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【詩作】同窓会

鈴木のびで です。
さて、みなさんは「同窓会」に出席されたことはありますか?
楽しかったですか?、それとも・・・
私は「同窓会」には出たことがありません。
そもそも 開催されているのかも存じ上げません(苦笑)
それでは どうぞ

「同窓会」

さみしがりやの 郵便受けに
ひさかたぶりの お客様です

いったい誰に聞きだしたのか?
私に届いた案内状

3年2組の同窓会が
遠い故郷であるという
確かあの頃 同じ窓から
同じ景色をみんなで見てた
確かあの頃 同じ服着て
同じ時間をみんなで生きた

時は流れて 人は変わって
ことあるごとに差がついてゆく

あの頃 好きな人がいました
私は会わせる顔がない

3年2組の同窓会が
捨てた故郷であるという
みんな今では 違う窓から
違う景色をそれぞれ見てる
みんな今では 違う服着て
違う時間をそれぞれ生きる

確かあの頃 同じ窓から
同じ景色をみんなで見てた

みんな今では 違う窓から
違う景色をそれぞれ見てる

誰が一番 幸せなのか
みんな気にして 同窓会へ

以上、鈴木のびで 「同窓会」でした。
この作品の使用、転載などについてはお問い合わせいただければ幸いです。


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