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X-T5の記事

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記事一覧

【X-T5】北海道のラベンダーは、普通のフィルムシミュレーションがよい!?

【X-T5】北海道のラベンダーは、普通のフィルムシミュレーションがよい!?

7月の北海道は、ラベンダーのシーズンです。X-T5を持ち出して、フィルムシミュレーションを変えながら撮影しました。

結論から言うと、ラベンダー畑の撮影には、「ASITA」「Velvia」「REALA ACE」などの割とスタンダードな、色合いを持つフィルムシミュレーションで撮った方が、僕的にはしっくりきました。

一方で、「クラッシックネガ」や「ノスタルジックネガ」など、極端な色表現を持つものは、

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【富士フイルム】【最新カメラにも対応】2024年版フィルムシミュレーションを調べる方法 

【富士フイルム】【最新カメラにも対応】2024年版フィルムシミュレーションを調べる方法 

富士フイルムのカメラの目玉機能であるフィルムシミュレーションは、メーカー独自の機能であるため、パソコンに取り込んだ後に「どのフィルムシミュレーションを使ったっけ?」とわかりづらいという難点があります。

Macを使えば、プレビューアプリのインスペクタを表示して「ピクチャスタイル」からFilmSimulationを確認することで判別することができます。しかし、新しいフィルムシミュレーションの場合、数

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【X-T5】 1年ちょっとの使用記:note記事100本記念!

【X-T5】 1年ちょっとの使用記:note記事100本記念!

はじめにこの度、note記事執筆を始めてから100本目を迎えることができました。これもひとえに、読者の皆様のご愛読のおかげと心より感謝申し上げます。

100本目の記念記事として、今回は僕が愛用している富士フイルムX-T5について、1年ちょっと使った使用感やレビューをご紹介したいと思います。

X-T5のいいところX-T5を使い始めてから1年ちょっと経ちますが、写真撮影がますます楽しくなりました。

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X-T5 にREALA ACE(リアラエース)がやってきた! ファーストインプレッション

X-T5 にREALA ACE(リアラエース)がやってきた! ファーストインプレッション

はじめに

2024年6月27日、X-T5のファームウェア Ver4.00がリリースされました。メジャーバージョンアップです。

今回の目玉は、なんといっても新しいフィルムシミュレーション「REALA ACE」の搭載です。

先行して、中型ミラーレスカメラのGFX100IIにも搭載されていました。Xシリーズにおいて、ファームウェアバージョンアップによるフィルムシミュレーションの追加というのは、あま

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X-T5 でYOSAKOIソーラン祭りを撮る 2024

X-T5 でYOSAKOIソーラン祭りを撮る 2024

今年もYOSAKOIソーラン祭りがやってきた。現在、ハラスメント問題でマスメディアを賑わせている長谷川岳議員は、この祭りの創設者の一人であるが、そんな無粋なことは言わずに純粋に楽しんだ。

昨年、X-T5を入手して1ヶ月半の状況で撮影に投入し、その時のレポートは以下のとおりである。事前にこの投稿を読み直したうえで、撮影に臨んだ。

なお、昨年からの変化点として、ファームウェアが数回バージョンアップ

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LightroomのAdobe Fireflyを試してみた

LightroomのAdobe Fireflyを試してみた

AdobeのFireflyがLightroom Classicに搭載されたということで、早速使ってみました。ちなみに、いつの間にAdobeに戻ったの?という疑問はさておき。

正直、驚きました。生成AIの力は恐るべしです。

撮影には、X-T5とXF35mmF1.4 Rを使用しました。

こちらが元の画像です。

桜の写真を撮っている人と大きな桜の木を構図に入れて撮影したのですが、家に帰って写真を

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X-T5 で新春のエゾリスを撮る

X-T5 で新春のエゾリスを撮る

2024年はじめての撮影は、エゾリス。可愛い姿を撮影した。
この記事で伝えたいことは、以下のふたつ

(1)X-T5の動物瞳AFの性能について

 エゾリスがいるところは、当然のことながら木々が生い茂っている場所。大きな松があり、そんなに明るくない場所。むしろ暗めの場所と言って良いが、そんな中でもX-T5の動物AFは健闘していると思う。

エゾリスをファインダー内に捉えると、一瞬というわけでもない

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X-T5 Adobeに戻っちゃう?

