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0655に「今日の選択」という又吉さん出演の歌があります。


人生は、小さな選択の連続でできているというものを、ほっこりした歌で伝えています。この歌を通勤中に0655で聞いていて、ちょうどその歌が頭に浮かぶ瞬間がありました。

子育て世代の方々、子供と関わるお仕事をされている方々は、どのような感想をお持ちになるでしょうか。

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先日帰宅すると、息子(小4)が右腕を白い布でつるしてソファーにしょんぼり座っている姿がありました。

~あぁ骨折したのか~

どうやら兄弟げんかの末に転倒し、手をついたときに折れた様子。
ケンカをした兄はというと、同じくソファーできまり悪そうにしょんぼりしていました。

ここで父親としての選択がありました。
①すべてを共感し、痛みに寄り添う。
②共感はするが、楽観的な態度をとる。

私は、後者を選びました。痛かったね。大変だったね。でも、交通事故ではなく、命が大丈夫だったことに安堵したことを伝えました。

ただ、めそめそして、何もやろうとしない息子に厳しくいきました。
悲劇のヒロインになられては困るから。

夕飯は、右手が使えない状況。奥さんは、おにぎりを握ってくれました。
しかし息子、ラップにつつまれたおにぎりやおかずを前にして・・・
「どうやって食べたらいいの・・・。」
とめそめそ。

またしても父親としての小さな選択がきました。
①食べ方を教える
②食べさせてあげる
③自分でできることを探すように伝える

私は③を選びました。心が弱っている状況だと、未来を悲観的に描いてしまいます。できないこと探しが得意になってしまいます。
そこで、できることに目を向けるようにしました。
すると、ラップを片手でめくったり、スプーン片手に時間をかけておかずをすくったりと食べ始めました。
その後は、痛み止めの薬を一人で開けてごくごく。
トイレも、ダイジョブかな~と独り言を言いながら迷わずトイレでコンプリート。

最後には、できそうだねという一声で、宿題を左手で書いていました。
宿題が終わった後には、体を拭くだけにしようと思っていたシャワーも、入りました。

結果、できることをたくさん見つけて就寝しました。
白い布をぶら下げて寝ている息子を見ると、かわってあげたい、もっと甘えさせてあげたいという思いもありますが、できることに目を向けた子どもってすごいなぁと感じられる瞬間でもありました。

けんかした兄とは、一緒にふろに入りました。
「人を傷つけると、自分も傷つくんだね。だからこそ、自分のためにも相手のためにも、人を傷つけることはやってはいけないね。○○(兄)は、相手の痛みもわかったんだから、ちゃんと△△(弟)のことをよろしくね。」

と伝えました。がみがみ説教はしませんでした。

けがをした息子への接し方。けんかをした兄への接し方。
私の小さな選択は正しかったのだろうか。
答えがないからこそ最適解を求め続けたいと思います。

人生は選択の連続。その選択が今の自分、これからの自分を作る。

どうせなら、前向きな選択の連続で人生をHAPPYに!

息子の骨折が早く治りますように☆

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