おぐらさん@焼酎大好き

大分県別府市で働く男です。 九州に来てから焼酎にはまりました。 焼酎を中心にnoteを…

おぐらさん@焼酎大好き

大分県別府市で働く男です。 九州に来てから焼酎にはまりました。 焼酎を中心にnoteをお届けいたします。

最近の記事

杜來 とらい 純米酒 野うさぎ

24年5月11日 別府市 酒のコタニさんで購入 青森県弘前市 岩木山の麓で醸された一本 六花酒造さん(ろっかしゅぞう) 青森県産華吹雪を麹米 青森県産米を掛米として使用 60%精米 日本酒度は+1 すっきりとした甘さがあり、どちらかというと甘口 口に含んだ瞬間、米の甘さがひろがる 舌の上では、微かな苦味と爽やかな酸を感じる キレもある でも最後の最後に残る香りが少しいやだ 青森テロワールを掲げているから それが青森だと言われると確かにそうかもしれない 米、水のおいしさ

    • 日日醸造 日日山田錦

      24年3月 福岡市 住本酒販さんで購入 YouTubeで酒大将がおすすめしてたから購入 復活のエピソードはピンとこなかったけど 稲とアガベの方に酒造免許おりない現状からも、今一度蔵から離れると 再び酒造りに携わることって難しいと理解 水みたいという表現はきらいだけど、 米の芯?上澄みだけが残ったみたいに、 清流 というより 澄んだ池? 熊本白川水源のように、こんこんと湧いているけど 流れはみえず、ただ常に綺麗 みたいな 味わい 醸す場所、京都伏見をよく知らないことが残念

      • 産土 山田錦 二農醸

        24年3月 福岡市 住本酒販さんにて購入 四合瓶の形が、ワインみたいに首が細くて美しい ラベルのデザインもよき 花の香さんは知らなかったけど、知り合いの方は 花の香さんが作っているなら間違いないと太鼓判 細かい泡とすっきりとした甘さ、いつまでも口に含んでいたい味 同時期に飲んだ、日日山田錦と風の森秋津穂657の中間くらいの甘さ 13%?と低アルコールのためか、日本酒というより 米のシャンパーニュのようだった(結局お酒かも) 出会ったらまた飲みたい1本 感謝

        • 角右衛門 ピンクラベル

          24年5月3日 別府市 酒のコタニさんで購入 今年の角右衛門はおいしいとおすすめがあったので購入 後日談で、角右衛門は中口で甘すぎず、かといって辛口でもないらしい 秋田で、純米?の角右衛門は飲んだことがあったが、その時は辛口のイメージ もう忘れている 後味に秋田らしさを感じた。米のうまみとキレのよさ、その両立こそ秋田らしいと 勝手に呼んでいる 来年あったらまた飲みたいと思った ”雪国・秋田県湯沢市の厳寒の酒蔵で長期低温発酵されたもろみを、 搾りながら、槽場で直接瓶詰し

        杜來 とらい 純米酒 野うさぎ

          鍋島 純米吟醸 赤磐雄町米

          24年5月3日 別府市 酒のコタニさんで購入 いわく 鍋島の中では、香りが控えめ、かつ旨みがしっかりしている? 雄町米のボディと鍋島らしいフルーティさを兼ね備えた1本 いままで飲んだ生酒のなかでは、 こく?ぼでぃ?というか旨みが一番あり、生酒らしい軽さはなく驚いた 最初の鍋島がこれでよかったのか疑問ではある。 鍋島に期待しすぎた自分がいた 食中酒なのだろうと思う。 単体では、すこし角がたつ 以上

          鍋島 純米吟醸 赤磐雄町米

          のんだお酒メモ③

          日にち:2月16日 場所:山口県長門市 飲んだお酒:貴 純米80 濃醇辛口 蔵:永山本家酒造場(宇部市) カテゴリー:純米酒 精米歩合:80% 原料米:山田錦 一緒に食べたもの:ふくの唐揚げ 飲み方:冷酒 感想:キリッとした飲み口で、長門湯本の冷えた雰囲気を思わせる冬らしさを感じるお酒だった。精米歩合80%だと、米そのものの旨味とかいろんな味がありそうだけど、水のような透明感と後味のしっかりとした辛味があり、ふくの唐揚げとの相性よし。

          のんだお酒メモ②

          日にち:2月16日 場所:山口県長門市 飲んだお酒:原田 特別純米酒 西都の雫 カテゴリー:特別純米酒 精米歩合:60% 原料米:西都の雫 一緒に食べたもの:ふぐ刺し、冬の特別会席 飲み方:冷酒 感想:スーッとはいってきて、後味のキレがよいお酒でした。山口県の酒適合酒米の「西都の雫」を使用したもので、山口の食材を山口にゆかりある米で醸したお酒と一緒にいただくことができたことが良いと感じた一杯でした。

          のんだお酒メモ①

          日にち:2月16日 場所:山口県長門市 飲んだお酒:大嶺3粒 火入れ 山田錦 カテゴリー:純米酒 精米歩合:50% 原料米:山田錦100% 仕込水:弁天の湧水(山口県美祢市) 一緒に食べたもの:ふぐ刺し、冬の特別会席 感想:ジューシーさが舌を通り抜ける。純米酒?だが米のうまみというよりは、酵母が醸すフルーツの風味がスッと抜ける感じ

