あつこ

大阪府出身。主にWebライターとをしています。情報を整理してわかりやすく伝える文章を書…

あつこ

大阪府出身。主にWebライターとをしています。情報を整理してわかりやすく伝える文章を書くのも楽しいけれど、たまには情緒的な水っぽい文章も書きたい!ここではエッセイを中心に執筆してみようと思います。よろしくお願いいたします。

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記事一覧

今、本を読むのに必要なのは「人の手」だ!タイパ時代の読書とは

「活字離れ」という言葉がメディアで踊り始めて早20年近く。相変わらず日本人の活字離れは止まらない。雑誌は次々廃刊になり、書店の数は10年前より約5,000店も減った。地…

あつこ
1か月前
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40代・出産経験なしの私がミレーナをいれるとどれだけ痛いのか

先日、ミレーナをいれてきました。 ここのところ、プレ更年期なのか生理不順がひどいこと、年齢的に妊娠するわけにはいかないことが理由です。 本当は体内に異物を入れる…

あつこ
1か月前
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終戦記念日に思うこと

西の地域は台風のことで、みんな大変。NHKも台風のことしかやっていない。 だからみんながお忘れでも仕方がないのだと思うのだけど、今日は終戦記念日だ。 昔はこの時期に…

あつこ
1年前
7

病気発覚

自分が持って生まれた病気のことを知ったのは中学1年生のときのこと。 学校で受けた側弯症の検査、心電図検査に連続で引っかかった。 クラスの中で私だけが何度も再検査に…

あつこ
2年前
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個性と言えなくもない病状

マルファン症候群は遺伝子に異常がある遺伝病。 すなわち生まれたときから、病気である。 遺伝子が悪さをするので、幼い頃からその成長過程において自然と病状は現れる。 …

あつこ
2年前
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健康と病気の間

「背が高いのね」 幼い頃から言われ慣れてきたこの言葉は、病気が発覚した12歳のときから背後にある意味が変わった。 私の身長が高いことは、私の性質であることに違いな…

あつこ
2年前
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今、本を読むのに必要なのは「人の手」だ!タイパ時代の読書とは

今、本を読むのに必要なのは「人の手」だ!タイパ時代の読書とは

「活字離れ」という言葉がメディアで踊り始めて早20年近く。相変わらず日本人の活字離れは止まらない。雑誌は次々廃刊になり、書店の数は10年前より約5,000店も減った。地域に書店が一つもない、いわゆる「無書店地域」は全国で26.2%に上る。
スマートフォンの普及、SNSやVOD(ビデオオンデマンド)の浸透などによって、いつでもどこでも楽しめる身近なエンターテインメントが溢れる今、余暇を過ごすのにあえ

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40代・出産経験なしの私がミレーナをいれるとどれだけ痛いのか

40代・出産経験なしの私がミレーナをいれるとどれだけ痛いのか

先日、ミレーナをいれてきました。
ここのところ、プレ更年期なのか生理不順がひどいこと、年齢的に妊娠するわけにはいかないことが理由です。

本当は体内に異物を入れるのは怖いし、ピルなどの飲み薬で対応することを望んでいました。

しかし、これまでピルを飲んでこなかった人が、40歳以降に飲み始めるのは血栓ができるリスクがあるそうで、やめておいたほうが良いとのこと。
他に方法がないため、仕方なくミレーナを

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終戦記念日に思うこと

終戦記念日に思うこと

西の地域は台風のことで、みんな大変。NHKも台風のことしかやっていない。
だからみんながお忘れでも仕方がないのだと思うのだけど、今日は終戦記念日だ。

昔はこの時期になると、テレビでたくさんやってた特番も、今ではほとんどやっていない。
NHKですら少なくなった。

戦争を体験した世代が減ったせいもあると思う。
「学ばなくては」「知らなくては」という姿勢の下の世代も減ったのかもしれない。

だけど、

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病気発覚

病気発覚

自分が持って生まれた病気のことを知ったのは中学1年生のときのこと。

学校で受けた側弯症の検査、心電図検査に連続で引っかかった。
クラスの中で私だけが何度も再検査に呼び出され、恥ずかしかったことを記憶している。
側弯であることは既に知っていたので驚かなかったが、心電図検査で再検査しても不整脈が出て、市内の専門病院を紹介されたときはさすがに少し驚いた。


母に付き添ってもらって一日がかりで検査し

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個性と言えなくもない病状

個性と言えなくもない病状

マルファン症候群は遺伝子に異常がある遺伝病。
すなわち生まれたときから、病気である。
遺伝子が悪さをするので、幼い頃からその成長過程において自然と病状は現れる。

今回は私がマルファン症候群であることが発覚する12歳頃までに現れた症状についてシェアしてみようと思う。

症状には個人差があるようなので、私に出た症状がすべてのマルファン症候群患者に出るわけではない。
逆に他の人には出ている症状でも私に

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健康と病気の間

健康と病気の間

「背が高いのね」

幼い頃から言われ慣れてきたこの言葉は、病気が発覚した12歳のときから背後にある意味が変わった。

私の身長が高いことは、私の性質であることに違いなく、私の遺伝子が携えている情報を忠実に具現化したものに違いないが、それは病である。

「背が高い」は遺伝ではなく、遺伝「病」によるものなのだ。

 私が持って生まれた「マルファン症候群」という病気は、生まれつき体中の組織の結合が弱いた

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