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CH6 自分の事

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過去の出来事から今現在。 想いで話からつぶやきなど。
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2019年12月の記事一覧

奇跡と言ったら言い過ぎ?な帰省の話

奇跡と言ったら言い過ぎ?な帰省の話

大掃除を放棄し、就業後に直接帰省することにした12月29日の話。

姉と妹がいるのだが、彼女らの仕事がら年末年始は大晦日の夜に帰省するとかで、バラバラに帰省することがほとんどだった。かといって、待ち合わせて帰省することなんてしないけど。

その日、姉からいつ帰るの?とLINEが届いた。

「今日の19:20分の新幹線で」と返信すると、「私もその新幹線」との返事が届いた。次に届いたLINEには、妹も

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珈琲に魅せられた話  (完杯)

珈琲に魅せられた話 (完杯)

珈琲豆の自家焙煎を繰り返す日々。
今度は、珈琲の淹れ方の違いでどうなるのか気になってくる。

気がついたら、V60円すい型ドリッパー、水だし珈琲セット、エスプレッソマシーン等、様々な器具が目の前にあった。もちろん、珈琲ミルもエスプレッソ用から粗びきまで好みの粒度で豆が挽けるモノに変わった。

とりわけ水だし珈琲にはまり、何故か水だし珈琲を使ったゼリーまで作り始めた。ゼリーにはゼラチンしか入れず、珈

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珈琲に魅せられた話  (3杯目)

珈琲に魅せられた話 (3杯目)

香りがキラキラ輝いて見えるほどに、珈琲豆から立ち上がる甘い芳香に心を奪われた。

目と口をを閉じて深く息を吸い込み、甘い芳香を堪能した。一生、この香りに包まれて過ごせたら、どんなに幸せだろう…と思っていた。

パチパチと珈琲が爆ぜる音で我にかえる。

目を開くと、辺り一面に白っぽいモノが飛び散っていた。

キラキラ見えていたのは目の錯覚で、 焙煎パンの蓋の隙間を通り抜けた珈琲豆の皮だった。

甘い

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珈琲に魅せられた話  (2杯目)

珈琲に魅せられた話 (2杯目)

気が付いたら、焙煎したての珈琲豆とミルが目の前にあった。



珈琲ミルを手に入れ、珈琲豆にお湯を注いで蒸らすところから、カップを口に運び珈琲が喉を通り過ぎるまでの過程・香り・味わいの他に、珈琲豆を挽くという作業と音、珈琲豆の挽きたての香りという楽しみが加わった。

珈琲豆を挽き、淹れて飲むまでの行為を、視覚、聴覚、味覚で楽しむ。そんな、日々を繰り返しているうちに、珈琲豆を焙煎して

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珈琲に魅せられた話

珈琲に魅せられた話

独身寮に住んでいた頃、同僚がハンドドリップで珈琲を淹れてくれた。それがきっかけで、珈琲にはまって行った。

そのうち、自分でも珈琲を淹れてみたくなり、ドリッパーとポットを手に入れた。珈琲豆は、キリマンジャロ、モカ、グアテマラ等、飲んでみたい銘柄を挽いてもらって買ってきていた。

気がついたら、焙煎したての豆と木製の珈琲ミルがあった。

木製の引き出しがあるタイプで、引き出しを開けると挽きたての珈琲

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自転車に乗り始めた理由 ~大会参加、そして・・・~

自転車に乗り始めた理由 ~大会参加、そして・・・~

初めはダイエットが目的だった。

それが、いつの間にか大会に参加することが目的になっていた。

ペダルを回す速度を徐々に上げながら、しばらくの間一人でトラックの内側を周回した。

次は集団での周回練習。数台が一列になり、数周毎に先頭交代をしながら走行する。「前走者の後輪との距離は数センチメートルを維持しろ。離れすぎると意味がない。風の向きによって位置取りを考えろ。」とのこと。

後方を走行するとき

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自転車に乗り始めた理由  ~初めてトラック競技用自転車に乗る~

自転車に乗り始めた理由 ~初めてトラック競技用自転車に乗る~

ダイエット目的で始めた自転車だった。

「君は短距離向きだから、トラック競技やろう」

その一言にのせられ、トラック競技用の自転車にも乗ることになった。

トラック競技は、ツール・ド・フランスのようなロードレースと異なり、鉢状の周回コースで行う。解りやすく言えば競輪場だ。

数日後、自転車は貸すから練習行くぞ!と練習に誘われた。集合場所だけ教えられ、車に乗り込んだ。

車のなかで聞いた行き先は、県

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