昭和の大人が、「若者の意識」を酷く暗くした 〜未だに、TV・新聞を見ている世代への警告〜
「若者の意識」を調べてみました。
日本労働組合総連合会調査の資料を参考にします。
若者の「関心のある社会課題」は以下の結果です。
こうした若者の課題というのは、結論から言えば、昭和世代の作った社会の課題(結果)です。
それぞれの課題に対して、ひとことコメントしてみます。
【経済・社会】「医療・社会保障(年金問題含む)」
これは、国と医師会が、人の命・健康よりも金儲けに奔走した結果です。
【教育】「いじめ」
学校というより家庭の問題です。
子供の成長は、学校に押し付けるのではなく、家庭(親)に責任があるからです。
【人権】「自殺問題」
若者の自殺は、30年間経済を停滞させ、成長のない社会の歪みです。
【ジェンダー平等】「ジェンダーにもとづく差別」
日本人には、欧米とは違い、そもそも性差別はありません。
男女の関係には、一定割合で逆転することが当たり前の自然現象(確率)であるという認識が日本人にはあります。
【労働】「長時間労働(ワーク・ライフ・バランス)」
ブラック企業は、昭和世代経営者が作ったものです。
【健康】「高齢化問題(介護問題含む)」
100歳まで寿命が延びたのは、社会環境(衣食住)が整備されたからです。
年金問題、介護問題のつけは、若者に回っているという現実です。
【環境】「エネルギー資源(再生可能エネルギーの活用含む)」
エネルギー資源は、本来科学的視点では全く問題ではないが、それを利権のために社会問題化しているのは、新聞とテレビしか見ない無知な昭和世代です。
【平和】「戦争・紛争・テロ」
戦後70年間で、世界を不安定化したのは、侵略国家(欧米・中国など)の大国です。
そして、「原爆は(戦争でなく)殺人だ」との教育をして来なかった。
以上
こうして、若者の課題をひとつづつ考えてゆけば、令和・平成の若者の課題は、昭和世代の責任であることは明らかな事実です。
ここでいう昭和世代は、現在の60歳以上が主でしょう。
戦後の復興から世界第2位の経済大国にしたのは、戦前・戦中・戦後の世代です。
戦後の復興は、1945年から1990年までの35年間ぐらいでしょう。
その後(1990年以降)の社会は、敗戦の占領政策による、間違った教育により育った昭和世代(大人)により作り上げられたものです。
この世代が、大体60歳以上となります。
戦前・戦中の大人世代は、現在ほぼ生存してないのですから。
この世代は、猛省しなくてはいけません。
若者を批判する資格はないのではないか・・・。
今だに、テレビや新聞を見て、社会を理解していると考えている世代は、全くの時代錯誤者と言えます。
残念ながら、仕事の面では現役でない方が大多数です。
30年間日本を停滞させた責任を感じるならば、何らかの社会への貢献(変革)が必要と考えるべきでしょう。
100年生きるのですから、まだ手遅れとは言えません。
引退世代(一部現役世代)が出来ることはなんでしょうか、いくつか思いつくままに挙げます。
・選挙で将来をより良く変革できる政治家を選ぶ
・仕事を通して、過去を反省し社会改革を進める
・無駄に病院に行かない
・テレビや新聞を見ない
・インターネット(SNS)で学ぶ
・若者を批判する前に我が身を正す
・日本人として、若者の手本になる言動に心がける
・7万年かけて作り上げた、日本の素晴らしい文化や躾を伝承する
・介護にならないように、大手メディアや政府の情報以外から健康知識を学ぶ
・間違った占領下の教育を反省して、子供・孫たちに科学的歴史的事実を伝える
などでしょうか。
一言で言うと、この世代は社会を停滞させた責任があり、「(あらゆる分野の)勉強をやり直し、新しい知識を習得することが必要」です。
若者の夢やロマンが持てる、キラキラ社会を作れるかどうかは、実は60代世代以上のこれからの努力(反省)なのかも分かりません。
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