見出し画像

#28 neo acoustic pavilion podcast/ネオアコパビリオン ポッドキャスト 2023.3.23  🔔思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト 堤田浩士さん 音楽活動編🔔2/4四谷ドクターヘッド開催DJイベント『インディポップナイトvol.4』出演者インタビュー🔔今週のブルレコメンド SKYTONE/Heat Wave

第28回 neo acoustic pavilion/ネオアコパビリオン ポッドキャストをお聴きいただいた皆様ありがとうございます。これからお聴きいただける皆さま、宜しくお願い致します<(_ _)>

第28回放送内容
🔔思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト 堤田浩士さん
🔔2/4四谷ドクターヘッド開催DJイベント『インディポップナイトvol.4』出演者インタビュー
🔔今週のブルレコメンド SKYTONE/Heat Wave

世の中には2種類の音楽が存在します。
ネオアコとネオアコでないもの。
そんな日常に寄り添うネオアコの世界を一緒に触れてみませんか。

2/4四谷ドクターヘッド開催DJイベント『インディポップナイトvol.4』出演者インタビュー

INDIE POP NIGHT Vol.4
KUROGOME

本日の選曲のポイントを教えてください。
今日は1セット目は無名なのを含めて80年90年代のギターポップ、ヘロヘロ、キラキラをかけ倒しました。日本のも含めてKUNG-FU GIRL、LADY FLASH
おすすめの曲を1曲教えてください。
International Rescue (Rescue) - Yeah!
この曲は非常に思い入れがあり、レスキューに名前が変わってからの初来日を名古屋で見たりして92年くらい?1年か2年くらい?最高だったんですけど、お客さんがすっげえ少なくて、けど最高です。

MATSURIDAIKO

本日の選曲のポイントを教えてください。
切ないガールズボーカルのギターポップをかけたかった、かけました。
おすすめの曲を1曲教えてください。
The PopgunsWaiting for the Winter

KAPI

本日の選曲のポイントを教えてください。
ギターポップと言いつつも、サイケとかニューウェーブとか色々混ぜた楽しい選曲を心がけました。
おすすめの曲を1曲教えてください。
Eternal - Sleep

コーゲ・ヤマト

本日の選曲のポイントを教えてください。
僕の大好きなC86系の、その中でも特にB級なものを選んでみました。
なるべくあえておしゃれとか爽やかに振らないような。
おすすめの曲を1曲教えてください。
The BACHELOR PAD - Life Is Hell

UEDA

本日の選曲のポイントを教えてください。
今日は全部カバー曲で最初はあげました。
おすすめの曲を1曲教えてください。
The Tubs - Crystal Ball(Felt)

思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト 堤田浩士さん 音楽活動編

堤田浩士さん(元Johnny Dee、The Korova Milk Bar、The Palm Songwriters、Johnny Johnny、現東京ディビジョン)

(テキーラ)先週に引き続き堤田浩士さんをお迎えしています。堤田さん本日もよろしくお願いいたします。

(堤田さん)はい、ネオロマ!ネオロマンティックの番組じゃありませんでしたっけ?間違いました、ネオパピですね。

(中村)本日はディスクブルーベリーの中村が音楽活動について質問させていただきます。まず、堤田さんの音楽家としての活動を時系列で教えていただけますか。

(堤田さん)音楽家っていう感じでもないんですけども、大学1年生の時に、初めてバンドをやってその時にSex Pistolsのカバー、あとPILなんかをやっていましたね。その後旬なやつをやりたくなって、いわゆるUKnew waveですよね、Bauhausとかカバーやってました。そのバンド名がPuppetsっていうバンドになります。ちょっとゴスっぽい感じでしたね。

(中村)ライブもされてたんですか?

(堤田さん)ライブもやってましたね。劇団のライブハウスでやりましたね。ペイントしましたね。その後は、The Korova Milk Barですね。The Korova Milk Barでカセットを50本作って売りましたね。それがいわゆるネオアコサウンドですね。当時ネオアコって言葉なかったんで、まだ作られてなかった。The SmithsとかAztec Cameraとか好きだったんで、あとThe Jesus and Mary Chainとか好きだったんですよね、それでそれっぽいバンドって日本にいないよね、ということで、じゃあやろうかということでやってたんです。

(中村)バンド名はどうしてThe Korova Milk Barにしたんですか。

(堤田さん)これは、映画『時計じかけのオレンジ』からとりました。その中にコロバミルクバーっていうバーが出てくるんです。あとはEcho & the BunnymenがKorovaレーベル、それも引っ掛けて。

(中村)それは堤田さんが決めたんですか?

