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一見、あまり関係ない感覚だと受け取っているとしても:ランニングを考察する

全ての感覚がランニングのパフォーマンスに寄与する。言われてみればそうだな、と感じる人も「いや、そんなことないだろう?」と感じる人もいるかもしれません。ちょっと考えてみましょう!

たとえば嗅覚はどうでしょうか?

嗅覚と言えば匂いをイメージします。走っている時に匂いを感じることがパフォーマンスを上げることは多くないイメージが浮かびますね。空気は綺麗な方が良いし、美味しい匂いが漂ってきたらお腹が空いてしまいますよね。

嗅覚が働きを見せる時は、ランニングにとってネガティブなイメージが浮かびました。ですが、例えば「雨の匂い」を感じることはありますか?そろそろ雨が降ってきそうだなという感覚や匂い。他にも特に山間部を走っていると湿気を多く含む個所と、乾いた箇所があったりします。もちろん、マラソンなどの長い距離を移動していると場所によって違いを察することもあると思います。

もし、雨の匂いを感じ取ればこれから起きる天候の変化に合わせてペースを変えたり、力の配分を変えることが出来ると思います。同じように、湿気の高い場所や乾いた場所によっても変化できますし、給水などの対処も変わるかもしれません。

ちょっとした違いかもしれませんが、その違い、僅かな差でトップ争いは決着がつくこともありますし、どんなランナーでも順位の変動も、1秒に泣いたり笑ったりすることもあります。もちろん、故障予防やコンディションの管理にも役立ちますし、日常でも役立ちます。特に走っている時にそろそろ雨が降りそうだから帰ろうとか、洗濯物が!!という時にも役立つでしょう。

ぱっと思い浮かぶ嗅覚の一例を出しました。もちろん、この中にも嗅覚だけで解決する話題ではなく、他の感覚も混ざっていると思います。それらが合わさって「勘の良い人」という表現になったりすることもあるでしょう。

関係があるかないかの判断は難しく、効率よく学ぶ、得ていくことも重要です。ですが、意識したことのない感覚は察知しにくいと思います。少しでも感覚を磨く為に学んでいくこと、経験を積むことも必要ではないでしょうか?


ランニングを考察する


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