ノーシュン

23歳新卒1年目。(インターン経験入れると3年目) 教育系のスタートアップでデジタルマ…

ノーシュン

23歳新卒1年目。(インターン経験入れると3年目) 教育系のスタートアップでデジタルマーケティングを担当しています! noteでは日々の記録、書評、世界史・美術史・宗教史・哲学といった教養、専門のマーケティングについて執筆しています。 気軽にフォローしてください!✨

最近の記事

あの技術は結局どうなった?『空飛ぶクルマ』編

AI技術・VR・メタバースなどなど、技術的な革新が取り上げられる中、 最も死ぬまでに見てみたいのは「空飛ぶクルマ」ではないだろうか。 今まで四輪で街中を走っていたものが、宙に舞い上がり、空の彼方に消えていく。ドラえもんが生まれた22世紀の世界が現実に。 どの場面を想像しても非現実的に思えてしまう。 思えばどんなSFも近未来を描く際は「空飛ぶクルマ」を登場させている。『Back to the Future』のような代表的な映画に限らず、他にも『Star wars』や『Bl

    • 文章を書くのが下手な私が吹っ切れてブログを書く理由

      小説をひたすら読むことに虚しさを覚え始めた今日この頃。 乱読の価値は感じつつも、1つの作品と向き合う - いわゆる精読 を始めてみることにしました。 その前に、なぜ急にそんなモチベが湧いているのか、そもそも何故文章を書きたい欲があるのか。少し過去を思い返す中で、面白いエピソードを思い出したので書き記す。 暇な人は読んでみてほしい。あわよくば暇じゃない人も読んでほしい。 文章下手が激ムズ講義を取ってしまった話大学生の頃、何を考えたのか『レポート・論文作成法』という講義をと

      • 2022年9月の読書記録

        こんにちは。こんばんは。 先月から始めた読書に関するnoteですが、思ったよりも反応もらえたので今月も続けていきますよ!笑 ほんとね、、読書垢冥利に尽きます🙏 そしてもし、noteから私にたどり着いてくれたという方はTwittterもフォローしてやってください。 ちなみに先月の記事はこんな感じ。 1冊目: 『星降り山荘の殺人』 -倉知淳今月も初読みの作家さんが多かった、、 1冊目は倉知淳さんの星降り山荘の殺人です。 「ミステリ おすすめ」とかで検索すると大体出てくる本格

        • 2022年8月の読書記録。~全8冊~

          読書の記録を本格的につけ始めてから早8ヶ月… 多くの方の投稿・温かい反応に感謝している毎日です。 本当に楽しい!趣味と呼べるものを見つけた気がする。 ただ、、Twitterの140文字じゃ感想が語り尽くせん!! 正直いつも文字数が足りなくて、泣く泣く1文字消しながら「文字数がオーバーしてます⚠️」アラートと対決してる。 ってことで、毎月の感想(長々語るver)をnoteで書くことにします! *タイトルに"2022年8月"とある通り、来年も続ける予定です笑 そして何より

        あの技術は結局どうなった?『空飛ぶクルマ』編

          読書にハマったきっかけと転機になった本を紹介する

          先日フォロワーが1,000人超えました🙌 いつもいいね・コメントをくれる方、ありがとうございます! そして今後もどうぞよろしくお願いします←固い笑 さて、せっかくフォロワー1,000人超えたので何かできないものかと考えたのですが、、、そんなに有益な情報を提供できるような人間ではないので、読書にハマったきっかけと転機になった本を紹介することにします!! あーわかるわかる!!へえ~読んでみたいな。。くらいな感じで温かく目を通してくれると嬉しいです では早速いきましょう!

          読書にハマったきっかけと転機になった本を紹介する

          【書評】「フーガはユーガ」温かくて切ない双子の物語

          伊坂幸太郎の新作「フーガはユーガ」を読み終えました。 僕の中で伊坂幸太郎ブームが来ていたこともあり、即購入。 職場の人からは「ちょっと変わっているよ」と聞いていたのでワクワク。 伊坂幸太郎さんの小説って面白いのはもちろんですが、タイトルがキャッチーで良いんですよね。。しかも読後にそのタイトルに立ち返ってまた色々考えさせられるという。。。 フーガはユーガのあらすじ(自作)ネタバレはしたくないので話の中核には触れないとして、 どんな話かざっくり紹介できればと思います。 *話の

          【書評】「フーガはユーガ」温かくて切ない双子の物語

          【書評】「ソクラテスの弁明-クリトン」

          哲学の父と呼び声高いソクラテス。 彼がどんな人物であったか答えられる人は少ないのでは? 今回はソクラテスが題材の代表作「ソクラテスの弁明ークリトン」について書評します! ソクラテスについての予備知識書評に移る前に、ソクラテスについての基礎情報。 ソクラテスは紀元前469年頃~紀元前399年まで生きていたギリシャの哲学者です。この時期のギリシャは当時勢いを増していたペルシャ勢力を市民一丸となって打ちまかし、アテネという都市国家が民主制を確立させた、いわば全盛期でした。このア

          【書評】「ソクラテスの弁明-クリトン」

          人間の平等は我々が作った神話なのか

          サピエンス全史がまあ~面白くて読み進めているわけですが、今回は第6章「神話による社会の拡大」について自分なりの考えを書いていきます。 ホモ・サピエンス(我々)は持ち前の頭脳で、繁栄していったって言うのは前回の話ですが 狩猟生活から農耕による定住生活へと移っていった人類はやがて国を作っていきます。 この「国」というエコシステムを支えたのが「神話」の存在というのが今回のテーマです。 想像の話をするのは知能を持った人間の特権で、この神話を作ることで大勢の人をコントロールでき

          人間の平等は我々が作った神話なのか

          「熱い抽象」と「冷たい抽象」あなたは見分けられる?

