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幸せになりたかった。
こんにちは。
わたしはさつきゆら。
障害は発達障害(ASD)とうつ病。
この障害を持っている以上人並みの幸せを得ることは砂をつかむ行為に等しいと気が付いた。
キラキラとネオンの様に輝く周りの友人たちは今頃、夢に向かって奮闘しているだろう。
わたしは夢も何もかもすべて、砂の中に埋もれていった。
わたしは水の中が好きだ。人はわたしのことを人魚みたいだと例える。
水素と酸素で構成された液体の中で生活していることが正しい人魚は陸に上がってはいけなかった。漆黒の液体の中から光を求めてはいけなかった。
人魚は陸に上がってはいけなかったのだろうか。
わたしが納得のいく未来を描くために人間になる決意をして契約を交わしたのが間違っていたのだろうか。
「幸せになりたかった。」
わたしの人生においての最大で最高の課題だ。
幸せは人それぞれなのはわかっている。
だからこそ今は人間に擬態することが本当の幸せなのか考えている。
幸せの定義はなんだろうか。
多分、わたしはアングラな世界でしか生きられないし、生きてはいけないんだと思う。
わたしは陸以前に水素と酸素で構築された液体の中にさえいることが許されないのかもしれない。
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