(堤田さん)そうですね。実はその時同名のバンドがUKにいたんですね。あとで気づいて、ネオサイケなバンドでしたね。なのでそれと差別化するためにTheをつけたり。

(中村)そのあとが言わずと知れたJohnny Dee。アルバム1枚、シングル1枚。当時。近年ブルーベリーから1枚リリース。

(堤田さん)その後the palm songwritersっていうグループ。KOGAから7inchを出したんですけど。そのあとJohnny Johnny。

(中村)Johnny Deeについて質問します。The Smithsのモリッシー、マーのような曲作りの役割分担みたいなの決まってやってたんですか?

(堤田さん)そうですね。曲自体はギター下田、鶴田の方で作って、ボーカルのメロディ、歌詞を僕が作るというのを基本的にやっていましたね。

(中村)英語にはこだわってたんですか?

(堤田さん)そうですね、当時は日本語で歌うっていうよりも英語で洋楽のの旬なサウンドを作っていくっていうのが主流だったんで。

(中村)The Korova Milk Barについて質問します。オリジナルの曲に加えカバーを当時よくやってたそうなんですけど、レパートリーをいくつか教えていただけますか。

(堤田さん)まず、The Velvet Undergroundは結構やりましたね。Sister Rayとかライブでやった覚えがあるな。あとThe SmithsはWilliam, It Was Really NothingとかThis Charming Man、Girlfriend in a coma、とかやった覚えがある。であとはEcho & the Bunnymen、The Killing Moonとかやりましたね。セッション的な感じでCan。Nineteen Century Man。Lloyd ColeのPerfect Skin、Feltなんかもやりましたね。My face is on fire。

The Korova Milk Bar時代

(中村)今現行で継続してるバンド、アーティストでネオアコバンド。ネオアコだって言えるアーティストはいますかね?

(堤田さん)アーティストはいっぱいいると思いますね。例えば、ブルーベリーのレーベルはほぼほぼネオアコのグループですよね。h-shallowsのBlue Sail。ブルーベリーからカセット出したでしょ。あれがナンバーワン、あれはもう本当超ネオアコですよね、オリジナリティがやっぱりありますよね。

(中村)今後の予定などありましたら。

(堤田さん)ひとつは、東京ディビジョンの次の展開があるというのと、the palm songwritersでまたちょっとだしたいな。あとは元Johnny Deeの下田ともやりたいなぁと思っています。

Johnny Johnny/Still I Always

堤田さんの俺アコ 

よく思いつかないんですよね考えたんですけど、なのでUKの80sでいわゆるネオアコって言われてるバンド、Aztec CameraThe Bluebells、FRIENDS AGAINThe Lotus Eatersとかいろいろありますけどもそれ全部ですね。やっぱり選べないですよね。ただ、もしネオアコのアルバムを1枚無人島持っていくとしたらThe Pale FountainsのPacific Street。The Pale Fountainsをネオアコって言うんであればその辺が自分の好きな最も好きなネオアコのナンバーになるんじゃないかなって思いますね。

The Smithsはネオアコだとおもいますか?

広義的に言うとネオアコっていう人もいると思います。でも狭義的に見ると、前回説明した社会構成主義の概念でいくとThe Smithsはネオアコではないですね。狭義的に話すると、例えばPanicって曲ありますよね。あれネオアコですか?Sheila Take A Bowは?サウンドじたいはグリッターサウンドでしょ。ネオアコには結びつかない。やっぱり、The Smithsってネオアコにくくれない。それぐらい大きいバンドなので狭義的に考えるとThe Smithsはネオアコじゃないんじゃないのかなって思うけども、それをいやいや自分はネオアコと感じるよと言うんであればそれはネオアコである。実際ね、ジョニー・マーが言ってたんですよ。当時同じレーベルメイトでAztec Cameraが
Obliviousとかそういったものがラジオでヘビローテされてると、それにやっぱり触発されたと、それでThis Charming Manを作ったと言ってるんですよね。だから関係はあるんですよ。意識はしたんです。当然その時はネオアコって言葉ないけど、あれはもう日本で作った造語なんで、そういった意味では近い。もっと言うとThe Smithsに影響を受けたインディーのバンドがたくさんいるわけですよUKに、そういうバンド、そういうグループ、そういうサウンドを奏でてるグループをネオアコっていうのは間違ってないと思う。

