配慮を求めてもいいですか。
こんにちは。さつきゆらです。自分は不思議な凹凸と気分の不調を持っています。つまり、発達障害(ASD)とうつ病の人です。
今回は発達障害と精神疾患の関係性について考えていこうかなと思います。
発達障害とは
発達障害は、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、子どもが生きづらさを感じたりすることもあります。
発達障害があっても、本人や家族・周囲の人が特性に応じた日常生活や学校・職場での過ごし方を工夫することで、持っている力を活かしやすくなったり、日常生活の困難を軽減させたりすることができます。 厚生労働省引用より
精神疾患とは
一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態です。 厚生労働省引用より
統合失調症・気分障害・てんかん・依存症・高次脳機など 厚生労働省引用より
発達障害と精神疾患 (知識としてある方こちらから)
先日、カウンセラーの方とお話ししたときに発達障害と精神疾患の関係性について議論していました。
精神科医の方をはじめ、これらのことに触れずに生きてきた人たちは発達障害と精神疾患の違いについてわかっていないそうです。
現に自分も配慮を受けられていないのが事実です。また記事にするかもしれませんが、ひょんなことから発達障害を持っており、うつ病を患っているのを知った上で社会と関わる現場に携わらせてもらっています。
ですが、当初の条件と段々とずれているように感じているのです。
求めた配慮
・自分が求めた配慮はなるべく文字で提示してほしいこと(視覚優位性なため)
・静かな場所で作業を行わせてほしいこと
・理解をするまでに他の人よりも時間がかかるためはやく情報を教えてほしいこと
などです。
実際の現場
配慮をしてくれる方は1人のみでそのほかの人は前提条件(発達障害とうつ病)を忘れているのでは?といったような感じです。
まだ、携わらせていただいて数日ですが、口頭での指示が多かったり、一度に多くのことを覚えてもらおうとしているのか沢山のメモ取りがあったりなどがありました。
自分はASDという発達障害の診断を一応受けており、特性や凹凸を持っています。その中の特性に見通しが立たないと不安になってしまったり、口頭での指示を覚えることが出来なかったり、マルチタスクが出来なかったりなどがあります。
以前、爆発した理由は、周りの人と同じように、できなかったからです。
ある意味オープンでの携わらせてもらっているにもかかわらず、凸メインで見ているのか見た目普通だからなのかクローズ時代と変わらず、人間関係としては良いのですが、また爆発しそうな予感がします。
相談したこともあるけれど
一度だけ相談をしたことがあります。
「メモを取りながら合槌を打つのが難しいと思います」
と。そして、返ってきた答えがこちらでした。
「間にうなずくだけでいいよ」
ASDの特性の中にマルチタスクが苦手なことや情報の取捨選択が苦手であるということがあります。正直に言って、間にうなずくという普通ならできるはずのことが自分にはできません。
そして、情報の取捨選択が苦手なため、メモも全て言われたことを書いてしまいます。それも普通ならば情報を選んでメモを取ることができるようです。正直に言って、情報の取捨選択という普通ならできるはずのことが自分にはできません。
①話を聞く・②メモを取る
この二つだけで自分の頭は容量がいっぱいになってしまうのです。
これが、定型の方との差なのかな。と悲しくなってしまいました。
そして冒頭へ
「先日、カウンセラーの方とお話ししたときに発達障害と精神疾患の関係性について議論していました。」
と書きましたが、本当にその2つの違いが判らない人がほとんどだそうです。
今、受け入れてくださっているところはそういった例の人もいるよといわれて携わらせてもらっているのですが、多分精神疾患のみを持っている人のことを言っていたのではないのかなと思いました。
自分の場合、発達障害における二次障害のうつ病になります。なので、若干ではありますが、のみの人とは異なるのが事実です。
最後に
自分は配慮を求めても良いのでしょうか。
できないことを出来ないと言ってもいいのでしょうか。
わからなくて言葉の渦の中で迷子になっています。
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下記のマガジンはこれまで自分が記載してきた備忘録になっております。お暇がありまして、よかったらご覧ください。
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