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<本と映画の答え合わせ(第16~20回)>「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」、「日の名残り」、「嵐が丘」、「スタンド・バイ・ミー」、「ソラリス」
(第16回)アンドロイドは電気羊の夢を見るか【本】 〇タイトル:アンドロイドは電気羊の夢を見るか 〇作者:フィリップ・K・ディック 〇感想: ・登場人物が多いうえ誰がアンドロイドで誰が人間かややこしい、また、本物そっくりの電気動物、逃亡したアンドロイドを廃棄する賞金稼ぎなどの前提条件について理解し、慣れるのに苦労する ・ただし、その世界観を理解すれば名声通りのSF作品であると思う ・主人公リックが派手な任務を遂行する(アンドロイドと闘う)一方で仕事における人間関係、あ
<本と映画の答え合わせ(第11~15回)>「グレート・ギャッツビー」、「変身」、「ガープの世界」、「悪童日記」、「すべての美しい馬」
(第11回)グレート・ギャッツビー【本】 〇タイトル:グレート・ギャッツビー 〇作者:スコット・フィッツジェラルド 〇感想: ・言い回し、例えが洗練されていて素敵。特に「寄せては返す波のように」の表現が印象に残った ・話の展開、内容に魅せられた一方で、一読しただけでは登場人物の関係、時代の流れがよく分からなかった ・ギャッツビーが他の女性に目を向ければよいだけの話。一方でデイジーにこだわり続けたギャツビーの生き方にも戦地に赴任していたという理由があることから、少し心
<本と映画の答え合わせ(第6~10回)>「ザリガニの鳴くところ」、「エデンの東」、「オリバーツイスト」、「老人と海」、「オリエント急行殺人事件」
(第6回)ザリガニの鳴くところ【本】 〇タイトル:ザリガニの鳴くところ 〇作者:ディーリア・オーエンズ 〇感想: ・600ページを超えるが展開が気になり、時間があれば読みたくなる。ページをめくる手が止まらない ・2つの時代(シーン)を混ぜて話が進む。複雑になりすぎず読みやすい ・読んでいる途中で真相が気になり、先に結末に目を通さないようにするかなりの努力が必要 ・法廷の場面では検察、弁護士の攻防そして陪審員の心情、心理の変化が読み取れ秀逸。いつの間にか自分も陪審員