いいものもある、悪いものもある。


まあそうですね、いろいろね意見とかね、考え方とかあると思うんだけどもやっぱりネオアコもね、いいものもあるし、悪いものもある。

俺だってね、ひろしさんね、ニューオーリンズでThe La's見たんだよ。

やっぱ全然違うんだよね。僕なんてね、POSTCARDのね、スコットランドのね、グラスゴーのあれね一番から全部コンプリートで持ってましたよ。でね、Orange JuiceのFALLING AND LAUGHINGね、ファーストシングル、POSTCARDのフレキシ付きこれも持ってた。売ったけどね。売ったけどでもね、それでいいものもある、悪いものもあるんだよね。そう思わない?

僕なんかねネオアコのレコードショップ。

いやいや違う違う、そうじゃなくてね。自分なんてね、Rough Tradeのね、日本版の7インチシングルね。これね001番はね。The CabsのNag Nag Nagなんだけど、これずっと全部一番から全部持ってたんだよね。まぁ、売っちゃったけどね。それでいいものもあるし、悪いものもあるんだよ。

僕もトラキャンとフジロックでご一緒させていただいたんですけど。

いやそれは違うよ。違うって違う違う。あのね、僕なんてね、HIT PARADEのね、7インチ全部持ってましたよ。あとね、sarah知ってる?sarahみんな知ってるよね今ね。The Sea UrchinsのPristine Christineからね全部持ってましたよ。それでいいものもある、悪いものもある。まぁ、全部売ったけどね。

まぁ、結局、 いいものもある、悪いものもある。


今週のブルレコメンド SKYTONE/Heat Wave

SKYTONE

蕩けるような極上のメロディー、ベッドルームに広がるシンセポップはどこまでもネオアコの香り!カナダのオタワをベースに活動するロドニーとダリアス兄弟ユニット

Skytone は、オタワ出身のカナダ人デュオで、ロドニーと ダリアスのドドリジ兄弟で構成されています。彼らのサウンドは一般的にジャングル、インディー ポップと見なされており、ロドニーとダリウスがアルバムのすべての楽器を歌ったり演奏したりしています。レコーディングとミキシングはホーム スタジオで行われ、アルバムはロドニーによってプロデュースされます。

アルバム制作秘話:『Adrift』はタイの様々な場所でレコーディングされました。あるセッション中、バンドはバンコクのコンドミニアムの屋上で録音しました。ダリウスがトラックのレコーディングを終えた後、セッションはすぐに中止されなければなりませんでした。ラップトップがほとんど溶けるほどの暑さでした。他の録音は、サフィリのタウンハウスで行われました。ロドニーは、自分のギターを録音したときだけ、ヤモリがラップトップの上を走っているのを見たことを覚えています。

アルバムはトゥアン ウア レンと呼ばれるビーチで 91 ホンダ アコードでミックスされ、カナダのペタワワにあるコテージで最終的なレコーディングとマスタリングが行われました。

堤田浩士さんinfo

・東京ディビジョンの次のバンドの展開がありそうなんで。
・4月22日に下北沢のKOGA MILK BARでニュー・ウェイヴナイト開催。
DJ
英国音楽の小出さん
ヴィーナス・ペーターの石田さん
クラブヘブンのsomaさん
ウエダさん
メリメさん。


次回のDJイベントinfo 2023.3.25

neo acoustic pavilion vol.26
2023.3.25 sat 高円寺ディスクブルーベリー
17:00〜
charge free

Guest DJ's
キモトケイスケ(コルチャック)
Patch(Fool Around)

DJ's...
tequila kubota
kimura tin tin duffy(the laundries / diogenes club)
なっかむ(*blue-very label*/disques blue-very)

neo acoustic pavilion vol.26

neo acoustic pavilion podcast(ネオアコパビリオン ポッドキャスト)
2022年9月15日  配信スタート!!
パーソナリティーはtequila kubota(テキーラ久保田)、kimura tin tin duffyこと木村 (the laundries / diogenes club) 、nakamu-lab こと中村(*blue-very label*/disques blue-very)が努めさせていただきます。
ネオアコにまつわる音楽、映画、雑誌、イベントなど、時にゲストを交えながらお話しします。
毎週木曜日 20時30分~ 是非お聴きください(^^♪


Twitterメッセージはこちら↓

@neoacopavilion

協賛は、DISQUES BLUE-VERY


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?