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#24 neo acoustic pavilion podcast/ネオアコパビリオン ポッドキャスト 2023.2.23  🔔思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト 小林しのさん 音楽活動編🔔今週のブルレコメンド Snow Sheep/Another October

第24回 neo acoustic pavilion/ネオアコパビリオン ポッドキャストをお聴きいただいた皆様ありがとうございます。これからお聴きいただける皆さま、宜しくお願い致します<(_ _)>

第24回放送内容
🔔思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト 小林しのさん 音楽活動編
🔔今週のブルレコメンド Snow Sheep/Another October

世の中には2種類の音楽が存在します。
ネオアコとネオアコでないもの。
そんな日常に寄り添うネオアコの世界を一緒に触れてみませんか。

始まりました。2月23日木曜日、天皇誕生日、第24回ネオアコパビリオンポットキャスト。ようやくですがネオアコパビリオン公式twitterのアカウントを作りました!
@neoacopavilion
今までのように#ネオパビ で、メッセージをお待ちしていますが、さらにたくさんの方々と交流を図りたいと思い、新コーナーを作りました。

題して、”あなたのネオアコエピソードをお聞かせください”。

ブックオフのお売りください、風にしてみました。お送りいただいたお話を番組内でご紹介させていただければありがたいな思うんですけれども。例えば渋谷でトラキャンを見かけて声をかけたよ、とか。アズテックカメラ話で盛り上がって私たち付き合いましたとか、もうなんでもいいんですけどね。お話を聞かせていただければと思いますので。
応募方法は、”あなたのネオアコエピソードをお聞かせください”コーナー応募。ペンネームとお話を、ツイッター@ネオアパビリオンのDMにお送りければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
ちなみに、お二人のネオアコエピソードをちょっと聞かせていただければと思うんですけど、
中村さんは何かありますか
特になないっすね。
そうですね。グリーンアップルで見たランドリーズがネックレス投げたのはちょっと衝撃を受けたっていう。あれはずっと未だにまだ忘れられないね。

テキーラ
ネオアコエピソードじゃないけど、映画監督ジム・ジャームッシュ。20何年前かな、ダンバイローとかやってる時で、ジム・ジャームッシュが多分日本にいたんだよね。電車乗ったら目の前にジム・ジャームッシュが銀座線に。そのまんまの髪の毛真っ白で、黒のスーツで、背もおっきくて、リーゼント、圧倒されました。
木村
僕もいっぱいあるけどもね、じゃ1つ、やっぱりあれですかね。大好きなトラキャンに会ったというか、フジロックフェスに一緒に帯同させてもらって。

フランシス・リーダー&木村 孝之

そんな小話をいただければありがたいので、ご応募お待ちしております!

思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト 小林しのさん 音楽活動編

(テキーラ)先週に引き続き、小林しのさんをお迎えしてます。しのさん、本日もよろしくお願いいたしますね。

(しのさん)ネオパビ。よろしくお願いします。

(中村)本日は、ディスクブルーベリー中村が音楽活動について質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

(しのさん)よろしくお願いします。

(中村)音楽家としての活動を時系列で教えてください。

(しのさん)1番最初は、Harmony Hatch(ハーモニーハッチ)っていうバンドを始めたのが最初の音楽のはじめで、それでSnow Sheep(スノーシープ)とかを一緒にたまにやっていて、でHarmony Hatchを始めたのは多分1999年8年か9年くらいの時で2004年3年か4年ぐらいに多分解散っていうかやめまして。そのあと、ソロは2005年くらいからソロ活動を始めて、途中ちょっと休んだりしながら今に至る感じです。

Harmony Hatch時代

(中村)Harmony Hatchについてなんですけど、コアレコード[Coa Records]のレーベル契約する前にリリースとかもしてたんですか。活動っていうか。

(しのさん)何も、自主でカセットテープを作って、下北沢のハイラインレコードとか渋谷のマキシマムジョイなどに置いていただいて、それをコアレコードの方が買ってくださったみたいで、ライブに見に来てくださって、それでCD出しませんか?って、CD出してもらいました。

