13.Iga血管炎 入院9日目

お気付きですか?
忘れたわけでも、間違えたわけでもありません。
今までIga血管炎疑いだったのに、疑いが消えました。
そうです。

Iga血管炎で確定です。

結局、皮膚生検の最終報告でもIgaは確認されなかった。
でも、皮膚科のDr.は紫斑の特徴から確実にIga血管炎による紫斑だと診断。
そして、ステロイドがこれだけ効いているということで、Iga血管炎だと確定しました。
治療法から診断が決まるパターン。

ズバリ治療的診断。

検査所見からではなく、治療が当てはまったため診断名が確定しました。

何だかスッキリしました。
今まで自分の病名がはっきりわからず、ずっとモヤモヤしていた。
ダニではないと思いながらも、ダニだと信じたかった。
色々な病気の可能性があるから、その分不安も大きかった。
Iga血管炎は指定難病一歩手前の状態で、腎機能が落ちてこればIga腎症という指定難病になる。
発症原因もわからなければ、治療法も確立されていない。
さらに小児では完治して予後良好な症例が多いが、成人になると寛解といって良くなったり悪くなったりを繰り返すことが多い。
完治するかもわからない。

でも、診断名がついたのだから、もう病気を受け入れるしかない。
これから一生この病気と付き合っていく覚悟で。
前向きに。
上手に付き合っていく。
もちろん完治が目標だが、これから生活を見直して症状をおさえること、これ以上悪化させないために頑張ろう。

今日の担当看護師さんは病棟主任さん。
テキパキ仕事をこなしてくれて、安心できる。
薬を自己管理していて今まで何も言われなかったけど、ステロイドも始まったし、ちゃんとできているかの抜き打ちチェックされましたー。

でも大丈夫。
私は全部の薬を朝・昼・夕・眠前に小分けして、チェックシートも自作して管理している。
元気が有り余っているのです。
本当に暇なのです。
こういう作業大好きなのです。
それを見た看護師さんは「完全に職業病やな。」って言って笑ってた。
何か最初は自分が看護師やってバレるのが嫌やったけど、入院が長くなるにつれ言っておいてよかったなと思うことが多くなった。

看護師さんとの会話もだいたい看護師あるあるやし。
共感できて面白い。
仕事の悩みから愚痴まで。
そして、なぜか恋愛相談までされる。
もう友達のような会話。

またまた眠れない夜を過ごし、巡視や点滴チェックにくる看護師さんと世間話をしながら長い夜が明けるのを待ちました。

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