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音楽を聞きながら運動するとパフォーマンスがアップする

音楽を聞きながら運動するとパフォーマンスがアップする
エディンバラ大学の研究

音楽には様々なメリットがある
楽しい気分になったり、ストレスが解消したり、リラックスできたり様々だ
そんな音楽は運動にも影響を与える

ランニングをしながら音楽を聴く人も多いだろうが、それは理に敵っている

研究者は普段から音楽を聞きながら運動している18人を集めた
まず、認知テストを受けてもらい、精神的に疲れさせた
その後、運動が趣味の9人を、全力走とランニングを交互に行うインターバル走にチャレンジしてもらった
残りの9人は、普段からランニングをしていたので、5キロのタイム測定を行った

運動の際、参加者には音楽を聞きながら行う場合と、音楽がない場合の両方で行ってもらった
つまり、音楽の有無で運動能力が変化するのか調べた

分析の結果、音楽には運動能力をアップさせる効果が確認された

インターバル走を行ったグループでは、中程度の効果アップが確認された
音楽なし、平均496m(±112m)
音楽あり、平均564m(±127m)

5キロのマラソングループは
音楽なし、24.1分(±3.2分)
音楽あり、23.1分(±2.4分)
およそ、タイムが1分縮まっていた
単純計算で、1キロあたり12秒早いペースで走ったことになる

参加者が聞いていた音楽は、参加者自信が選んでいた
やる気の出る音楽を自ら選んでもらい、聞いていた
やる気の出る音楽は実際にやる気を出してくれていた

どうやら、音楽を聴くと精神的な疲労が軽減されるらしい
運動をして苦しくなるのは、何も肉体だけではない、精神的にもしんどい
精神的なしんどさを音楽が軽減してくれたことによって、長く強く運動ができるようになった

運動をする際はテンションが上がる曲を聞いていれば、普段に比べてたくさん運動したり、より効率的な運動ができるに違いない

ただ、実験の参加者が少なく、結果が偏った可能性があるのが気がかりだ
とはいえ、簡単に真似できるので、一度試してから判断しても遅くない
効果があれば続けて、効果がなければやめればいい

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参考文献
The effect of self-selected music on endurance running capacity and performance in a mentally fatigued state
https://www.jhse.ua.es/article/view/2022-v17-n4-self-selected-music-endurance-running-capacity-performance-mentally-fatigued-state

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