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#63 neo acoustic pavilion podcast/ネオアコパビリオン ポッドキャスト 2023.11.23🔔ネオアコA to Z(V~Z)コーゲさん、ykさん🔔今週のブルレコメンド「Sloppy Joe / weekend」

第63回 neo acoustic pavilion/ネオアコパビリオン ポッドキャストをお聴きいただいた皆様ありがとうございます。これからお聴きいただける皆さま、宜しくお願い致します<(_ _)>


第63回放送内容
🔔ネオアコA to Z(V~Z)コーゲさん、ykさん
🔔今週のブルレコメンド「Sloppy Joe / weekend」

世の中には2種類の音楽が存在します。
ネオアコとネオアコでないものに、そんな日常に寄り添うネオアコの世界を一緒に触れてみませんか?

ネオアコA to Z(V~Z)コーゲさん、ykさん

独断と偏見で、Aから順にネオアコアーティスを埋めて行こう、というコーナーです。監修、制作は、コーゲさんとykさん。お二人をいれて5人の多数決で決めました。

【V】Vic Godard

Vic Godard
70年代から活動しているパンク系アーティスト。商業的な成功を収めることはなかったが、アズテック・カメラやオレンジ・ジュースといったネオアコ第1世代のバンドが こぞってフェイバリットに挙げている重要人物である。
ネオアコの原点とも言えるヘロヘロなボーカルや「アンチ・ロックンロール」精神。そして82年頃にはジャズ・スウィングを取り入れた楽曲を披露し、いわゆるジャジーネオアコの先駆けとなるなど、そのひねくれたポップセンスが多くのアーティストに影響を与えていたことが見て取れる。
バンドセットとしては「ヴィック・ゴダード&ザ・サブウェイ・セクト」の名前で活動。解散後、ヴィック・ゴダード以外のメンバーはジョー・ボクサーズというバンドを結成し、ヒットを飛ばした。

The Vermont Sugar House
マンチェスターのバンド、The Desert Wolvesメンバーを含むネオアコバンド。哀愁感溢れる曲調とThe Smithsのモリッシーのようなジェントルボイスが特徴。

【W】The Wee Cherubs

Weekend
元ヤング・マーブル・ジャイアンツのアリソン・スタットンが結成したスリーピースバンド。ボーカルとして起用されていただけの過去を払拭するように、作詞作曲にアリソン自身がしっかりと関われるバンドを目指した。
YMGの頃と変わらない素朴な声質のまま、サウンドにはジャズの要素を取り入れるなど、より高度に発展した音楽性が魅力。
結局は3枚のシングルと1枚のスタジオアルバム、ライブアルバムを残し解散してしまったが、それらの作品はどれもジャジーネオアコの代表格として高く評価されている。

The Waving Tree
ギリシャの名ネオアコバンド、Fantastic SomethingのVeis兄弟の片割れ、Alexによるプロジェクト。優しいメロディーで構成されたシンセサウンドに包み込まれます。

William Pears
フランスのネオアコ/ギターポップバンド。歌詞は基本的に英語で歌っています。清涼系爽やかサウンドがたまりません。

Wooden Tops, Wee Cherubs

【X】XTC

XTC
アンディー・パートリッジ率いるサイケ・ポップバンド。オールディーズのロック・ポップスから影響を受けた音楽性にサイケデリックのエッセンスを加えることで、独自のサウンドを確立した。
そのひねくれたポップセンスは数多くのオルタナティブ・ミュージックに影響を与えている。

【Y】Young Marble Giants

Young Marble Giants
初期ラフトレードを支えたポストパンクバンドの一つ。フィリップとスチュアートのモクサム兄弟と、フィリップのガールフレンド アリソン・スタットンの3人により結成された。
無機質なリズムボックスのビートに乗るアリソンの素朴なボーカルが、唯一無二の世界観を形成している。1980年には1stアルバム「Colossal Youth」をリリース。名実共に、ポストパンクとネオアコ・ギターポップを繋ぐ架け橋のような名盤であった。
しかしバンドはメンバーの軋轢により長続きはせず、一瞬にして解散してしまう。
その後マクサム兄弟は「ザ・ジスト」を、アリソンは「ウィークエンド」をそれぞれ結成し、活動を続けていく。

Youth Valley

【Z】Zamyr

Zounds
ラフトレード所属のパンクバンド。ラフトレードのオムニバスシリーズ「クリア・カット」の第5弾に、「More Trouble Coming Every Day」という曲が収録されたことで知られる。この曲はパワーポップとしてネオアコファンにも人気。