(中村)ハイライン懐かしいですね。下北にお店があった時、1分ぐらいで行けるとこにうちの店もあったんで。あんまりみんな知らないですよね。
知られてなくて、ほとんどの人来てないんすけど、タライさんは来ていただいて、階段上がって2階だったんで、知る人ぞ知る、一応看板は出てたんですけどね、あんまりみんな近寄らなかった。

(しのさん)でもこれだけ長く続けられてる。すごいです

(中村)ソロ活動へのきっかけやスタンスはどういう感じでやられたんですかね。

(しのさん)ソロは、Harmony Hatchの後半に作ってた曲をレコーディングとかできなくて、発表できなかったので、他のメンバーが色々就職活動とかいろんな事情でできなくなってしまったので、やりたいなって思って、あのま続けたのとあと、ハーモニアチの時は英語で歌詞を書いてたんですけど、ソロになってから日本語にしてみようと思いまして、今は、どっちもこだわりなく、曲に合う感じで作ってるんですけど、始めた時はハッチとの差別化っていう、日本語で歌詞を書くのも好きだったので。

(中村)結構ブランクありましたよね。曲とかは作ってはいたんですか?

(しのさん)休んでた時は本当に全く何してなかったです。

(中村)お絵描きとか?

(しのさん)何も、仕事しかしてない。もう生きるのに必死で。

(中村)イラストレーターでもありますけど、その辺の経緯は?

(しのさん)snsで絵を描いて、ちょこっとたまにアップしてたら、東京の三鷹にある点滴堂さんっていうお店でたまに絵を展示していただいてるんですけど、店主さんが、点滴堂さん好きで、よく行っていてたので、出してみませんかって言ってくださって、それでちょっと時々絵を描いているだけで、全然イラストレータなんて恐れ多い。

(中村)きっかけはあったんですね。でも、幼少期にお絵描きするのは好きで。

(しのさん)そうですね。描くのははすごい好きで。

(中村)似顔絵とかは描かれるんですか?

(しのさん)似顔上はあんまりかいたことないです。あでも、中村さんと詩集とだした、中村さんの詩に絵を書かせていただいて、ブルーベリーレー
ベルさんから詩集出していただいたんですけど、そのん中に中村さんをイメージした絵をに2枚ぐらい描くました。

(中村)美化して。あー、素敵な感じだなと思って現物みてがっかりするっていう。

(木村)ちょっとその話から音楽の話になってしまうんですけれども、しのさんの歌って唯一無二なところはあると思いますけれども、歌とか影響を受けてたりとかはい、真似してたりとか、なんかイメージしてるものっていうのはあるんでしょうか。

(しのさん)なんかすごく真似とかではないと思うんですが、いろんな方から多分自然に影響受けてると思うんですけど、多分、私がボーカルを聞いてすごい素敵だなって思ったのが、嶺川 貴子さん。今も好きで、好きだったんですけど、ウィスパーでもなく、歌い上げるでもなくて、すっごく一生懸命歌ってるのに、圧が強すぎず、ウィスパーすぎず、でも癖があって、すごい好きだったんですね。独特な歌い方が素敵だなと思って、憧れました。

(木村)そうだったんですね。初めて聞きました。

(しのさん)初めて言った気がします。そうですね、でもいろんなところから自然に影響受けてるとは思うんですけど。

(木村)歌ってる時とか、何かイメージして歌ったりとかってしてますか?何か気を付けてるとか。

(しのさん)そうですね、なんか私わりとなんでもそうなんですけど、自分で聞いて嫌な要素、マイナスの要素を次から気を付けてやめようってするのはあります。良いところを伸ばすっていうより、自分にとって悪いところをなくすように。例えば息継ぎ、歌詞の途中で息継ぎをしてしまって、とかは気をつけてたりとか、なるべくなるべくやめようとか、あと、自分ではすごい気持ちよくなりすぎて歌ってたつもりなんですけど、録音聞いたらすごい酔いすぎて、圧が強すぎたかなとか。そういうのとかをなるべく考えてます。

