英語を使って世界を広げる49〜テスト勉強と生涯学習の違い〜
少し前回と似た内容になりますが、今回はテスト勉強としての英語学習と、生涯学習として、つまり英語を日常的に使えるようにするための英語学習の違いをお伝えします。
正直にいうと、
日本の学習はテスト勉強でしかない
と思っています。
つまり、ある一定範囲の内容で、基準をクリアするための手段であって、それを生涯使うという目的はほとんど含まれていません。
なので、多くの学生がテスト明けに何もかも忘れてしまったり、そもそも勉強に興味が持てなくなったりするのです。
1、テストの罠
我々日本人はテストをするのが大好きです。(テストされるのは嫌いですが笑)
特に知識量を問うテストが多い傾向にあります。
それは何故か?
それはテストを作る、する側にとって、
簡単に、明確に優劣をつけることができる
というメリットがあるからです。
ここがテストの大きな罠で、
これによって、大半の人間は劣等感や不満を植え付けられます。
皆さんも覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
学校のテストの成績が悪くて、お前ダメだなと揶揄されたり、何でできないんだ、あいつは出来てるのに!と叱られたり。
いわゆる進学校に進んだ人なら多少なりとも経験があると思います。
この様な劣等感を敷く仕組みが日本人を、
世界一大人が勉強しない国
と呼ばれる状態にしてしまったのです。
なので、もしこの記事を読んでいる方で勉強できない、継続できない、すぐに他の人が気になって劣等感を感じるという方がいらっしゃったら、安心してください。
それは日本のテスト文化が作った罠にかかっているだけです。
その罠を外せば、実はできることがたくさんある事に気付けます。
2、生涯学習とは?
一般的にはどの様に定義されているかわかりませんが、私の中では、
生涯使える能力を身につける学習
としています。
この様な学習をする時に大切なのは、押さえておくべき基本はあるが、(英語ならアルファベットや単純な文章構造)
学び方は自分の目的次第
だということです。
例えば、英語が話せないあなたが、外国人の彼氏/彼女が欲しい!と思った時に何から始めますか?
リスニング?リーディング?挨拶を覚える?
いえ、もっと単純です。
日本語が話せる外国人を探せばいいんです。
だから、別に無理して英語の勉強からやらなくていいし、何ならパートナーから教えてもらえればラッキーですよね?笑
では、あなたが海外のサッカーチームでプレーしたいと思ったらどうでしょう?
チームメイトや監督の信頼を得ようと思ったら、当然通訳はつけない方がいいです。
そうすると、まずは挨拶や自己紹介の言葉やその時に言われるかも知れない質問、プロなら記者会見のコメントという感じになりますよね?
そうすると、リスニングをしながらパターンを覚える
という勉強になります。
違いがお分かりいただけると思います。
あなたの人生の選択において、どの要素が必要なのか?それに合わせて自分なりに方法を組み立てるのが生涯学習の特徴です。
これは日本人にあまり馴染みがないか考えかもしれません。
3、私はどうしたか?
これまでの記事を読んで下さった方はお気づきかも知れませんが、私は色々やりました。
そんなにやるの⁈と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、私のやり方は、
1つのことをやり切る
という方法とは真逆です。
その時の自分に必要だと思ったことを、
その時に必要だと思った分だけやる
というスタンスでやってます。
なので、テキストも最後までやったのは、最初の薄いテキスト一冊だけです。
Youtube動画レッスンも、FB投稿も、全部やりたい時だけやって、飽きたり、何が身についた感じがしたら、次に行きます。
何故か?
テストがないからです!
私は自分が成長したかどうかでしか、英語の勉強の是非を判断しません。
なので、他の方が同じやり方でどんどん高いレベルにいこうと、もっと効率の良いやり方があろうと、関係ありません。
これは、
私が生涯使える能力を身につける勉強なので、他人の成長は関係ないのです。
だから、何をやってもいいし、どんな順番でやってもいいと思います。
(もちろん、私なりに英会話をするならこの順番だと効率よく話せる様になるという考え方はあります)
4、スピードが必要なら
私のやり方の場合、即効性はあまりありません。
なので、仕事や学生でどうしても短時間で一定の成果が必要な場合は、専門家に頼ることをオススメします。
英会話教室や大学教授など、もっと効率的にやる勉強方を知っている方はたくさんいます。
ただ、基礎工事の雑な家は倒壊しやすいことは覚えておいてください。
英語学習の基礎工事は、
英語を使ってどうなりたいのか?
英語で何をやりたいのか?
という意志や目的です。
とにかく仕事だから!
親に留学しろと言われたから!
では、後々ツラくなり、勉強をやめてしまいます。
なので、専門家に頼る前に必ず基礎工事は行なっていきましょう!
今日は以上になります!
Have a nice one!!
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