X-T5 Adobeに戻っちゃう?

いまから約2年前に、以下記事を投稿した。

X-T5向けには、Capture one express for fujifilm、D500向けにはNIKON純正のNX Studioを使っていて、共存させる運用をしてきて特に問題は発生していなかった。

ところが2023年の年末、Capture oneのベンダーから一通のお便りが。

英語のメールだけど、訳すとこんな感じか
「おれたちは、メインのプロダ

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X-T5 でスナップ ETERNA縛り

X-T5 でスナップ ETERNA縛り

フィルムシミュレーションETERNAが搭載されたのは、2018年に登場したXーH1からなので、結構初期から存在しているもの。僕の前の富士機は、2017年登場のXーT20なので非搭載だった。X-T5で初めて使うことができた。

映画専用のフィルムを再現したとある。動画に適しているそうだが、スチル向けでもとてもいい味が出ていると感じた。尚、写真はスクエアにトリミングしてある。
レンズは全て、xf16f

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X-T5 でスナップ クラッシックネガ縛り

X-T5 でスナップ クラッシックネガ縛り

 クラッシックネガは、一見すると渋くて、素敵!と思うのだけど、いざ使おうとすると、大げさな感じとなってしまって、何かを表現したいときに使うのは結構難しいと感じる。

ただ、この街を、撮る場合は、ピッタリハマると思った。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

X-T5 で北海道遺産遺産を撮る

X-T5 で北海道遺産遺産を撮る

 ちょっとだけ宣伝
 僕のnoteでは、北海道遺産をめぐる記事も多く投稿している。その際に、フィルムシミュレーションがとても役に立っている。クラシッククロームやエテルナ、クラッシクネガなど、彩度を落とし気味の描写が歴史的な建物や場所を紹介するのに、うってつけなのである。

当初はX-T20で撮影してたが、X-T5に変わって、多彩な表現ができるようになった。

https://note.com/no

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X-T5 でスナップ ACROS縛り

X-T5 でスナップ ACROS縛り

 モノクロ撮影にはトラウマがある。モノクロだとなんだかかっこよく感じて、なにも考えずに撮ったモノクロ作品を、とある写真家に見てもらったら、「ただ白黒にしただけの写真はモノクロ作品とは言えない」といきなりダメ出しを喰らった苦い思い出があるからだ。

 X-T5のフィルムシミュレーションには、通常のモノクロと、ACROSというのが搭載されている。僕はフィルムカメラを知らないので、ACROSと言われても

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X-T5 でスナップ ノスタルジックネガ縛り

X-T5 でスナップ ノスタルジックネガ縛り

 XーT5を購入した大きな理由の一つに、クラシカルでコンパクトであるという点。スナップ撮影するときに、カメラがかっこいいと気分は盛り上がるし、軽いと体に負担はかからないし、良いことづくめ。

 X-T20にくらべて増えたフィルムシミュレーション、ETERNA、クラッシックネガ、ノスタルジックネガも魅力的でどれをメインに使おうか悩んでしまう。
そこで、フィルムシミュレーション縛りのスナップを楽しんで

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X-T5 で野鳥を撮る

X-T5 で野鳥を撮る

 以下の記事のように、野鳥を撮るのはやめたはずだが、いまでも風景など撮影中に可愛い野鳥をみると、どうしてもシャッターを切ることも多い。
X-T5には、鳥の瞳を認識する機能がついていて、野鳥に設定すればAFが鳥に合って、追尾してくれる。これは便利なので、ついつい撮影枚数も多くなっている。

 とはいえ、X-T5で、野鳥を撮影するような望遠レンズを持っていないので、あまり参考にならないかもしれないが、

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