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「彼」から「彼女」に。性同一性障害の同僚

私は男性として産まれ、男性として育ちました。たぶん、男性として死んでいくと思います。

でも、あるとき、「入社時と性別が代わった」という人が仕事場にやってきました。

「お久しぶりです」「ど、どちら様?」

最初にオフィスの部屋に来た時。

その人と昔同じ部署だった人との再開最初の会話が印象的でした。

昔は男性だったのですが、女性が「お久しぶりです」と声をかけてきたので、びっくりした、という感じでした。

自分の部署に配属になったわけですが、先にいた視覚障害の部下とあわせて、なかなかレアな状況になったことを覚えてます。

この時点での自分のとまどいや違和感は全くなし。

男性→戸籍も女性に

この元「彼」。私は昔を知りませんでしたので、普通に女性の部下が来た、という感じの状況。

見た目も女性、声も女性、やってることはゴリゴリのエンジニアリング、という人。

この方は、男性として産まれたのですが、成長するにつれ、体と心の性別が乖離していくことに悩んでいたそうで、ある時、しっかりと病名を確定して治療、結果、戸籍も身体も女性になったとのこと。

医者アップ

なぜか説明が始まり、その問題は・・・

自分の部署に配属になる時、上長から説明がありました。本人交えて。

だからなんですか、という感じを正直受けました。元、とかどうでもよくて、今女性なんであれば、それは普通の女性と同じでしょ?という感覚。

なぜ説明があったか。このあとです。

トイレ問題(問題かよ!)。

トイレ

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553字
日々の生活で、障害のある方に接してる人は少ないと思います。 幸い様々な方と仕事で知り合い、様々な気付きがありました。その気づきを書いていきます。 一見雑に見えることも書きます。リアルな接触体験は、ヒューマニズムに溢れたものばかりではないのです。 そのため、少しだけ敷居を作らせていただきます。

様々な障害を持つ友人がいて、一緒に活動するだけで、様々な知見が得られます。無力を感じることも。 でも、少しでも自分の気づきを世の中にシェ…

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