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準創造と世界のはじまり、決意。

トールキンが提唱している、「準創造」という言葉があります。
私の理解で簡単に言うと、この世を創ったのは神であり、物語を創ることは、その模倣「準創造」である、ということです。

準創造。宗教を持たないわたしでも、これこそが、求めることなんですよね。在野の作家で構わないんです。デビューとか、商業作家になりたいとか、あんまり思っていなくて、わかる人にわかってもらえたらそれでいいし、不特定多数に読まれたいという野望もそんなにない。

そんなにっていうのは、先日「おなかのおおきなおひめさま」を書いたときに見知らぬ人に評価される喜びの一端を、ほんの少し齧ってしまったから。それはじゅんわりと甘美なものでありました。

ううんー!まよう!とにかく書いて、書いて、完成させる。
まだほんの一端しか形になっていない。
いい時代です。個人で本にすることができます。

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