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《おうちナポリタン》が圧倒的においしくなるスパイス使い

皆さん、ナポリタンはお好きですか? 私はとっても好きです。食べたときの至福感というか、満足感がとてもあるメニューですよね。

ハムとかソーセージ、玉ねぎやピーマンといった、冷蔵庫にいつもありそうな食材で手早く作れますし、ケチャップベースで味が決まりやすいので家族みんなの受けがいい。

でもうっかりすると、なんだかボヤけた味になってしまったり、ケチャップの味しかしなかったりすることも。どうもおうちで作ると、いわゆる「喫茶店のナポリタン」のような、何度でも食べたくなるクセになる味になりにくいという声もよく聞かれます。

そんな時に、ぜひ試してほしい作り方のコツ。本当に喫茶店のような味にするのは、たぶん人それぞれいろんなポイントがあるのでしょうけれど、私はとりあえず、ただ一点これをお伝えしたいと思います。


ナツメグを使う

ナツメグ。(英語の発音的には、ナツメッグ。)

読み方はこの際、横に置いておくとして、さしあたりこのスパイスをひと振りすると、おうちで作るナポリタンは劇的に美味しくなります

肉のおいしさをひきたてる甘く刺激的な香り。
甘く刺激的な香りで、肉料理や乳製品と非常に相性の良いスパイスです。また、加熱すると刺激的な香りが弱まり、甘みがひきたつため、焼き菓子にもよく合います。ロールキャベツ、ハンバーグ、ホワイトソース、ドーナツ、クッキーなどにおすすめです。
(上記、S &B 公式サイトの説明文より抜粋)

ナツメグというスパイスについての説明は、このような感じ。そう、ハンバーグの肉だねに使うことで有名なスパイスですね。

ほかにもいろいろな用途に使えるのですが、今回はトマトケチャップと合わせることで、あのナポリタンに求めてやまない「何度でも食べたくなるクセになる味」を再現します。

というのも、ナツメグはもともとトマトケチャップにも使われているスパイスなのです。ですから、ナポリタンの具材を炒めて最後に味つけをする時、このナツメグを振ると、トマトケチャップの風味がグンと高まって味が引き締まるというわけです。


風味をたたせる炒め方

そしてせっかくナツメグを入れたらば、ぜひ風味をたたせる炒め方をされるといいと思います。

上の説明にもある通り、ナツメグというスパイスには、

加熱すると刺激的な香りが弱まり、甘みがひきたつ

という特性があります。

なのでナポリタンを作る時は、まさに喫茶店のナポリタンを作るような気分で、味つけ用の合わせ調味料(私の場合は、トマトケチャップ、ナツメグ、ガーリックパウダー、こしょう、パスタの茹で汁を使っています。レシピの詳細は文末参照)を強火で炒め合わせてください。

そうすると、ジュワ~っという音とともに、ケチャップとナツメグの香りがふわっとたちのぼってきます。そうしたら、味にメリハリのある、コクと旨みのある美味しいナポリタンのできあがりです。

調味料の種類を増やしたり、いろいろしなくても、これなら比較的すぐにでもとりいれやすいかと思います。もしまだナツメグをお使いでない方がおられましたら、ぜひ一度試してみてくださいね。


▼ナポリタンの詳しいレシピはこちら。


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