ホリー

らしくないけど学校関係者です。

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    教育に関する雑感、関心のある記事です。

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避難所の運営側に苦情

 新年早々、大変なニュースが飛び込んできて心が痛みます。  某SNSで目にした投稿が気になって引用ポストしましたが、改めてこちらでも。    この現状が運営側に伝わればいいという主旨の投稿でした。運営の意識が変わらないと被害が大きくなると。  そもそも、「運営」は被災した人が協力してやるものです。  行政としても非常事態ですから、いろいろな課から寄せ集めた職員が避難所設置の対応をしているはずです。自分が被災していても休日出勤を要請されている方々です。投稿主は、その方々を「運

    • 例の修学旅行の話

       ルールを破った生徒への指導が妥当で効果的かどうか。学校の説明不足なのか単なるクレームなのか。  学校の指導に納得せず敵意剥き出しでクレームしてくる保護者が増えた肌感覚と同時に、そうなる要素を作り出す教員の多さも感じている。お互い敬意をもって子供のために何が大事か話し合うべきはずなのに、悪者を決めつけて攻撃する。信頼関係以前に相互に人として払うべき敬意が不足している。  修学旅行と言えば昔は寝ずの番。ルール違反は並べて夜通し正座とか平気であった。いつの頃からか、集団で行く意味

      • 自己評価が高い人

         ああ、なるほど!と感じた投稿。  褒めて育てるのも考えもの。

        • オンラインエドカフェ

          木村泰子先生と教育について語る。こんな対話を学校でもできるといいなと思います。

        避難所の運営側に苦情

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          教師主体から学習者主体へ

          生徒が主体的に学ぶことを支援する仕組みと方法を組織的に確立するためには、ファシリテーションやコーチングの視点が必要だということを最近特に感じます。 心理的安全性という意味では、職員室も危うい気がしていて、会議では結局オピニオンリーダー的な人や声の大きい人の発言だけが目立ち、他は黙ってしらけムード、という印象。 どうしたら教員集団の前向きな対話が増えるのか。生徒に主体的にと言っている我々が実践できていない現状に焦りを感じます。

          教師主体から学習者主体へ

          人への敬意を取り戻せ

          「人間への敬意を取り戻すべき」まさにこのことをずっと考えていた。 学び続ける教師であるべき我々が、生徒にレッテルを貼り、教師同士でもレッテルを貼り、そんなことで優位性を保とうとするなど愚の骨頂。 人間誰しもいいところ悪いところ、好き嫌いがあるのだから、どこに着目して接していくかが大切であって、ダメ出し一辺倒では何の学びもないのではないだろうか。 家庭でも、母親が父親の不平不満ばかりを子どもに毎日聞かせていたら、父親の権威は失墜し、居場所がなくなるのと同じ。 学校というシステ

          人への敬意を取り戻せ

          篠原信さんに共感

          篠原さんの言葉に共感することが多い今日この頃。 採用試験を受けるような若い人たちが口を揃えて「子どもに寄り添う教師でありたい」といった話をするのを聞いて、昔から強い違和感をもっていた。 寄り添うことを強調するあまり、それが目的なの?って聞きたくなるような場面に遭遇することも多いし、どういう意味で寄り添うって言葉を使っているのかよくわからないことも多い。 概念規定が曖昧だからなのか、都合よく使われて、思考停止を引き起こす言葉になってしまっている印象。 寄り添うを連発する人に限

          篠原信さんに共感

          教師のリフレクション

           緊張感のなさ、職員室のギスギスした空気。何かと言えば誰かへの不平不満。これじゃ病む人も出てくるよなと思い、職員集会で演説ぶってやった。  基本は授業、なんでもかんでも生徒のせいにしない、意見の相違は当然のことだから相手の立場で考えてみよう、そもそも誰のための教育か、我々がロールモデルになろう、我々がまずは振り返りの必要がある、対話を大事にしよう、などなど。  多くの先生から話を聞いて現状把握した上で、各方面への配慮もしつつの話したつもりだが、盛りだくさんだったので、もっと焦

