奇跡と言ったら言い過ぎ?な帰省の話
大掃除を放棄し、就業後に直接帰省することにした12月29日の話。
姉と妹がいるのだが、彼女らの仕事がら年末年始は大晦日の夜に帰省するとかで、バラバラに帰省することがほとんどだった。かといって、待ち合わせて帰省することなんてしないけど。
その日、姉からいつ帰るの?とLINEが届いた。
「今日の19:20分の新幹線で」と返信すると、「私もその新幹線」との返事が届いた。次に届いたLINEには、妹も同じ新幹線とのことだった。
姉が予約画面のスクリーンショットを送信してきた。指定席の座席番号を確すると、姉とは同じ車両であることがわかった。
まさか、3人とも同じ日の同じ車両で帰省、しかも姉とは同じ客車(姉が4列後ろ)になるとは思わなかった。
奇跡と言ったら大袈裟な、出来すぎのような本当の話。
そうそう。
実家に到着後、2階の階段正面に3人のモンチッチが、母の手作りの椅子に座っている。
小さい頃に、母の知り合いのサンタクロースにもらったプレゼント。着せてる服は、すっかりボロボロだけれど、ずっと大切に飾ってある。
3人にも「ただいま」と声をかけた。
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