Zamyr
中米はニカラグア出身の新人アーティストZamyr。今年2月に配信リリースしたデビューアルバム"Golden Days"を*blue-very label*のブランチ企画*よりフィジカル・リリース。現在17歳でバリバリ在学中、好きが高じ数曲のシングルをデジタル配信し、待望の7曲入りのアルバムをリリース。

バント形態ではないので全てを自身で作り上げたソロプロジェクト。南米はニカラグアといえば自然豊かな国で、彼曰く家から海が直ぐだとか。そんなロケーションから紡ぎ出されたサウンドは前述通り楽園の中にサウダージを感じさせ、その感傷的な部分と若さ故の溌溂とした初期衝動感が同居するような感触。学業の合間とはいえ今後の活動にも大いに期待したい。


今週のブルレコメンド「Sloppy Joe / weekend」

Sloppy Joe

[member]
Hitoshi Oka (Guitar, Vocal)
Riichiro Sato (Guitar)
Hisashi Iwabuchi (Bass)
Ryuji Kimura (Drums)
Tomoko Kunimi (Trumpet)

東京を拠点に海外フェスへの出演等、現在もワールドワイドな活動を続けるジャパニーズ・ネオアコ・バンド、Sloppy Joe。 2006年ミニ・アルバム『Trying To Be Funny』、前作2012年1stフル・アルバム『With Kisses Four』に続く、2020年には待望の2ndフル・アルバム『Waiting For The Night Begins』がFastcut Recordsよりリリース!

80s ネオアコやインディー・ポップ直系のソングライティング&アレンジの楽曲を、巧みな演奏陣と艶やかでどこか哀愁を感じさせるヴォーカルが彩るネオアコ・サウンドという軸はそのままに、前作まではサポートだったトランペットの新メンバーが加入し、楽曲強度とクオリティも格段に上がった本作。

煌めき溢れたイントロのギターやトランペットの音色が胸を締め付ける珠玉のネオアコ・チューンにしてリード・トラックのA1「Lonely Tonight」、2013年に7"シングルとしてリリースされた人気曲B1「Once And For All」、哀愁漂うアダルトなムードのタイトル・トラックB3「Waiting For The Night Begins」など全11曲を収録した、インディー・ポップ~ネオアコ史に残る新たな名盤が誕生しました。
B4「I’m a Little Concerned About You」は、テナーサックスで三橋俊哉 (WACK WACK RYTHM BAND)がサポート。

ミックス (一部楽曲を除く)とマスタリングを、佐藤清喜 (microstar)が担当。
アートワークはイラストレーターの服部あさ美による描き下ろし作品を使用、デザインはYuma Horiuchi (möscow çlub, SUPER VHS)が担当。

■収録曲:
A1. Lonely Tonight
A2. In The Box
A3. My Turn
A4. Over The Candle Holder
A5. That Day
A6. Growing Pains
B1. Once And For All
B2. Different Ways
B3. Waiting For The Night Begins
B4. I’m a Little Concerned About You
B5. Nervous Smile


次回のDJイベントinfo 2023.12.17

neo acoustic pavilion vol.34
2023.12.17 sun 鎌倉ディスクブルーベリー
14:00〜 charge free

Guest DJ's
中村 大
milky pop.※お菓子の販売あり
 
mini live
中村 大

DJ's...
tequila kubota
kimura tin tin duffy(the laundries / diogenes club)
なっかむ(*blue-very label*/disques blue-very)

ディスクブルーベリー
〒248-0014. 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜3-1-9-3F
JR鎌倉駅西口を出て江ノ島電鉄 和田塚駅方面へ徒歩9分です。 また江ノ島電鉄を乗車した際は和田塚駅から徒歩1分です。 1Fが和田塚薬局でその上の3Fです。


neo acoustic pavilion podcast(ネオアコパビリオン ポッドキャスト)
2022年9月15日  配信スタート!!
パーソナリティーはtequila kubota(テキーラ久保田)、kimura tin tin duffyこと木村 (the laundries / diogenes club) 、nakamu-lab こと中村(*blue-very label*/disques blue-very)が努めさせていただきます。
ネオアコにまつわる音楽、映画、雑誌、イベントなど、時にゲストを交えながらお話しします。
毎週木曜日 20時30分~ 是非お聴きください(^^♪


Twitterメッセージはこちら↓

@neoacopavilion

協賛は、DISQUES BLUE-VERY


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