          教師のリフレクション

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          つくばロックフェス2021

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          木村泰子先生と語るシリーズ

          職員室でもこんな風に対話ができたらいいなぁ。 https://www.youtube.com/watch?v=zbiHmNoVKDM

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          このままでは、メンタルを病む先生は確実に増える

          このままでは、メンタルを病む先生は確実に増える  こんな記事を読みました。 もともと教員は、弱音やSOSを発信しにくい傾向があります。子どもたちや保護者を前にして、「先生は~には自信ないんだよ」とはなかなか言えないですしね。職員室でも、お互いを「先生」と呼び合い、パソコンに向かって仕事をこなしている人も多いなか、悩みを打ち明けにくい学校もあります。学級経営や授業で悩みがあっても、「相談すると、能力がないと思われるのが怖い」、そんな意見もよく聴きます。また、教頭や養護教諭(

          このままでは、メンタルを病む先生は確実に増える

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          エドカフェ

          茨城県教育研修センターによる、木村泰子先生と語るシリーズが第7回まで公開されています。 ぜひご覧ください。

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          プロフェッショナル(学級通信シリーズ)

           2008年5月の記事です。  ーーーーーーーーーーーーー  あまりテレビは見ないのですが,たまたま見た「プロフェッショナル~仕事の流儀」でとても印象に残ったところがあったので紹介しておきます。  先月22日の放送は,ファクトリーマネージャーの吉田憲一さんでした。ファクトリーマネージャー?…まずそんな仕事があることすら恥ずかしながら知りませんでした。吉田さんは,アラスカオーシャン号という船で,魚を取りながらそれを加工する船全体を取り仕切る仕事をしています。1日に400~5

          プロフェッショナル(学級通信シリーズ)

          2008.1.8(学級通信シリーズ)

           もう昔話ですね。 ーーーーーーーーーーーーーーーー  年末に,15年前に担任した子と会う機会がありました。15年前に高校1年生だから,今年ちょうど30歳になります(もうそんな歳?!)。  中学時代から英語が好きで得意だった彼女は,高校入学後も英語だけは頑張っていましたが,他の教科には一切面白みを感じることができず,成績は下がる一方でした。一方的に展開される授業にもついていけず,高校を辞めようと何度も思ったそうです。  なんとか我慢しながら進路を決める時期になり,「英語を

          2008.1.8(学級通信シリーズ)

          2008.5.16(学級通信シリーズ)

           学校にはいろいろな業者の方が出入りしています。職員室によくみえるのは,修学旅行関係の旅行代理店の方や,教科書や副教材などをPRしにくる出版社の方,生命保険の勧誘の方などです。先日,営業に来ていた某出版社の方にちょっと質問してみました(若い女性だったので 笑)。すると,「営業職だけは避けたいと思っていました。」と話してくれました。就職活動をする際に,どうしても出版関係の仕事に就きたいと思ってたくさん受けたそうですが,残念ながら今の会社しか合格することができずに,今では嫌だと思

          2008.5.16(学級通信シリーズ)

          体調管理は自己管理!(学級通信シリーズ)

           2008年5月の記事です。 ーーーーーーーーーーーーーーーー  もう1ヶ月以上前から,担任の愛犬ゴン太は皮膚疾患で苦しんでいます。消毒液で洗ってあげたり,エサを変えてみたりしましたが一向に改善しません。病院にも連れて行きましたが,検査をすると特に何も異常は出てきません。可能性としては細菌感染やカビが疑わしいということで,薬をもらってしばらくの間飲ませています。なにしろ体重が50kg近くあるので,通院するのも一苦労です。  でもよく考えたら,かゆくなるちょっと前,犬小屋付

          体調管理は自己管理!(学級通信シリーズ)