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自己紹介 1【特性】。

ひとことでいうと「最近社会に放り出されたけど特性により舞い戻ってきた人」というのが一番しっくりくると思います(もちろん現在は支援者さんと一緒に再び放り出されるための会議を日々重ねています)。また、二次障害も併発しているのである意味闘病中でもありますが…。

今回はそんな特性についてをメインに自己紹介していこうかなと思います。

現在の特性

上記の記事でも紹介していますが、現在のところ

・精神科医の先生による初診では「ADHDの疑い」                                       ・精神科医の先生による診断書では「発達障害」 ・心理士さんの今までの生育歴や診断からは「アスペルガー症候群

の3種類が出ています。一番最新のものでは心理士さんによる「アスペルガー症候群」なので一応と言うことになるのでしょうか。


ASD(アスペルガー症候群)とは

現在のDSM-5では名称が統一されASDとされていますが、おおむね上記や引用した下記に記載されていることがASDの方には確認されています。

自閉スペクトラム症とは
自閉スペクトラム症の診断については、DSM-5に記述されており、下記などの条件が満たされたときに診断されます。                   1.複数の状況で社会的コミュニケーションおよび対人的相互反応における持続的欠陥があること
2.行動、興味、または活動の限定された反復的な様式が2つ以上あること(情動的、反復的な身体の運動や会話、固執やこだわり、極めて限定され執着する興味、感覚刺激に対する過敏さまたは鈍感さなど)
3.発達早期から1,2の症状が存在していること
4.発達に応じた対人関係や学業的・職業的な機能が障害されていること
5.これらの障害が、知的能力障害(知的障害)や全般性発達遅延ではうまく説明されないこと  厚生労働省引用より


自分自身の特性と比べた時

1.友人は少ないもののいるがアルバイトなどをはじめとした色々ない人のいる現場だとなじめない。                    2.特になのですが食べ物の食べ方にはこだわりがあるなあと最近気が付きました。例として挙げるのがアイスの食べ方なのですが、昔から周りからくるくる蚊取り線香の様に食べます。また、うるさい場所での情報の選択ができないつまりカクテルパーティ効果が効かなかったり、タートルネックが着れないなど感覚過敏的な側面も持っています(一例です。)。                         3.発達早期というのは今のところ親にカミングアウトをしたのですが否定している状態なのでわかりません。                     4.対人関係や職業面での困りごとだらけです(長く友人関係を続けられない、覚えが悪い)。 5.WAISで検査をしましたが、おおむねIQは100近い数字でした。

とりあえずな感じで思いつくものを書き出してみました。傾向が見られるなぁと思いながらも結局のところ、結果としては他の人からはパッと見普通の人な感じですね。特に女性は障害が見つかりにくいケースが多いそうで、論文でも発表されています。下記の論文です。ご覧ください。

自閉症スペクトラム障害の女性は診断に至るまでにどのように生きてきたのか:障害を見えにくくする要因と適応過程に焦点を当てて      砂川 芽吹(2015)

誰にだってある

厚生労働省引用の特性や自分自身の特性などは実の所、誰でも持っているものです。大抵の場合、もし誰かにカミングアウトされたらこういいますし、自分自身知らなかったらこう返すと思います。

そんなの誰にだってある。それなら自分だってそうだ。

確かにその通りです。特性は誰にでもあります。ですが、「社会生活や日常生活を営んでいく際にどの程度困りごと」として表れているのか。ここが障害と個性の区別において大切なポイントだと私は思います。

WAIS-Ⅳの結果について

最後にWAISの結果について軽くだけ触れておこうと思います。詳細は伏せますが、一番低いもので「97」一番高いもので「143」、差は「46」です。

一番高いものについては触れたことがありますが、処理速度になっています。WAIS-Ⅲの時点では言語性IQと動作性IQの差が15以上あると支障が出てくるとされています。

ですがWAIS-Ⅳでは言語性IQと動作性IQが撤廃されてしまったためそちらでの測り方をすることはできません。

といっても、上下の差は「46」。社会生活に支障がたくさん出ています。

しかし、気が付かないうちにライフハックを自分で考え実行し、溶け込もうとするもものの社会生活で破綻。

大体これが「大人の発達障害あるある」なのかなと思っています。

ただ、私は処理速度が高すぎることに対して自慢したいわけではありません。それは凸によって困っている・支障が出ているからです。「処理速度が平均的だったら生きやすい人生なのだったのだろうか。」とたまに考え、どうにか活かせる方法を模索中です。

最後に

そんなわけで、現在の私は「処理速度凸」の「アスペルガー症候群」という希も稀な括りになってしまったわけです。

だからこそ、同志の方にインタビューやライフハックをお聞きしてみたい。

先駆者の皆様はどう生きてこられたのかを知りたい。

私の探究心は尽きないばかりです。

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下記のマガジンはこれまで自分が記載してきた備忘録になっております。お暇がありまして、よかったらご覧ください。




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