(木村)本当に難しいですよね。テンションってどこに持っていくか。

(しのさん)そうなんです。その方がいいっていう方もいらっしゃいますし。

(木村)なかなか客観視できないですよね。客観視しすぎて歌うとつまんなかったりするし。自分自身がつまんなかったり。

(しのさん)木村さんの歌い方、すごい感情込めて歌ってるけれども、すごい熱苦しすぎなくて、でもいつも伝わってきて、すごい好きなんです。

(木村)やっぱりライブのテンションは常に迷いますよね。バンドが盛り上がってるパターンもあるから、そこに合わせるのか、合わせないのかっていうのもあると思うし。

(しのさん)ランドリーズさんのライブで、何回か隣で歌ったとき、なんかすごい熱が、湯気が立ちそうな熱気を。

(木村)それ遠山君の!

(しのさん)お2人、皆さんから感じました。

人生のアルバム10枚を教えてください。

(しのさん)あんまりそういうの考えたことがなくて、今現在と過去の自分に、なくてはならなかったのが同じ人のとかもいっぱい被っちゃうんですけど。
①The Beatles 通称『ホワイト・アルバム』

②The Beatles『Abbey Road』

③Elliott Smith『Either/Or』

④Elliott Smith『Figure 8』

⑤Elliott Smith『Elliott Smith』

エリオットスミスは、音楽っていうよりも、もうお墓に一緒に行きたいぐらいの心のお守り。

⑥The Virgin Suicides サウンドトラック

⑦嶺川 貴子『Chat Chat』

18歳19歳の時に毎日聞いてたで、すごい特別なアルバム。

⑧The Seashells『Looking After Your Flowers』

これもすごい特別にずっと聞いてた時期があったので。

⑨Dylan Mondegreen『The World Spins On』

2,3年前から結構本当に今でもよく聞いてて。

⑩De Kooning 『Form A Ring』

日本のインディーズのバンドで、スレテオラブとかいろいろんな要素があるバンドなんです。

(中村)今後の予定と今年の目標をお聞かせいただけますか。

(しのさん)とりあえずワンマンライブを無事終わらせ、snowsheepがこれから出していただくのと、キャラウェイのシマダさんとザシノティーズっていうユニットと、前ネアコパビリオンに出られてたチェルシーテラスのまゆみさんとスイスカメラのおりえさんと一緒にLilly chilly blue starsっていうのもやってるんですけど、別ユニットの方で音源をいくつか今年出す予定があります。たまたまゆっくり全部やっていたのがようやくできたっていう。

(中村)楽しみですね。

(テキーラ)まだまだお話を伺いたいと思いますが、ここで1曲聞かせていただけますか、タイトルコール、お願いします。

(しのさん)こちらは中村さんの詩に曲をつけた「spend a little time with you」という曲です。お聴きください。

"虚ろげな日々の断片" ~ Recueil de poèmes extrêmement privé ~[blue-very label] book+CD

私のネオアコ曲【ワタアコ】を教えてください

Aztec Camera - The Boy Wonders

(テキーラ)なんで選んだんですか?

(しのさん)ネオアコっていう言葉を、米国国音楽とかで知って、アズテック・カメラにたどり着いた時に、ハイランドハードレインのアルバムを聴いたときに、なんだ!これは、すごい、素晴らしい、大好きって思って聴いてたんですけど、この曲が本当好きで、ギターもボーカルもメロディもすごい好きで、自分の中でネオアコっていうと、ぱっと思い浮かぶ曲でした。

最後に質問をさせてください。The Smithsはネオアコだと思いますか?

(しのさん)ネオアコじゃない。中村さんは?

(中村)リアルタイムで聴いていたんで、ネオアコって言葉がまだ当時まだなかったと思うんで、その時にニューウェーブのバンドっていうくくりで聴いていたんで、その後にネオアコが出てきて、僕の中ではニューウェーブっていうイメージが強かったんで、それでネオアコとは呼ばないと。でも、ネオアコはこのバンドに影響を与えてる人たちっていうことは間違いないとは思ってるんで。その前先駆け的な部分に近いのかな。やっぱりそそれより言ったら、やっぱ、アズテック・カメラとか方が、おっしゃってた通り、純粋にネオアコですよね。もう、頭の先から足の先までロディフレームは。

(木村)しのさんはネオアコじゃないと思う?

