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「山口周著・劣化するオッサン社会の処方箋」読んでみた。

私は現在和歌山県に住んでいるのですが、
となりにある奈良県で
おととい、とても痛ましい事件が起きました。

あなたも既にご存知だとは思いますが、
安倍元総理が銃撃されて亡くなったのです。

私は以前の選挙で
安倍氏の演説を拝聴したこともあるので
非常に残念です。

ご冥福をお祈りします。

事件の犯人として41歳の男が逮捕されましたが、
ここ数年の間、今回の事件は極端だとしても、
40~60代のいい年をした大人による
犯罪、不祥事が多くなっている印象を
私は持っていました。

まあ、私も言ってる間に
問題の世代に突入してしまいますが……

なぜ増えているイメージがあるのか
疑問に思いながら
先日楽天をふと覗いてみると
答えをくれそうな本が
目に入ってきました。

購入して読んでみたので
本日紹介します↓

「山口周著・劣化するオッサン社会の処方箋」

タイトルだけ見ると
中高年男性をディスっているように思えますが、
実際は違います。

著者が言うオッサンとは
排他的で過去に執着し、
上に媚びたり下を見下したりする
性格の持ち主を指しており、
女性や若者でも上記に当てはまれば
著者のいう「オッサン」になるのです。

ぎゃくに言えば上記に当てはまらないなら
中高年男性でも著者の言うオッサンではありません。

そもそも文中で著者も触れていますが、
中高年男性=オッサンとひとまとめにしてしまうのは
当たり前ですが世界中の人全員が
上記の性格をしているわけではないので
論理が破綻しています。

山口氏の来歴について


少し本の内容に触れましたが、
まずはいつも通り著者について触れます。

山内氏は組織開発、人材育成専門会社に勤める
イノベーションや組織、人材育成を専門に行う
キャリアコンサルタントです。

本の内容について


ではここから本の内容について
触れていきます、ざっと説明すると

・オッサンが生まれてしまった理由
・組織が劣化するメカニズム
・オッサンにならないための方法
・日本企業の裏側

・年長者が敬われてきた理由
・サーバントリーダーシップについて
・学び続けることの重要性
・人生における挑戦と失敗の意味

以上8章とまとめで構成されています。

それぞれの章で書かれている内容は
まず第1章で近年オッサンによる不祥事が
増えている原因が説明されており、

原因がある限り組織は必然的に
劣化してしまうという事が
第2章で説明されています。

劣化した組織は自浄作用が
ほぼ働かないため、
若い人たちがそれに対抗するための武器を使い、
オッサンにならないことの大切さを3章で教え、

4章でオッサンが生まれるのに
日本企業独自の制度が
一枚噛んでしまっているという
悲しい現実が語られています。

つぎの5章ではこれまでの社会で
年長者が敬われてきた理由を説明し、
6章でもう一度敬われるために重要な
サーバントリーダーシップについて
解説しています。

サーバントリーダーシップとは
先頭に立つのではなく、
後方から実働部隊を支えるのを
主な職務としているリーダーの事です。

終盤に差し掛かってきた7章は
サーバントリーダーになるためには
知識を得続ける事が重要であると、
実質最終章の8では
人生における挑戦の重要性を
語られています。

最終9章は本全体の簡単なおさらいと
著者のメッセージで締めくくられました。

私の感想


では、読んでみた私の感想ですが、

「最初から最後まで
様々な問題とその解決方法が
盛り込まれており、
働いているすべての人に
読んでほしいと思った」

と冗談抜きでいえます。

オッサンに該当している人物は
もう手遅れかもしれませんが、
せめてそうなってしまう人を
少しでも減らしていくために。

今回紹介した山口周著
「劣化するオッサン社会の処方箋」は
あなたがもし

・仕事をしない中年に悩まされている
・自分の将来、組織について少しでも考えてみたい
・サーバントリーダーシップについて興味がある。

のであればぜひ読んで下さい!!

最後に


日常演舞の読書感想、今週は
「山口周著・劣化するオッサン社会の処方箋」を
読んでみました。

明日またお会いしましょう!!

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