篠原さんの言葉に共感することが多い今日この頃。
採用試験を受けるような若い人たちが口を揃えて「子どもに寄り添う教師でありたい」といった話をするのを聞いて、昔から強い違和感をもっていた。
寄り添うことを強調するあまり、それが目的なの?って聞きたくなるような場面に遭遇することも多いし、どういう意味で寄り添うって言葉を使っているのかよくわからないことも多い。
概念規定が曖昧だからなのか、都合よく使われて、思考停止を引き起こす言葉になってしまっている印象。
寄り添うを連発する人に限って、子どもをよく見ていない、自分に酔っている。相手のためを思ってしてあげているつもりになる危険があるので、私は出来るだけ使わないようにしているし、より具体的な言葉で示したいと思っている。