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素材の旨みも格段にアップ!からだにいい成分が詰まった粕床

こんにちは、発酵六花(りっか)です。
10月になりましたね。
急に涼しくもなって、本格的な秋の到来ですね!

今日は腸活の話、vol.4です。
腸内フローラにもいい働きをしてくれる酒粕と白みそを使った粕床について、綴っていこうと思います。

皆さんは粕床と聞くとどんなイメージがありますか?

一見、地味な感じではありますが、酒粕とみその旨みがギュッと凝縮されていて、シンプルに漬けるだけおいしくなるので、六花の台所では、粕床は冷蔵庫に常備しています。

銀鱈や秋鮭を漬けたり、豚肉を漬けたり。
野菜を漬けても、特有の香りと大人の味を愉しめます。

中でも、銀鱈や鮭の西京焼きは大好きで、食卓にもよく並びます。

銀鱈の西京焼き

苦手意識がある方こそ試してほしい、酒粕と白みその粕床

粕床は酒粕とみそをベースに作られています。粕床があれば、自宅で簡単に粕漬けを作ることができます。

酒粕は腸内フローラを整え、便秘の解消に役立ち、食物繊維のような働きをする「レジスタントプロテイン」というたんぱく質が入っています。
レジスタントプロテインは消化酵素で分解されにくいため、腸で吸収されず、体外に排出されます。
その際に悪玉コレステロールも体外に排出し、コレステロール値の低下にも効果的なのです!

粕床にお魚やお肉を漬けることで発酵のチカラで旨みや栄養価をアップ!その上、素材の風味も格段おいしくなります。

魚やお肉の生臭さも消してくれるので、お料理の手間も省けてうれしいですね!
数回、繰り返して使えるので、ストックにも便利です。

漬け込んで焼くだけで、おいしさ満点!
料理が苦手な方や忙しい方の時短料理にもおすすめしたい粕床です。

六花の台所レシピ

ペースト状の酒粕を使うので、材料を混ぜるだけで簡単にできるレシピです。

材料
酒粕(ペースト)500g
白みそ50g
みりん 大さじ1
きび砂糖 大さじ5
塩 大さじ1
酒 50ml

準備するもの

保存容器
蓋のついている大きめの保存容器
においや色移りが気になる方はガラス製がおすすめです。(100均などで購入できるものでOK)

保存容器はよく洗い、煮沸消毒するか、熱湯をまわしかけて乾かします。アルコールで瓶の内側をふくと安心です。
耐熱ではない保存容器や蓋などは、よく洗って乾かし、アルコールでふいてください。
※本体は耐熱でも、蓋などの素材もお気をつけてください。

つくり方

材料をすべて入れて、混ぜ合わせる。

※酒粕がペースト状になっていない場合
酒粕を耐熱容器に入れて、電子レンジで1分ほどあたためる。
手でこねやすい固さになっていたら大丈夫です。
フードプロセッサーを使ってもOK!

粕床を小分けにして、お魚やお肉などの食材を漬ける。
1日ほど漬けると粕漬けの完成。

保存の目安

冷蔵庫で10日ほど、冷凍庫で保存すれば約2ヶ月保存可能です。

注意点

  • 粕床の傷みを防ぐため、漬ける食材の水分をキッチンペーパーでしっかり取ってから漬け込んでくださいね。

  • 粕床は数回繰り返して利用することができますが、生肉や魚を漬けた場合は再利用はしないこと。漬けたい種類ごとに、小分けにすると便利です。六花の台所ではジップ付きの袋で小分けにして保存しています。

    ※粕床にはアルコールが含まれているため、お子さまやアルコールに弱い方などは、注意が必要です。

できあがった粕床にお肉やお魚や野菜を漬け込んでみてくださいね。
ゆで卵やチーズ漬け込んでも、濃厚な味わいが愉しめます。お酒のおともにぜひ、お試しください〜!

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