          現代アートといえば抽象画! でも何が描かれているのかよくわからない・・ そこで今回は少しでも抽象画を知った気になれる「熱い抽象」と「冷たい抽象」について紹介します。 「熱い抽象」と「冷たい抽象」を語る上で欠かせない画家が2人います。カンディンスキーとモンドリアンです。 躍動的な「熱い抽象」抽象画がそもそも生まれる前は、自然界に存在するものを写実的に描くことに重きが置かれていました。この風潮は瞬間的な色味を重視する印象派の出現によって徐々に変わっていくのですが、カンディン

          「熱い抽象」と「冷たい抽象」あなたは見分けられる?

          【書評】「母性」※心に余裕があるときだけ読んでください

          先ほど湊かなえさんの「母性」を読み終えました。 仕事がある平日にも関わらず1日で読了! 夢中になって読んだのですが、月曜日の夜から暗い気持ちになりました笑 ネタバレを避けるために多くは語りませんが、母親の愛がテーマになっています。 以下あらすじです 女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育てて来た娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。·······遡ること十一年前の台風の日、、彼女たちを

          【書評】「母性」※心に余裕があるときだけ読んでください

          人間ってすごいよなって話 - サピエンス全史を読んで

          最近、サピエンス全史と銃・病原菌・鉄を読んでいまして。 人間って改めてすごいなーと感じたので、それを綴っていきます。 (若干妄想も入ります) まず、大前提として我々はホモ・サピエンスにあたります。 「賢い人間」という意味らしいのですが、そう名付けて良いくらいの進化を果たしてきました。 火の発明や農耕などありますが、何より認知革命。「知恵」を身につけたことです。柔軟な言語を覚えたことで、より強力な組織が作られたことが全ての始まりだと思います。*実はホモ~は他にもいたと言わ

          人間ってすごいよなって話 - サピエンス全史を読んで

          意味がわかると面白い絵画①『我が子を食らうサトゥルヌス』

          皆さんこの絵画知っていますか? 『我が子を食らうサトゥルヌス』と呼ばれる作品です。 美術検定の勉強をする中で僕は初めて出会ったのですが、まぁ衝撃的でした笑 1つは絵の破壊力。恐ろしい形相をした鬼のようなヤツ。必死に人と思わしきモノを食べている様は「進撃の巨人」さながらです。 2つ目は絵のタッチ。この絵の画家は『着衣のマハ』や『5月3日』を描いたことで有名なフランシスコ・ゴヤですが、明らかにそれらとは違う絵のティストなんです。 フランシスコ・ゴヤ『着衣のマハ』 そんな

          意味がわかると面白い絵画①『我が子を食らうサトゥルヌス』

          品川駅の「今日の仕事は楽しみですか」の騒動を見て思うこと

          一つの広告が物議を醸しています。 JRの品川駅を降りて新幹線口に向かうと、ディスプレイがいくつも並べられている通路があるのですが、そこに「今日の仕事は、楽しみですか」という広告が表示されたというニュースです。 この広告に対して見出しの通り「心を折りにくる」「出勤時に見ると傷つく」と批判が相次いでいます。 人によっては批判される理由がわからないという人もいると正直思います。 僕なりに色々考えて、どこに問題があるのか色々考えてみました。 1.コピーが悪意のあるものになって

          品川駅の「今日の仕事は楽しみですか」の騒動を見て思うこと

          世界遺産 Vol.2 ヨーロッパの建築について語ろうではないか

          こんにちは! 今回はヨーロッパの建築について語っていきます。フランス・イタリア・ドイツあたりを観光すると、そこら中に聖堂があって生き尽くせないんですよね~  外観は違うけど、中身同じじゃない?って思ったり、なんとなく内装見てみるけど、ステンドガラスの天井画綺麗だな~くらいの感想しか出なかったり、事前に知識があるのとないのでは訪れた時の楽しみが大違い!! ってことでまずは中世の建築のベースとなるロマネスク様式とゴシック様式にフォーカスして解説していきますよ! ロマネスク様

          世界遺産 Vol.2 ヨーロッパの建築について語ろうではないか

          【書評】「空気ブランコ」-仕事に悩みのある人は必読です!

          奥田英朗の「空中ブランコ」を読みました! 文春文庫ベストセレクションというのが店頭に並べられていて、「あれ、どこかで聞いたことがある気がする」的なノリで買っちゃったのですが、まあ面白い!! それもそのはずで、実は2004年の直木賞を獲得しています! いや~面白かった! 直木賞を取ってるだけあります(何様) 実は本作シリーズものですが、前作を読まなくても全く問題ありませんでした! 1作目: 「イン・ザ・プール」(2002) 2作目: 「空中ブランコ」(2004) 3作目

          【書評】「空気ブランコ」-仕事に悩みのある人は必読です!

          美術・哲学・文化....全てはギリシャから始まった

          こんにちは、歴史や美術、世界遺産が大好きノーシュンです。 これらを勉強すればするほどね、「ギリシャってすげーな~」ってなるんですよ。なんせ全てがここから始まっている。今や色んな技法がある美術も辿っていけばギリシャに行き着きますし、哲学のルーツと言えばギリシャですよね。ソクラテス、プラトン、アリストテレス、、、 今日はそんな古代ギリシャについて、歴史をなぞって解説して行きます。 古代ギリシャの始まりについて古代ギリシャはエーゲ文明から始まります。 現在のエーゲ海を見てもわか

          美術・哲学・文化....全てはギリシャから始まった