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一人一人が観光名所になる時代。

突然ですが、今日はわたくしが美容師だった頃の話をしようと思います。

あ、「美容師だった」は話を盛りすぎました。

使えないサロンスタッフだった頃の話、です。スイマセン。


***


美容師って、観光名所みたいなんですよね。

まあ美容師に限らず人気商売はそうだとおもうんですけど。


サロンのお客さんって、もちろん髪の毛のメンテナンスをしたりヘアケア商品を買ったり、そういった目的でいらっしゃると思うんですけど、

指名で来てくれるかたの場合、スタイリストやスタッフと会うのをすごく楽しみにしてくださる “ファン” であることが多いんですよね。

これはわたしだけかも知れないんですけど、会うのが楽しみな美容師さんがいるときはサロンのある街そのものがちょっと好きになる。

渋谷、青山、麹町(麹町?)、そして那覇(那覇??)。


わたしが在籍していたのは銀座の、よりによってトイレも行けないご飯も食べられないくらいに大変忙しいサロンでした。

当時わたしはだいぶ使えないわりに指名してくれるかただけは異常に多かったので、スタイリストにはすげー怒られてましたけどお客さんにはいつも本当に元気もらってました。

サロンワークは基本地獄だったけど(ブラックすぎ&怒られすぎて)、それでもお客さんと過ごす時間は本当に幸せなものでした。


わたしすなおって名前なんですけど(知ってた?)、お客さんが間違って「えがおちゃん」って覚えてくれてたらしく、

それを聞いた先輩が「あんたいっつも笑ってるからだよ」って珍しく褒めて(?)くれたのが今でもなんか忘れられなくて、たまーに思い出してほっこりする。


美容師時代… ただただ辛かったってしか思えなくてここまで触れずに来たんですけど、

このあいだ新規で行った先でたまたま担当してくれた美容師さんが “わたしがやりたかったお客さんとの関係づくり” をそのまま体現されているようなめちゃくちゃ優しいかたで、

それで、あーなんか美容師も悪いことばっかりじゃなかったなーって少しずついい記憶のほうを思い出してきたんですよね。


美容師の頃って、ただただお客さんを幸せにしたかった。

お客さんたちもきっとわたしのことが好きだったけど(自分で言った)、それ以上にわたしは一人一人のお客さんのことが大好きだったんだよね。

技術も体力も追いつかなくてやめちゃったけどさ。

ああ、大切な気持ちを思い出しちゃった。まいったな。。



なんかそんなこと考えてたら、昨日の「人類にモテたい」に引き続き、あーわたし観光地になりたいって思った。美容師の頃みたいに。

神様、わたし観光名所になりたいです!


(以前しれっと書いたこちらの記事で「通いたい美容室見つけたい」みたいなこと書いて、想像以上に素敵な美容師さんに巡り会えてしまったので、たぶん書けば叶うTwitter神社と一緒でnoteも書けば叶う神社なのでしょう◎)

(ということで、この場を借りて神様にお願いをさせてもらいまぁす。)

美容師のように、誰かにとっての「話すと目がハートになっちゃう人」になりたいなあって思うし、

このSunao_HSPというアカウントだって、願わくは誰かにとっての特別な場所に育ってくれたらいいなって思う。



でも、ちょっと待って。。

これはたぶんわたしだけの可能性の種ではないと思うんだよね。


(スイマセン、ここからが本題になります。前置きNAGEEEEEEEeeee)


今って一人一人がコンテンツを持つ時代。

ということは、

みんなが観光名所になれる時代だ!


一人一人が誰かにとっての特別な発信者になれるし、一人一人が誰かにとっての “目がハートになっちゃう相手” になれる。

(少なくともわたくしはみなさんの記事にスキ❤をつけるときには目がハートになっちゃっておりますよ。)

(不運にもわたしにフォローされてしまっているかたは、わたくしをフォロワーと思わないでください。わたしはあなたのファンです)


今この記事を読んでくださっているかたは、まぎれもなく誰かにとっての特別な観光名所になる可能性を秘めていらっしゃるかた。

すでに人気者のご自覚のあるかたもいらっしゃることと思います。


今見てくださっているみなさまそれぞれが、今どのような状況であっても、ご自分のなかのきらきらを惜しみなく表現されて誰かにとっての観光名所としてますます輝かれますようにと願いを込めまして、本日の記事はおしまいとさせていただきます。

前置きが9割でどうもスイマセンでした。

お付き合いありがとうございましたあ。



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