カワナ

日常日記。とりとめない記憶の記録。 写真とまちが好きです。 本、映画、俳句、フリーペー…

カワナ

日常日記。とりとめない記憶の記録。 写真とまちが好きです。 本、映画、俳句、フリーペーパーの感想も書きます。 instagram @puu__7

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  • 映像作品の感想

    映画、ドラマの感想をまとめています。

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最近の記事

町田くんの世界

『町田くんの世界』ミュージカル 幕が上がるというよりか、生活音の中ゆるやかに町田くんの世界へと誘われる。 なぜか最初から心をつかまれて泣きそうになってしまった、 生きてるってすばらしいが体現されている感じがした。 くるくると回る舞台装置、演者さんたちが押して回っていて、家や教室、屋上、カフェなんにでもなる。空間にイスを置いたら電車内にもなるし、たこ焼き屋さんにもなるし、みんなが乗って丸いハンドルを持ってアナウンスがあればバスにもなる。 ジャケットの有無やマフラーのみの

    • 雨×カッパ×チャリ×🚬 の人を見た朝

      • 記憶の中のモーニング

        小学生の夏休み、毎日と言っていい程 喫茶店に行って、モーニングを食べていた。 祖父母が農家だった為、いつも家に居て、10時前ぐらいになると祖母が呼びに来る。 「モーニングいく?」 何も予定がなければ喜んでついて行っていた。 なんなら、今日行かないの?って言いに行くこともしばしば。 おじいちゃんの運転する車に乗って、まず農協か無人販売の所に行って、今日の品を並べる。 十六ささげか、ナスか、トマトか、瓜か? 日によって品も変わる。たまに袋詰め手伝ってたなぁ。あと知り合いなのか

        • 今を褪せないままに

          愛知県瀬戸市の『ひとしずく』さんで手に取った本。 実は購入したのは2回目に手に取った時だった。 1回目は、イベント出店されている時に手に取ったけど自分自身の時間がなくて、 2回目は、店舗でやっぱり目が合ったので買うことにした。 本を買う時はテンション上がってるけど、積読になるか、読まれるか自分の中では難しい。 買う時に思ったのは、これは持っておきたい本だなってこと。 頁をめくるとぼやぼやと思い出されるような記憶。 触っていたい紙の材質。 私の記憶に触れるように写真に触

        町田くんの世界

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          いつまで?

          いつまで私は心ここにあらずの仕事を続けるのだろう? 数年前から考えている。気がする。 仕事が好きじゃないなんて世間一般からして当たり前の話で、私だってそう思う。 でも、好きを仕事にしてきっと辛くても楽しそうに仕事をしている人たちとたくさん出会って、私は逃げるように「仕事は全く違うんで」「好きなこと嫌いになりたくないので」とかそれらしいことを並べている。ずっと。 サラリーマンという肩書きを持つことで安心とお金を得ている。 それが悪い事だとは思わない。私だって思わない。

          いつまで?

          年の瀬

          2023年の師走、私は着地した気がする。 今年、というか、ここ数年、ずっと走り続けてきた。 訳も分からず走っていたら、ようやく何かに繋がって、形になった年だった。 決して効率は良くないし、走り始めた時に求めていた答えかどうかは分からないがいい着地だったと自負する。 知り合いと知り合いを繋げることができたこと、 私が撮った写真をいいと言ってくれる人が居たこと、 私の言葉を褒めてくれる人が居たこと、 撮影モデルしてしまったこと、 色んな場所を旅できたこと、 知らない人が友達に

          擬似大学生生活の4年生になりました

          ボランティアスタッフに初めて参加した日から丸3年生が経過した。 初めて参加した日には、もう社会人だった。 周りは大学生だったけど、 社会人になって、会社の中は荒波だったけど、慣れたら真顔の大人になった。 そんな中、ボランティアスタッフに参加してみて、憧れの作家さんと話して、まちの構造の片鱗を知って、まちがうごめく瞬間を知って、夢だったハンドメイド作家さんになって、友達ができて、まちが少しだけ好きになった。 「おはよう」って挨拶をして、 「ありがとう」って感謝されて、

          擬似大学生生活の4年生になりました

          道の真ん中に鹿さん🦌座ってて怖かった。鹿さんもパークライン。道路活用だね。

          道の真ん中に鹿さん🦌座ってて怖かった。鹿さんもパークライン。道路活用だね。

          旅先、純喫茶

          人波に疲れて迷い込んだ路地裏の純喫茶。 カランコロンとドアを開けたらば、そこはもう楽園。 土地代が高いであろう観光地の喫茶店の中には池が!!! ショウゲキテキオドロキ! 窓際の席が空いていたので迷うことなく窓際へ。 店内の照明が窓に反射してステキだった。 雨音を聴きながら紅茶を嗜む。 旅先にいることはもう忘れていて、 うたた寝したくなるほどに落ち着いてきた。 お腹がすごくすいた訳でもないけれどやっぱりこれが食べたい。 旅先では欲望には忠実にいこう。ということで

