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「本当の○○を取り戻す方法、あなたは知りたいですか?」

いよいよ明後日はバレンタイン、
あなたもチョコを渡す、あるいは
もらうのが楽しみではありませんか?

しかし、一方でもらえなかったり、
受け取りを拒まれたりして、
がっかりしてしまう人も……
まあ、いなくはないでしょう。

それは単に無駄になったと言うだけでなく、
自分の気持ちが届かなかったという
悲しさもあるのではないでしょうか?

ですが社会にはバレンタインより、
もっと気持ちを届けるのが大事で
届かないと大問題になるイベントもあります。
それはなんだと思いますか?

正解は「選挙」です。今年2023年は
統一地方選もありますから、
あなたの住んでいる場所でも
政治家さんの演説を聞く機会が
あるかもしれませんが、あなたがもし↓

「どうせ口から言っているだけ……」

と思っているのであれば、
演説を聞く前に、今から私が
紹介する本を読んでください↓

「苫米地英人著・本当の民主主義を取り戻せ」

タイトルを聞いたあなたは
「ん、本当の民主主義って何?」
と思ったかもしれません。

著者について解説

本当の民主主義とはなんなのか、
それについて話す前にまずはいつも通り、
著者の苫米地英人氏がどんな人なのか、
軽く触れておきます。

苫米地氏は認知科学者という
あまり聞きなれない職業についており、
脳の認知能力を駆使した、
人間の能力開発プログラムの開発、
普及を主な活動としています。

ん〜これだけを読むと何故
民主主義についての本を書いたのか
今ひとつピンときませんね……

ですが私は他の著書も何冊か
読んだことがあり、現代社会の
抱える問題点について脳科学視点から
かなり鋭く切り込んでいるため、
本を見つけた時は特別不思議と
思いませんでした。

本の内容について

苫米地氏が次に指摘するのが
現代の民主主義についての
問題点というわけですね。

では、著者は現代民主主義の
どのような部分が問題だと
感じているのか、知るためにも
本文に入って行きましょう↓

まず冒頭で日本だけでなく、
民主主義の本場と言われる
アメリカですら、いまだに
解決出来ない問題を抱えているという
衝撃的な事実を述べた上で↓

  • 社会契約説と近代民主主義の関係

  • 真の民主主義を実現する方法

  • スイスの実例に学ぶ民主主義について

という3章から成り立っており、
現代民主主義の問題点と
民主主義が目指すべきだと
著者が思う場所について
解説するという構成になっています。

それぞれの章について簡単に触れると、

  • まず1章でホッブズ、ロック、ルソーという
    近代民主主義に大きな影響を与えたと言われる
    3人の思想家が唱えた説について解説し、
    その上で自民党が掲げる憲法改正には
    大きな問題点があると指摘しています。

  • ただし言いっぱなしという訳ではなく、
    ラストに著者が思う真の民主主義について触れ、
    続く2章にて透明性と公平さが必要であること、
    そして具体的な方法について述べており

  • 最後の3章で著者が参考にするべきと
    されるスイスの例を紹介し、
    それを部分的にも実現できるようにしたという
    著者の会社が開発したアプリ、
    「フォートトーク」について解説する。

そして後書きとなっています。

実際に読んだ私の感想

では実際に読んだ私の感想は

「苫米地氏はかなり鋭い意見を
持っている人だとは思っていたが、
具体的な方法や考えまで知ったのは
今回の本が初めてだった」

というのがまず思った事です。

先ほども言ったように、
私は紹介してはいないものの、
苫米地氏の著書は何冊か
読んだことがあります。

ですが意見は鋭いものの、
具体的な方法や考えがもう一つ
伝わってこなかったので
今回の本でその部分を知ることが
出来たのはよかったです。

特に自民党憲法改正案の危うさや
(だからと言って改正しないのも問題)

真の民主主義を実現するための
アプリの開発およびその具体策
(スマホを持てない人には
専用の端末を配布するなど)

も書かれていたので、単なる
夢物語や著者の想像では決してない
というのが私には伝わってきました。

早速私も著者のアプリを
ダウンロードして使ってみたいと
思えましたから。

(App Storeでしか配布されておらず、
当分Android版はリリースされないとの
ことなので私はiPadで利用します)

残念ながらアプリのダウンロードサイトに、
直接リンクはできないので、
解説してくださっているページへの
リンクを下に記載しておきます↓
フォートトーク解説ページ

つまり著者がいう本当の民主主義とは

「透明性を確保し、判断に必要な
情報が公開された上で、国民1人1人が
自分で判断して法案に投票する政治」

ということになります。
確かに実現すれば理想だと、
私も思える内容でした。

もしあなたが現在の政治に
大きな問題意識を持っていて

  • 民主主義について詳しく知りたい

  • 次の選挙で投票する参考に

  • ITを政治に活用するヒントを探している

のであれば今日紹介した苫米地氏の著書
「本当の民主主義を取り戻せ」
をぜひ読むべきです。

まとめ

日常演舞の読書感想、今日は
「苫米地英人著・本当の民主主義を取り戻せ」を
読んで、あなたに合っているかどうか
レビューしてみました。

あなたが私の文章を

  • わかりにくい

  • 別の表現もある

と思ったのであれば、
今後の参考にしたいので、
ぜひコメントで教えて下さい。

明日また会いましょう!!


  • 各種SNSもやっています。


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