キラキラネームの人は信用されにくい

キラキラネームの人は信用されにくい
ニュージーランドのビクトリア大学の研究

・研究の意図
この世のありとあらゆるものには名前があります
それらを評価する際、名前で判断することがしばしばあります
名前の違いによって、信用されるかどうか調べました

・研究の内容
世界18ヶ国のニュースやウェブサイトを使って、実際に使用されている生を集めた
集めた名前をランダムに組み合わせて、新しい名前を作成した
新しい名前の中から、発音が簡単な名前と難しい名前をピックアップした

学生に簡単な名前と難しい名前を見せて、親しみを感じるか、信用できるか、危険はないか、という項目であいての印象を評価してもらった

・結論
名前な簡単なほうが親しみを覚えて、信用できると感じて、危険はないと思われた
名前が簡単なだけで、相手からの印象がよくなることが判明した
逆に名前が難しいと、それぞれの項目のスコアは低くなる

先行研究でも、食品添加物の名前が簡単だと安全だと思うし、遊園地の乗り物も危険がないと思う
選挙でも名前が簡単な候補者が好まれ、法律事務所では名前が簡単な人が出世している
また、会社の社名が簡単なほうが業績がいいことも判明している

このような結果になるのは、脳の情報処理が関わっている
人の脳は何度も見聞きして、よく知っている情報を処理が簡単なため安全だと判断する
逆に、あまり知らない情報は簡単には処理ができないので、危険なものだと判断する

難しい名前を見ると脳が警戒してしまうので、信用されない、親しみを感じないなどの結果に繋がった

鈴木、佐藤、高橋、などの簡単な名前の人は信用されやすく
竈門、甘露寺、我妻、などの難しい名前の人は信用されるにに一苦労する

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参考文献
People with Easier to Pronounce Names Promote Truthiness of Claims
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0088671