          旅先、純喫茶

          かき氷記録2023

          「かき氷流行ってるけど?」 『いやー、お腹壊しそうだし。たまにぐらいでいいよ。』 なんて呑気なことを言っていたら見事にかき氷にハマった今年の夏。 この夏一番最初に食べたかき氷が美味しすぎたんだ。 ①暑すぎた7月。神社の影でひっそりと食べるかき氷は夏への誘いだった。 ②かき氷専門店の洗礼。シュワシュワしてるかき氷って何なんだ、、、 ③イベントのお手伝いにて1日で2杯のかき氷。しかも古民家で。削り体験まで。なんと贅沢な、、、、、 ④青春18きっぷで遠出。かき氷のためだけに

          かき氷記録2023

          十六夜俳句サロン

          まさに耳福な美しい言葉が降ってくる夜だった。 『幻の句に溺れて十六夜俳句サロン』 久しぶりに向き合う俳句に少しの楽しみと心の重さも感じながら1人でたどり着いた会場。 終わった時には俳句の魅力に取り憑かれたいつかの日のようにわくわくして、言葉に溺れていた。 電車が時折、光を連れて過ぎていくのを眺めながら始まった俳句サロン。 講師の神野先生が感じる俳句の魅力は知っているようで知らない魅力だった。 俳句には余白があるから、17音の外側に活きた(生きた)人の感情がある。生きて

          十六夜俳句サロン

          魅惑の居酒屋メニュー

          顔見知りじゃない人と行くのは久しぶりの居酒屋。 誰かが頼む居酒屋メニューってすごく魅力的。 例えば、、、 サーモン丼。(きらっきらの分厚いサーモンどーーーーーん) 舞茸の天ぷら。(ぶりんぶりんのサックサク) れんこんチップス。(これは私が頼んだ✌️最高に美味しかった) オムレツみたいなぷるんぷるんのだし巻き玉子。 梅じゃこチャーハン。(自分じゃ頼まなかったであろう) ピリ辛メンマ。(メンマ大好きなのにこーゆーのは頼んだこと無かった。ジュースでも進むのにお酒なら

          魅惑の居酒屋メニュー

          サイダーのように言葉が湧き上がる

          見たいなーと思ったタイミングでのテレビ放映。 俳句が日常で、常に季語と言葉の音数が頭にある主人公。 映像の中に俳句が描かれているので見逃せない。考える時間が必要な、一時停止したくなる映画。 目の前の美しい情景が言葉にできた時、言葉が俳句になった時、ぶわってぞくぞくってなる感じがとても懐かしい。 ショッピングモールでの吟行。 無機質なマネキンは少し先の季節を身にまとっていて、少し先の季節を詠む俳句のよう。 ショッピングモールを複合型施設と言うように、行き交う人たちの年齢は

          サイダーのように言葉が湧き上がる

          雨のことを嫌だって思う自分がいやだ

          最近、雨が多くて、少しだけ憂鬱で、 雨楽しめてない自分よくないなぁって思う。 雨って悪者じゃないじゃん? でもさ、悪者にしちゃってる感じが良くない。 仕事中、 さーさーザーザーって雨音が聞こえてきて、 上司の大きい声が重なって、 誰かの電話越しで話す声が重なって、 聞かなくてもいいのに聞こえてて耳を塞ぎたくなる。 そんな今は、ちょっと無気力タイム。 仕事と家の往復以外に何もできなくなる。 詩集のいい言葉なんてぜんっぜん心に届かない。 へなちょこたいむ。 でも、 久し

          雨のことを嫌だって思う自分がいやだ

          友達の家で映画を見てきた感覚

          シアターカフェ移転&リニューアルオープン3周年記念開放祭 Eプログラム 短編映画を見に名古屋のシアターカフェへ。 「変わらぬ日々」 それぞれの視点。変わらないと思っていた、変わってしまった、変わっていない気もする、変わらぬ日々。 個人的な感想なのだが自分の感情だけではなくて、今、自分の祖父が何を考えているのかということが思い出された。おじいちゃんが何を感じて、何を思って日々を生きているのか、想像が出来なくて、目を背けているような自分がいて。 映画を見た翌日におじいちゃ

          友達の家で映画を見てきた感覚

          老人ホームで死ぬほどモテたい

          「おとなりさんへ、はいどーぞ」 その掛け声は妙に覚えている。 幼稚園の頃、輪になって本を隣のお友達へ渡して行く時の決めゼリフ。 「いただきます」とかそんな感じの。 それがやけに懐かしくて、友達と本を交換することにした。 たまたま2人とも最近買って読み終わったらしい短歌の本。分類が同じなら読みやすいし、比較できて面白いかもと個人的な好奇心。 ということで、今回交換して読んだ本は↓↓↓ 「老人ホームで死ぬほどモテたい」 また名前勝ちの本きたよ。 作者の表現は、斜め後ろぐ

          老人ホームで死ぬほどモテたい