見出し画像

人間ってすごいよなって話 - サピエンス全史を読んで

最近、サピエンス全史と銃・病原菌・鉄を読んでいまして。

人間って改めてすごいなーと感じたので、それを綴っていきます。
(若干妄想も入ります)


まず、大前提として我々はホモ・サピエンスにあたります。
「賢い人間」という意味らしいのですが、そう名付けて良いくらいの進化を果たしてきました。

火の発明や農耕などありますが、何より認知革命。「知恵」を身につけたことです。柔軟な言語を覚えたことで、より強力な組織が作られたことが全ての始まりだと思います。*実はホモ~は他にもいたと言われているのですが、サピエンス(私たち)のみが生きているのもそのような理由から


肉体的には肉食動物に劣る私たちですが、言語の力によってあっという間に生態系のトップに君臨することになります。


今や自分たちが動物または哺乳類だって思っている人も少ないのではないでしょうか。私たちは人間であって動物ではないと。しかし、この認知革命がなかったら未だに地球は緑いっぱいに覆われた惑星だったかもしれないんです。


この認知革命は奇跡に近いものです。未だになぜ我々が知恵というツールを身につけることができたのかはハッキリしていません。

我々よりもはるかに発達した技術を持っている宇宙人がいるかもと考えられていますが、もしかしたら私たち人類がここまで文明を築き上げたこと自体が奇跡で、他の惑星はどこも太古の星のままかもしれない。。


一方で、人類が進化を遂げてきたことによる代償も見えてきています。
まずは生態系へのダメージ。ホモ・サピエンスはアフリカに起源を持っていると言われています。そこから他の大陸へと足跡を残していくことになったのですが、オーストラリアやアフリカは陸続きになっていなかったので、我々が到達するまでにかなりの時間がかかりました。

結局、船の技術や防寒の技術を身につけて渡ることになったのですが、それを機にオーストラリアやアメリカなどの新大陸にいた動物たちはほとんど全滅したと言われています。

ユーラシア大陸の動物たちは、長年をかけた我々の進化(脅威となっていく様)を目にしていたので、警戒心や回避術をDNAとして残していったわけですが、新大陸の動物は、わけが分からないままよくわからない猿たちと正面衝突し全滅してしまうハメとなりました。

*ガラパゴス諸島にユニークな生態系が残っていることも人類が生態系を壊したという根拠になっています。


人間ってすごいなと思うと共に畏怖の念を感じています。
我々が海洋生物を滅ぼしていく未来も遠くないのかもしれません。。。

少しでも役に立った・面白いと思ってくれたらいいねorフォローお願いします!



この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?