日本最後の寝台急行「はまなす」乗車記(2016.3.9~10)

画像1 今回は2016年の北海道新幹線の開業に合わせて廃止された急行「はまなす」に乗ってきた乗車記を紹介します!急行はまなすはJRグループにおける最後の定期運行の急行列車かつ客車を使った定期列車でした。そのためラストランの際には札幌駅・青森駅それぞれに多くのファンが集まっていました。※夜間の撮影のため写真の画質が粗めです。何卒ご了承ください。
画像2 スタートはJR札幌駅。現在、2030年度末開業予定の北海道新幹線札幌延伸に向けた工事が始まっており、新幹線ホームの建設の他に周辺の再開発も同時に進行されます。
画像3 札幌駅は函館~旭川間の函館本線の途中駅ですが、新千歳空港方面への千歳線や北海道医療大学方面の札沼線(学園都市線)への直通列車も運行されています。
画像4 発車掲示板には22:00発の「急行はまなす 青森行き」の文字が表示されていました。停車駅は新札幌・千歳・南千歳・苫小牧・東室蘭・伊達紋別・長万部・函館・青森でした。
画像5 ラストランまで10日余りでしたがすでにファンの撮影で反対側のホームに人がいました。
画像6 列車が入線してきました。DD51機関車に引かれながら14系(一部24系)客車が入ってきました。
画像7 最初で最後の夜行急行列車に乗車するということで、B寝台車に乗車することにしました。
画像8 当時のきっぷです。1か月前のAM10時にいわゆる「10時打ち」でゲットしたきっぷです。寝台券は現在でもサンライズエクスプレスでも購入することができますが、急行券は現在は臨時列車以外では購入することができません。B寝台料金は一律6,480円(現在は6,600円)です。
画像9 ブルートレインの「B寝台」は時代の流れ・時代の重みを感じます。
画像10 ブルートレインでは定番の2段式B寝台
画像11 私は下段を選択しました。
画像12 廊下には等間隔に折りたたみいす(壁から引っ張ると出てくる仕組み)があります。
画像13 走行中の車窓を見るときに役に立ちます。
画像14 はまなすのヘッドマーク。はまなすは北海道の花に指定されている。また現在は「はまなす編成」と呼ばれるJR北海道のキハ261系5000番台があり、車体がはまなすの色で塗装されています。(詳細はこちら:https://www.jrhokkaido.co.jp/train/261/index.html)
画像15 はまなすには座席もありました。こちらは自由席
画像16 車両端にはこのようにフリースペースもありました。
画像17 「のびのびカーペット」と呼ばれる車両は、現在のサンライズエクスプレスの「ノビノビ座席」のような寝るスペースのみを設えていました。
画像18 函館駅到着。時間調整のため1時間近く運転停車をします。
画像19 AM5時前、青函トンネルを走行中のはまなす。恐らく吉岡定点を通過時に撮影したものと思います。線路をよく見ると新幹線&在来線用の3本あるのが分かります(三線軌条)
画像20 6時過ぎ終点の青森駅に到着。青森ベイブリッジを背景に突端式ホームが並んでいる様子が青森駅の歴史の長さを実感します。(青函トンネル開業前まではここから青函連絡船乗り場までの歩道がありました)

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