人材の流動性を高めるって言っても

今は総活躍時代、流動性の時代、フリーだ、大転職時代だと色々言われていますが、ここで問題が1つ。会社や組織を移動するのは割とスムーズに行けてもどこに住むよ、問題があるんですよね。

都会の方はそれでもあそこを断られてもここに、と選択肢が多くあって良いけれど。中核都市くらいになってくると「信用がない」ヒトは住ませて貰えない可能性もあって。空き家率が高い時代だから全然選ばなければ選択肢はあるかもしれない。だけど、やっぱりある程度子供や生活環境も考えたいじゃないですか・・・


「職」がきちっとある人は良いですよ。だけどフリーだったり、これからその地域でビジネスを立ち上げようと思っても独身ならともかく、家族連れだと審査が降りない可能性も。

購入するならともかく、借りられないんですよ。

そして購入する時もローンはまず組めませんよね。そう。流出が多いからなんとか人が来る町にしたいなんて言っても住む場所がなかったり、そこでイヤな想いをたくさんさせられてまで住みたいと思うでしょうか??

これが更に厳しい状況の町ならば住居支援なども行っていますが、実際はどうでしょうか?都会のようにフラフラっとネタを探しながら新しいことを始めようとする人に向けての目はどうでしょう?

まあ、それでも住居さえ確保できればなんとかなるかもしれません。特に遠方からUターンするような人が借りられないのでは大学を都会に行ったまま帰ってこないのもその町の自業自得とも言えますよね。

それなりに魅力がある町になってきたのになぜ流出ばかりで人が来ないのだろう?その原因は案外こういうところにあるかもしれません。


その辺を行政が支援したり、Uターンなら親の信用で借りられるとか何らかの仕組みづくりをして上げると良いかもしれませんね。

NPOの立ち上げ、空き家を一部だけでも(キッチンとお風呂だけでもかなり印象は変る)リフォームしてそういった借りにくい人たち向けに支援、展開するのもありかもしれません。

公営住宅もあったりしますが、相当年月が経っているとやはり若いファミリーは条件が合わない気もします。それが「贅沢」なのか、子育てなどで一番考える「必須条件」かは意見が色々ありそうで難しい面ですが・・・


町作り、活性化、再興。色々な局面はありますが、多岐に渡り見ていく必要がありますよね。

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