(しのさん)いや。私は判断できるほど詳しくないんですけど、ただスミスの自分のイメージが、モリッシーさんのメッセージ性とか、ミートイズマーダーの動物好きで、こんなメッセージをすごい徹底したライフスタイル食生活、すごいなと思って。ジャンルというよりも精神性が。。自分の中には陰りがあって、キラキラしていてみたいな。音楽のジャンルで言うとそういう感じなんですけど、またちょっと違う。うまく言えないんですけど。

(木村)しのさんの中ではモリッシー色が強い?

(しのさん)マーさんのギターもすごい。

(木村)やっぱりそこもポイントというか、モリッシーが好きな人とジョニーマーが好きな人。ジョニーマーが好きだと考え方が違うっていうところも分かれるところかもしれないですよね。

Stereolabはネオアコですか?

(しのさん)ネオアコじゃない。
(中村)ノーコメント。
(木村)ノーコメント。
(テキーラ)ネオアコじゃない。


今週のブルレコメンド Snow Sheep/Another October

男女ツインボーカルによるソフティケイト・アコースティック・ポップ!!スノー・シープはThe Bookmarcs,the Sweet Onions近藤健太郎、the Sweet Onions高口大輔、元Harmony Hatch 現シンガソングライター小林しのによるスリー・ピース・バンド。

2000年に空気公団などを輩出したCoa RecordsよりHarmony Hatchの特典音源(カセットテープ)でデビュー。以降コンピやライブに時折参加していたものの、正規単独リリースとしては今回が何と初!!

新曲を含む全8曲入りアルバムで、Snow Sheep自らが作詞,作曲,編曲,ミックスを拘り抜いて行った。マスタリングはSmall Garden小園兼一郎が担当。表紙を含め全ての写真はフォトクリエーターdavis k.clain。デザインはfumika arasawaが担当。

CDながら7インチサイズのアウター・スリーヴに凹加工も入れとことん拘りました。ライナーノーツは当初からの活動をよく知るtarai(hdht)が詳細に解説したライナーノーツ。小林しのによる英歌詞対訳インサートとイラスト・シールがポケットに装入されます。

それぞれ活動の傍らスローペースで進行した雪の結晶は、ネオ・アコースティック~ボサ・ノヴァを軸に初春へと雪解けを誘います。

※また本品は2/26(日)小林しのワンマンライブ@下北沢mona recordsで先行販売致します。ご予約お支払いいただき当日イベントでの受渡しも可能です。


小林しのさんからのお知らせ

2/26(日)12:00下北沢mona recordsにて「2月のフィリアパーティー 小林しのワンマンライブ」開催します。フルバンド、アコースティック、ゲストの皆様をお迎えして3部構成でやる予定です。ご予約は下記サイトかDMで承ります。ほぼ着席ライブです。よろしくお願い致します

次回のDJイベントinfo 2023.3.25

neo acoustic pavilion vol.26
2023.3.25 sat 高円寺ディスクブルーベリー
17:00〜
charge free

Guest DJ's
キモトケイスケ(コルチャック)
Patch(Fool Around)

Mini Live
キモトケイスケ(コルチャック)

DJ's...
tequila kubota
kimura tin tin duffy(the laundries / diogenes club)
なっかむ(*blue-very label*/disques blue-very)

neo acoustic pavilion vol.26

neo acoustic pavilion podcast(ネオアコパビリオン ポッドキャスト)
2022年9月15日  配信スタート!!
パーソナリティーはtequila kubota(テキーラ久保田)、kimura tin tin duffyこと木村 (the laundries / diogenes club) 、nakamu-lab こと中村(*blue-very label*/disques blue-very)が努めさせていただきます。
ネオアコにまつわる音楽、映画、雑誌、イベントなど、時にゲストを交えながらお話しします。
毎週木曜日 20時30分~ 是非お聴きください(^^♪

Twitterメッセージはこちら↓

@neoacopavilion

協賛は、DISQUES BLUE-VERY


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