          第6講ー焼酎とウイスキー

          こんばんは 前回焼酎のつくり方を勉強したとき、麦焼酎はウイスキーと変わらないのではないかという疑問が湧いてきました。 同じ蒸留酒で、同じ原料を使うこの2つのお酒何が違うのでしょうか? その1 麹か麦芽か  焼酎の一次仕込みでは、麹菌を使ってデンプンを糖に分解させていました。このときウイスキーは、麦の芽にあたる部分に含まれている酵素を利用して糖化をおこないます。麹パワーか麦パワーかというところですね その2 蒸留回数  本格焼酎は単式蒸留を1回行いその後貯蔵へと進みます

          第6講ー焼酎とウイスキー

          第5講ー焼酎ができるまで

          こんばんは 焼酎の造る人に注目して、今回は焼酎を作る工程を勉強します。 「造る」ことには、 ・つくり方 ・つくる場所 ・つくる物 ・つくる人 ・つくる時期 の5つくらいに分類されると思います。 そのうち、つくり方に注目します。 参考霧島酒造さん(https://www.kirishima.co.jp/knowledge/technology/) 1.製麹(せいきく) 2.一次仕込み 3.二次仕込み 4.蒸留 5.貯蔵・熟成 6.必要に応じてブレンド 7.瓶詰め 以上の大ま

          第5講ー焼酎ができるまで

          閑な話ーそもそも

          こんばんは さて今日は、雑談です。とめどめなく、、、 このnoteを始めたのは、別府で麦焼酎に出会い、鹿児島で飲んだ芋焼酎が私の「焼酎」のイメージを刷新してくれ、私自身が焼酎っておもしろいと感じ、文字に残しておこうと思ったことがきっかけです。 この一連のnoteは、 「焼酎っておもしろい」 ということを伝えることを狙いにしています。 (途中で、別府とか個人の旅の日記が入ると思いますが) では、おもしろいと思った「焼酎」とは何かというと、 焼酎は人がつくり、うり、のむ、も

          第4講ー常圧蒸留と減圧蒸留

          こんばんは 今回は蒸留を圧力の観点から勉強します 焼酎は、原材料を酵母で醸した後、蒸留という工程を経て完成します。 「蒸留」という工程は、液体を気化させる過程で、液体ごとの沸点に差がある性質を利用して焼酎でいうとアルコールを精製することを目的に行います。 焼酎の蒸留の工程は大きく2つに分かれていて、 常圧蒸留:一気圧の条件下で液体を加熱して、精製する 減圧蒸留:気圧を下げた状態で加熱して、精製する この2つの違いは、アルコールが気化する温度です。 常圧蒸留(一気圧)では

          第4講ー常圧蒸留と減圧蒸留

          飲みたいお酒①

          焼酎に限らずお酒はいろんな種類があって、下戸な私にとって全てのお酒を飲むことができるのはいつになることやら。。。 酒屋さんでおすすめしていただいたけど買わなくて後悔している、でも次は飲みたい焼酎を備忘録として残します それは鹿児島県いちき串木野市にある田崎酒造さんが醸す、 CONTA(コンタ)です。 (田崎酒造さんのHPに紹介がなかったので画像は載せません。) 先日鹿児島の酒屋さんでこちらの焼酎の香りだけ楽しませていただいきました。 芋焼酎は普段米麹を使用するものが多い

          第3講ー単式蒸留と連続式蒸留

          こんにちは 今日散歩がてら近くの酒屋さんによったのですが、 大海酒造さんのapple-ranceが置いてありびっくり嬉しい気持ちになりました! 白麹かつ秋田の日本酒由来の酵母を使用して醸造したため「香り」が特徴のようです。飲んだことはないのでレビューはできないのですが、秋田に縁のある私にとっていつか必ず飲みたい焼酎です。 さて、話を蒸留の方法の違いに戻ります。 前回は醸造酒と蒸留酒の違いについて取り上げ、焼酎は蒸留酒に分類されると知りました。さらに蒸留の方法によって焼酎は

          第3講ー単式蒸留と連続式蒸留

          第2講ー醸造酒と蒸留酒

          焼酎よりもお酒の種類について興味が湧いてきたので脱線です お酒って、米・麦・葡萄などいろんな原料から作られていますが、 全てに共通するのは、「アルコール」が含まれているということ。 (厳密なアルコールの種類、化学式についてはつっこまない。。) タイトルの醸造酒と蒸留酒は、完成したアルコールをどのように処理したかで分類されるということらしい 醸造酒:原料を酵母によってアルコール発酵させて作られたもので、そのまま飲むもの 蒸留酒:醸造酒を加熱し、アルコールの純度を高めたもの

          第2講ー醸造酒と蒸留酒

          第1講ー焼酎との出会い

          20で成人してからは、ビールで大人の苦味を学び 日本酒で上品な大人風の飲み方を演じてみたり これまでのお酒の席に、「焼酎」が主役となることはありませんでした (ここまで私の経験) 就職を機に、九州は大分県別府市に住むこととなり、仕事柄お酒を提供することもあって大分県で「麦焼酎」と初対面。 紹介するときには、 「大分といえば麦焼酎」 「麦は芋よりもすっきり、さわやか」 なんてとってつけたような、うわべだけの知識を披露し てんで麦焼酎について知らない状態でした おすすめを聞か

          第1講ー焼酎との出会い