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働く側ではなく、時には「客」になって考えてみよう

2017年は「AI」に関する記事を多く取り上げ、noteでも書きましたが、主に働く側の視点で書いていました。「これから働く、活躍する為」に何が必要かを考えるという視点です。


今回は消費者/客の立場で考えてみましょう。

働く側だけで考えても片手落ちで。そちら側だけで議論していても上手く機能しないんですよね。「客側」から見るとどうなのか?

AIなどが発達して安く、便利になったりするか?についてはYesと言える部分は大きいと思います。既にセルフレジやロボットなどに置き換えなどで人件費をコストカットし、安価に提供することを可能としているからです。

働く立場からしたら脅威でも、購入側/利用側に立つと嬉しいことも多いんですよね。だから客側に立つとこの流れは加速した方が嬉しい。でも働く側に立つと自分の居場所が、待遇、対価が・・・となったりして。複雑です。

更にこの流れの先にAIや自動化が進むと、キャッシュレス社会も更に加速するかもしれません。現金の方が安心、いやクレジットの方が、などと言う選択肢は消滅し、有無を言わさずキャッシュレス。


このnoteも課金についてはキャッシュレスで、クレカが必要だったりしますし、スマホの多くは月額費用にオプションで追加課金の形でキャッシュレスとなっているでしょう。(サポート、有料マガジンを検討頂ける方は是非クレジットカードをご用意ください(笑)

この辺も、現金を扱わないことで便利に、スマートになっています。が、現金しかやりたくない人にとっては「ちょっと」しんどいかもしれません。現金派/キャッシュレス派が居るので現状は機会損失を嫌がり、現金を扱うサービスもまだまだあるというところですね。


しかしキャッシュレスが一気に寄り切りだすと、世の中は一斉に変わります。働く側は当然、そこに「仕事」は無くなり、新たな働き方を必要としますし、客側はそういった仕組みに馴れるしかありません。


2017年末から2018年始にかけてこのようなニュースが

2017.12.29には日経新聞でこんな記事も。
事務の9割、AIが代替三井住友海上の営業職

感じたのは企業は働き方だけでなく、客についても「個人を相手にしない」という戦略を採るところも出てくる感じがします。大口の顧客は扱うが、小口は相手にしないか、しても自動化になるか/手数料を取って対応する費用を賄うか。

実際、セブン銀行/楽天銀行などもネットが使いこなせ、オンラインでやれる人を対象にしています。今までは銀行窓口などで出来たことが、個人は手数料を多く払ってやってもらうか、自動化/ネットなどに慣れていく必要が出てくるでしょう。

仮想通貨などは完全に「情報」「学習」能力によって決定づけられそうですよね。これも従来の株と同じ様にやる人/やらない人で行けたかもしれませんが、もし仮想通貨がどんどん対価/報酬/支払いなどにも食い込み、投資にも活用されたり、と幅広く動きだすと・・・

ついていけない人は非常に困るでしょう。

こういった情報を教育/アドバイス/コンサルしてくれる人が更に重要になっていくかもしれません。私のnoteも貴重な情報源になるかもしれません。なって欲しいと思って書いていますが・・・


大学の問題も「従来」のモデルでは厳しくなってきている

大きく舵取りをしなければならない時に、意識の差によって随分変わってしまいます。

本来は、研究機関なら高卒のみをターゲットにするのではなく、生涯を通じてアプローチしていく方向でしょうし、産学連携は当然、世の中のあらゆる「学問/学問の種」は大学で扱って良いと思います。スポーツもエンターティメントも全部。既存の学問だけが一等上で、スポーツや何やらは一等下のような感覚では時代に置いて行かれるのは必定だと思うんですよね。

教員の「働き方」も「部活」もオンラインで効率化出来る部分は置き換えるとネットリテラシーや自らが学習する習慣が大きな差を生み出すします。

受け身ではなく、自分が情報を取りに行く。そんな時代がやってきていますが、どんどん加速する一方でしょうね。自分の行き方、考え方が大きくなっていきます。選択肢の幅も益々広がり、選択する能力も必要度を増しますね。

怖いような、愉しいようなそんな時代の到来です。


そういった時代の流れ、要請に応えて以下のような形で提供しています。

オンラインなどでのトレーニング相談、様々な相談はこちらから。もちろん、オフラインでの練習会、講習会、パーソナルコーチンなどもご依頼ください!神屋伸行:フェイスブックページ

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