきます。