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昭和の大人が、「若者の意識」を酷く暗くした 〜未だに、TV・新聞を見ている世代への警告〜

「若者の意識」を調べてみました。

日本労働組合総連合会調査の資料を参考にします。

15歳~29歳の男女1,500名(全回答者)に、社会課題について質問しました。まず、全回答者(1,500名)に、関心のある社会課題があるか聞いたところ、「ある」は87.0%、「ない」は13.0%となりました。Z世代と呼ばれる若年層の社会課題に対する関心の高さが見て取れる結果となりました。

若者の「関心のある社会課題」は以下の結果です。

関心のある社会課題を分野ごとにみると、【経済・社会】では「医療・社会保障(年金問題含む)」(15.1%)、【教育】では「いじめ」(20.7%)、【人権】では「自殺問題」(16.7%)、【ジェンダー平等】では「ジェンダーにもとづく差別」(16.3%)、【労働】では「長時間労働(ワーク・ライフ・バランス)」(18.7%)、【健康】では「高齢化問題(介護問題含む)」(13.2%)、【環境】では「エネルギー資源(再生可能エネルギーの活用含む)」(7.3%)、【平和】では「戦争・紛争・テロ」(9.9%)がそれぞれ最も高くなりました。

引用

こうした若者の課題というのは、結論から言えば、昭和世代の作った社会の課題(結果)です。

それぞれの課題に対して、ひとことコメントしてみます。

【経済・社会】「医療・社会保障(年金問題含む)」

これは、国と医師会が、人の命・健康よりも金儲けに奔走した結果です。

【教育】「いじめ」

学校というより家庭の問題です。

子供の成長は、学校に押し付けるのではなく、家庭(親)に責任があるからです。

【人権】「自殺問題」

若者の自殺は、30年間経済を停滞させ、成長のない社会の歪みです。

【ジェンダー平等】「ジェンダーにもとづく差別」

日本人には、欧米とは違い、そもそも性差別はありません。

男女の関係には、一定割合で逆転することが当たり前の自然現象(確率)であるという認識が日本人にはあります。

【労働】「長時間労働(ワーク・ライフ・バランス)」

ブラック企業は、昭和世代経営者が作ったものです。

【健康】「高齢化問題(介護問題含む)」

100歳まで寿命が延びたのは、社会環境(衣食住)が整備されたからです。

年金問題、介護問題のつけは、若者に回っているという現実です。

【環境】「エネルギー資源(再生可能エネルギーの活用含む)」

エネルギー資源は、本来科学的視点では全く問題ではないが、それを利権のために社会問題化しているのは、新聞とテレビしか見ない無知な昭和世代です。

【平和】「戦争・紛争・テロ」

戦後70年間で、世界を不安定化したのは、侵略国家(欧米・中国など)の大国です。

そして、「原爆は(戦争でなく)殺人だ」との教育をして来なかった。

以上

こうして、若者の課題をひとつづつ考えてゆけば、令和・平成の若者の課題は、昭和世代の責任であることは明らかな事実です。

ここでいう昭和世代は、現在の60歳以上が主でしょう。

戦後の復興から世界第2位の経済大国にしたのは、戦前・戦中・戦後の世代です。

戦後の復興は、1945年から1990年までの35年間ぐらいでしょう。

その後(1990年以降)の社会は、敗戦の占領政策による、間違った教育により育った昭和世代(大人)により作り上げられたものです。

この世代が、大体60歳以上となります。

戦前・戦中の大人世代は、現在ほぼ生存してないのですから。

この世代は、猛省しなくてはいけません。

若者を批判する資格はないのではないか・・・。

今だに、テレビや新聞を見て、社会を理解していると考えている世代は、全くの時代錯誤者と言えます。

残念ながら、仕事の面では現役でない方が大多数です。

30年間日本を停滞させた責任を感じるならば、何らかの社会への貢献(変革)が必要と考えるべきでしょう。

100年生きるのですから、まだ手遅れとは言えません。

引退世代(一部現役世代)が出来ることはなんでしょうか、いくつか思いつくままに挙げます。

・選挙で将来をより良く変革できる政治家を選ぶ

・仕事を通して、過去を反省し社会改革を進める

・無駄に病院に行かない

・テレビや新聞を見ない

・インターネット(SNS)で学ぶ

・若者を批判する前に我が身を正す

・日本人として、若者の手本になる言動に心がける

・7万年かけて作り上げた、日本の素晴らしい文化や躾を伝承する

・介護にならないように、大手メディアや政府の情報以外から健康知識を学ぶ

・間違った占領下の教育を反省して、子供・孫たちに科学的歴史的事実を伝える

などでしょうか。

一言で言うと、この世代は社会を停滞させた責任があり、「(あらゆる分野の)勉強をやり直し、新しい知識を習得することが必要」です。

若者の夢やロマンが持てる、キラキラ社会を作れるかどうかは、実は60代世代以上のこれからの努力(反省)なのかも分かりません。

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