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【転機】転職と結婚。はじめから年収3,000万円なんかじゃなかったのよ?

出会った頃
夫は普通の日本企業に勤めていました。
年収も500万ぐらいだったかな。


私たちが付き合い出したのと
ほぼ同時期に、
夫が転職活動を開始したのです。

外資系企業に的を絞った夫は
外資への転職斡旋エージェントと契約していて、
いつも担当のロイドさんと
電話で話していましたが、
「Hi! Lloyd! ペラペラ ペラペ〜ラ」
と、流暢に英語でやり取りをする姿が
とても格好良く、素敵でした。

そんな夫の姿を見て、
元来人任せ体質な私は
「この人なら、日本がどうなっても
きちんと生き延びてくれそう。
この人に着いて行けば安泰だ。」
と、直感的に確信していました。


私が勝手に夫の生命力に期待している間にも
転職活動は日々進んで行き、
最終的に転職先は2件まで絞られました。

もちろんどちらも好待遇。

それまで
夫の転職活動について
私が口を挟むことは一切無かったのですが、
夫は何故か
最後の選択を私に相談してきてくれました。


A社からのオファー:
首都圏勤務、年収750万、その他諸々

B社からのオファー:
関西勤務、年収700万、その他諸々


夫から双方の提示条件や会社概要を聞き、
私が薦めた答えは「B社」。

B社は引越しも伴うし、
提示された年収も低い。

それでも、企業体制など色々な面で比べて
「B社が良い」と。

夫の生命力にせよ、
転職先にせよ、
私の勘は当たるんです。


私の答えを聞いた夫は
「B社にすると、引越さないといけないよ?
むぅ子、一緒に来てくれるの?
俺はむぅ子と離れたくないからA社に
しようかと思ってたんだけど。」と。

「いや、絶対B社が良いと思うから
B社にしよう。
いいよ、私も一緒に行ってあげる。」

当時
私自身400万円弱の年収があり、
その仕事を辞めるのは少し惜しかったけれど、
「大丈夫、この人が私を守ってくれるから」
と、根拠の無い確信がありました。

自分が仕事を辞める価値は
充分にあると判断し、
夫に着いて行くことに決めたのです。


こうして、
「転職するなら一緒に行く→結婚だよね。」と、
ロマンチックなムードも
サプライズも無く、
淡々と私達の結婚が決まりました。


〜大事なことなので何度も言いますが、
私の勘は本当に良く当たる!!

今やA社の業績はあまり良くないし、
転職後の夫の年収は鰻登りでした〜


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