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旅先、純喫茶

人波に疲れて迷い込んだ路地裏の純喫茶。

cafe denen

カランコロンとドアを開けたらば、そこはもう楽園。

なんと店内に池!!!

土地代が高いであろう観光地の喫茶店の中には池が!!!

ショウゲキテキオドロキ!

窓際の席が空いていたので迷うことなく窓際へ。

店内外

店内の照明が窓に反射してステキだった。

珈琲。紅茶。

雨音を聴きながら紅茶を嗜む。

旅先にいることはもう忘れていて、
うたた寝したくなるほどに落ち着いてきた。

お腹がすごくすいた訳でもないけれどやっぱりこれが食べたい。
旅先では欲望には忠実にいこう。ということで、

ナポリタン

鉄板に乗ってないタイプは実はあんまり信頼していなかったが、声が漏れるほどにおいしかった。

パスタも軽食のように気軽に頼めるのは喫茶店の強みだなぁと思う。


店内を見渡すと常連さんのような方が多く、
ちらほらと自分と同じ観光客っぽい方もいた。

どこからか感じる特別でない雰囲気。

旅先というそわそわ感はもうなくなってきた。

純喫茶の時間の進み方は不思議だ。

いつもの休日のように流れていて、

上品で格別にぜいたく。


そういえば旅先で純喫茶を訪れたのは初めてかもしれない。


旅先の観光地の中で純喫茶に行けば、
誰かの日常の風景も見ることにもなる。

ステキな空間だった。

思ったよりも長居してしまい、

カランコロンと退店。

振り返るとさっき食べたナポリタンの食品サンプル。

店前ショーケース

ばいばいと別れを告げ、

次の行先のGoogleマップを起動する。

観光客だと自覚した15時すぎ。

街角にて。

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