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キャンプで不眠症が改善するかも!?

キャンプで不眠症が改善するかも!?

キャンプは自然の中でのんびりと過ごす最高のアクティビティです。
都会の喧騒を離れ、パチパチと燃える焚き火を眺めながらゆったりと過ごせば、日頃の疲れも吹き飛びます。
しかし、キャンプにはそれ以上の健康メリットがあるという研究結果がコロラド大学から報告されています。

・メラトニン分泌が早くなる!?

研究では、一週間のキャンプ体験をした参加者のメラトニン分泌時間が平均2.5時間早くなったことがわかりました。

メラトニンは睡眠を誘発するホルモンで、その分泌時間が前倒しになったことで、室内に生活することに比べて平均2.3時間も長く睡眠を取れたのです。

さらに、週末2日間のキャンプでも、参加者のメラトニン分泌は1.4時間早まりました。
一方、家で過ごした人は1時間遅れる結果となり、キャンプが睡眠リズムを整える効果があることが判明しました。

・理由は太陽の光?

キャンプ中は太陽光を浴びる機会が格段に増えます。
冬場は通常の13倍、夏場でも4倍の日光を浴びていたそうです。
日中の活動量も増えていたことから、太陽光と運動が相まって体内時計を自然なリズムに導いたものと考えられています。

研究者は「2日間でも概日リズムが69%シフトする」と述べています。
キャンプが不眠症改善に有効な可能性があり、日光浴びと運動で生活リズムを取り戻せると提言しています。

・アウトドアで健康的な睡眠

この研究結果を受けて、不眠に悩む人は週末キャンプを試してみるのも一案かもしれません。
難しければ日中の散歩で太陽光を浴びるなど、小さなアウトドア活動から始めてみてはいかがでしょうか。

野外で火を焚き、自然を感じながらゆったりと過ごす。
そんな原始的な生活スタイルが、現代人の睡眠の質を高める可能性を秘めているのです。

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