スキ！御礼、「国語を理系的に攻略したら新たな学問になるのではないか」

タイトル画像:noteから来た、スキがたくさん来ておめでとうのお知らせのキャプチャ画像

きしゃこく先生に取り上げてもらったこともあり、結構な数のスキをいただけました。

AI系のコースの学生にも、将来日本語の分析をやってくれ、とお願いしましたが、切実に日本語の定量分析が盛んになることを切望しています。

その理由1 音声合成のため

音声合成で超大量の日本語コンテンツを音声化するビジネス立ち上げをしています。

そこで問題になるのが、入力される日本語の精度。特に音読に気を使わないコンテンツは多く、視覚に障害のある人に、意図通りの情報が伝わらない場合もあります。

いわゆる現場では合成のミスと表現されますが、合成はルールに従っているだけ。日本語のルール化は非常に複雑で、ある種の共通日本語が基本になるため、例外処理には弱い。

話し言葉、新語など、世間に流通する言葉を自動収集、さらにそれを新ルールに自動反映する技術が欲しいです。まじに。

下のリンク:音声合成事業の進捗報告記事。まだ内緒の部分が多いのですが。

理由その2 コミュニケーションのため

もう一つは日本人のコミュニケーショ能力向上。

小学生への英語教育などが導入されてますが。

そもそも考え方をまとめる訓練がされてない人に、ツールとして外国語を渡すとまずいな、という考え方を持ってます。

「まとまってない考え方が『日本人がそう言ってる』という形で世界にばら撒かれてしまう」論です。

下のリンク:英語教育も過疎化もAIが解決するよ、という自分の記事

まずは日本語をしっかり理解して、自分の考えを外に出せるようにすること。これが先に行われるべき。

そうなると国語という教科の重要性はかなり重い。

だからこそ、の期待を込めた「理系的アプローチ」の妄想なわけです。

ちなみに、音声合成的に優等生な日本語は、なんといってもマスコミの報道で使う言葉。

このあたりは、新聞の校閲という仕事に敬意を表してます。

下のリンク:日本語を守ってるのは新聞のこうえつという仕事、という自分記事

そんなわけで、日本語教育、もっと力を入れて欲しい！