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海外学生生活⑤ 束の間の安定、しかしドロップアウト

前回のお話
海外学生生活④ 男を天秤にかけだした頃

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記録noteの方に書きましたが、最近私生活でとても嬉しい変化があったので、自身の愚かな過去話の執筆に戻るのはちょっとだけ気が進まなかったりします(  ; ᷄ᾥ ᷅ )

しかし若い頃のエピソードの振り返りは続けたいので、体調が許す限りのんびり書いていこうと思います。

つわりの症状の合間に執筆するので更新速度遅め。
しかも文字数とても多いです。



日本でのバケーション中盤~終焉まで


前章の続き。
ざっくりおさらいすると、海外の学校を卒業し、ご褒美に3ヶ月間みっちり日本で過ごせる事となり、我が強くて若干マザコンなパイロットの彼氏を振って、過疎配信者の新しい彼氏を作ったところまで。
(既に濃ゆい)

敢えてその年代を選んでいるという訳でもなく、本当にたまたまだが、今回の彼も歳上でアラサー。

これで4人目の彼氏なわけだが、ここまでの歴代彼氏は全員+7~9歳くらいの年の差がある。
この頃は同年代とそもそもそこまでウマが合わなかったというのもあるが、色んな場で交友関係を広げた結果だった。
21歳になったばかりの私は、関わる相手の年齢は特に気にしなかったし、愛想良く面白く、かつ可愛げのある対応を周りに心がけていた。
今思えばそりゃアラサーモテもするわな…

大体断ってたけど、当時自分に告ってきた人達の中でも最年少は24歳だったと思う。
全く誇れないが、年上男子に好かれがち。
この頃から同い歳か同世代と付き合う経験をもっと多く積んでいれば人生変わったような気もするよ。


今回の彼氏はオフ会切っ掛けで距離が縮まったが、イケボ配信者なのに私が声自体には全くなびかなかったため、逆に興味を持たれて交際に至った。
なお最初に私に猛アプローチしてきた別の配信者がセッティングしてくれた会だったが、その人は何かを察して周りから消えてしまった…すみません。

新しい彼の配信外での正体は、28歳の普通の会社員だった。

話を聞く感じ、今までスパンの短い転職ばかりでキャリアもスキルも(恐らくお金も)ない人だったが、小洒落た街の狭すぎるアパートに無理をして猫と一緒に住んでいた。

欧米人とのハーフという話だったが、光の加減で瞳の色が淡いかな?程度で、全然かっこよくもない。
顔の造形も普通としか言い様がなく、平凡な塩顔日本人にしか見えなかった。
後々書いていくが、虚言癖疑惑があり、真相不明。

「その声と、配信で出している私生活からイメージするとイケメン間違いなし!」と当時の囲いは信じて疑わなかったみたいだが、実際は特にかっこよくもない上に腹だけが異様に膨らんだビール腹のアラサーでしかなく、相手の容姿を重視しなかった当時の私のようなバカな若い女からしか相手にされないだろうなあという印象の男性だった。
(今だからこんなに言える……)

背も高くなく、平均的な中肉中背と思いきや、お腹だけが不自然なほどデカ過ぎた。
お腹ぽっこり防止サプリの袋が猫のケージの上に無造作に置かれてたのを見て見ぬフリしたの、懐かしい…


顔出しなしの配信者あるあるだけど、「街中で女に間違えられたんだけど!」的な本人の発言を囲いが鵜呑みにして、「‪✕‬‪✕‬君は中性的な超絶美青年ってことですよね!?」と勘違いするが、実際は角度によってオバサンにも見えるような長髪ブスおじさんだったりするだけという悲しいオチが存在する。
似たような出来事は、世の中にとても多い筈だ。

当時の彼はどちらかと言うと男性向けジャンルだった気がするが、女性向けのイケカテじゃなくても素で甘めのイケボにつられ、次第にガチ恋になっていく女性が何人かいた。
数字は持っていなかったが、勘違いや妄想から彼を神扱いするオタクがちょくちょくいたという訳だ。

振り返ってみると、付き合った後もいちいち私にリスナーのヤバい女達のやり取りを報告してくるのがちょっと面倒な彼氏だった。
結果出てないくせに無駄にアイドル気取りというか…。
まあネットって一定数持ち上げてくれる人いるし、楽しいから何となく解るけどさ。
(DM相手はめちゃくちゃバカな女の子だったり、一方的に突然オナニー動画送ってきたりするガチ精神病のおばさんとかばっかだったけど…)

私は単発企画で少し行われただけのゲーム実況のタイトル経由で彼を知ったので、どちらかと言うとゲームの方のファンだったというのもあり、配信上やSNSの見える部分でリアクションは一切しなかった。
しかし厄介な女が周りに多い配信者本人からすると、こういう少し距離があってガチ恋感がない女子の方が距離を詰めたくなるらしい。
あと、私が若くて自撮りがかなりタイプだったからキュンときたらしい。
諸行無常……


私の日本での夏休み期間が限られていた為、交際が決まってからの週末はデートに全振りする形となった。
のちの遠距離恋愛が最初から決まっていた関係だったんだよね。


しかしまるっきり純愛という訳でもなく。

平日は通話でのやり取りメインだったが、相手が週末まで待てない時だけむこうのアパートへ泊まりに行って翌朝解散する時短デートも少しだけあった。
まあ相手がただただヤリたい上に凝った演出もできない面白味のない男だったので、淡白なセックスがメインですわ…。
しかも「俺のセックスは最初緩やかなのにすぐスパートかけるスタイルだよ」と訊いてもないのに只のテクなし早漏をいい感じに解説してくるのもダルい。

実際付き合ってみて解ったんだけど、当時の経験数くらいの頃じゃないと絶対退屈で付き合ってらんない、つまんねえ男。

とはいえ当時の私は、まだ日本滞在中の時点では様子見を続けていた。





※以下、配信者彼氏との行く末と、海外へ戻った後の彼氏と学業の話。有料でちょっと伏せさせて頂きます。


次のお話
浅はかな私の海外生活終盤/2年半付き合って婚姻届を出した日本人彼氏との結末


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この前ふいにアイスカフェラテを奢っていただく事があり、これぞささやかだけど大きい幸せだぁ!と思いました。 なんだかいつもより美味しく感じました☕️ 誰かからカフェラテを飲ませて貰える分、明るく生きられる気がします。