ダーリンのいない夜ひとりで過ごす時間が長すぎるー新婚生活2年目29歳女
今夜からダーリンが不在の夜が始まった。減り続ける貯金通帳がくるしくなって、新しいパートタイムの仕事をするようにぎゃんぎゃん言っていたのは私だったけど、2016年3月に東京で同棲を始めてからほぼ3年、仕事から帰れば夕飯を作って待っていつでも話せる男がいたわけなのだった。
甘やかされて仕事に熱中していたので、――正確には仕事に伴うあれこれの悪口だけど――昨年夏前には疲れ果てて辞めてしまった。これは、いいこともあったし、悪いこともそれなりにあった。
それから自分は自分で新しい働き口で糊口をしのいではいて、ようやく身銭がついてきたという実感がある。しかし、まあ、かっつかっつの日常にはともすれば、一日に4時間~6時間労働のダーリンについ目が行ってしまうので、パートタイムを増やすようにわめきたてた夜はつい2か月前か。(この話はまた別の時にするとしよう)
不眠気味というか、営業ウーマン時代のクセが抜けないで夜寝付けないときに、「どうしたのお」といいながらダーリンは、布団を敷いてくれたし、読み聞かせをしてくれたし、ぽんぽんと体を叩いてくれたわけだ。翌朝起きるのはダーリンのほうが3時間も早いんだけど。
ほんとうによそのひとには聞かせられない。ほんとうにこっぱずかしい自立ができていない女だ。前提として確認している。
あんまりにもつらくて、切ないので、普段は絶対に見ない『なんでも鑑定団』なんてテレビを垂れ流してしまった。普段なんかゴロゴロしているだけなのにストレッチを入念にしている。ああ。そして、noteに思いのたけまで書いてしまった。
ある程度、こう身もだえすることが分かったので、7月8月以降は、自分も夜は夜でパソコンの仕事をはじめることが決まってはいる。それでも、本格化するのはもう少し先で、少なくとも2,3週間はダーリンがいない夜が続く。
だから、noteもしばらく続く。