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父ちゃんより1日多く生きるのが目標

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マガジン

  • 私のTOEIC勉強法 285点からのスコアアップ

最近の記事

TOEIC勉強再開、はじめの一冊はこれ

帰ってきたよおおお、そして決意表明! TOEICの記事を書いておきながらその後全く更新できておらずすみません。。 その後も細々と勉強は続けていたのですが、ここ1年くらいは転職やその他いろいろあり勉強はしていませんでした。 がしかし、ここにきてまたTOEICのスコアが必要となってしまったので、2024年からまたやります! 今テストを受ければおそらく前回の記事に書いたように300前後のスコアと思われますwww ええ、これから這い上がって取り急ぎ過去の最高スコア660を超えてい

    • 父ちゃんのいない世界

      恐れていた日がついにきてしまった。 それも突然に。 「奈落の底」というものがこの世に存在し、それがどんな場所なのか私ははじめて知ることとなる。 世界で1番大好きな父ちゃんが亡くなった。 訃報を聞いた時、はじめ何を言っているのかわからなかった。 在宅で仕事中だった私は暢気に昼食は何を食べようかと考えていた。叔母から着信があり通話ボタンを押すと開口一番、お父さんが亡くなったと告げられた。 どこの誰のお父さんの話?と切迫した叔母の様子に反し私は受話器越しにキョトンとしてしまっ

      • 父ちゃんより1日多く生きるのが目標

        ここ最近、ジャンボ宝くじをひっそり買っている。 1等が当たったら父ちゃんに半分あげる。 仲のいい友人には 「お父さんそんな大金もらっても喜ばないんじゃない?」って言われる。 友人は父ちゃんに会ったことはないけど、 それはなかなか核心をついている。 父ちゃんはものをあまり買わない人だ。 使えるものは古くなってもずっと大切に使うし、 家具など作れるものは自分で作る。 人からの貰いものや私が捨てようとしていたものを拾ってきては 物に息を吹き込んでいる。 野菜や米も作

        • いつか「夫婦」になる日まで

          前妻と夫が寝ていたダブルベッドで寝ている。 いきなりなんの告白だ、と思われるかもしれない。 ちなみにそういう性癖がある、という話ではないのですが。 ベッドだけではない。 私は夫が前の結婚生活の際に購入した家に身一つですっぽりと納まった。 正確には服や本など身の回りのものは持ってきたけれど 所有していた家電や家具などはすべて処分した。 こういうときって、他の人はどうしているのかな。 聞いてみたいけどなかなか聞きづらい質問でもある。 前の配偶者との結婚生活で使用してい

        TOEIC勉強再開、はじめの一冊はこれ

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        • 私のTOEIC勉強法 285点からのスコアアップ
          2本

        記事

          スクールカースト下の下だった私がちやほやされるようになっても

          スクールカーストなるものの下の下だった私は 菅田将暉の歌う「まちがいさがし」のまちがいの方ですらなかったと思う。 中学生になった頃から少しずつ太り始め、高校生の頃はまん丸だった。 加えて性格は根暗で非社交性100%! ごくごく親しい人にしか心開かず、またかなり重度の中二病を患っていた。 太宰や芥川を愛読し、死に憧れていた。 内向的ですごくとんがってて、振り返ると恥ずかしさで地球の裏側まで穴掘るか、死にたい気持ちしか湧いてこない。 うん、自分だってその頃の私とは友達に

          スクールカースト下の下だった私がちやほやされるようになっても

          死にたい夜に読めばいい

          爪切男さんの「死にたい夜にかぎって」を読んだ。 SNSやネットで評判が良かったのでずっと気になっていた作品だ。 ドラマ化もされている。 幼い頃母に捨てられ、愛を求め愛に翻弄される主人公が 幾人かの女性と出会い、そしてアスカという最愛の女性と結ばれ、最高にエキサイティングで無駄な6年間を綴ったお話である。 なんだこれは!! ページを捲る手を思わず止めてしまうほど、しょっぱなから大暴走だ、飛ばしている。 冒頭、いきなり6年間生活を共にした最愛の女に振られ、 学生時代

          死にたい夜に読めばいい

          春馬くんのこと

          三浦春馬さんのあまりに突然すぎる訃報に一瞬、 同姓同名の三浦春馬さんが亡くなったのだと思った。 何かの間違いでは?とネットのニュースを慌ててクリックしたあと スマホの画面の文字を何度も何度も繰り返し読んだ。 何も言葉が出てこなかった。 あの大きな衝撃の日から一週間が過ぎ 悲しみはより深く、より鮮明に私の胸を貫いている。 昔からの熱烈なファンというわけではない。 どちらかと言えば、整いすぎた端正な顔立ちがすこし苦手だった。 好きなるには美しすぎる。 でも、彼の魅力

          春馬くんのこと

          285点からのスタート、TOEICにハマると思わなかった女子の学習記録

          TOEIC初受験、285点!!!!TOEIC、なにそれ美味しいの? TOEICやTOEFLというテストがあることは知っていた。 本屋さんに行けば教材もたくさん売られていた。 でも英語を苦手とする自分には、一生縁のないものだとずっと思っていた。 そんな私がたまたま無職の時に 「就活にも使えそうだし、実力試しにTOEICでも受けてみっかー!」 と1人盛り上がり受験申し込みをしたのが10年前くらいか。 高得点出たら資格のところに書けるじゃん! そんな軽い気持ちで。 TOE

          285点からのスタート、TOEICにハマると思わなかった女子の学習記録

          「来週までにゼクシィ買ってきて」私からのプロポーズ

          プロポーズの言葉はなんでしたか? そう聞かれると困る。 特に夫からはなかった。 うーん、強いて言えば私からかな? 私には結婚願望がなかった。 適齢期と呼ばれる頃にお付き合いしていた人はいるが、結婚の話が出ても それとなくはぐらかしていた。 自分が結婚するイメージが持てなくて。 両親が不仲だった、とか 父親の愛人が家に乗り込んできた、とか そういったことはない。 ただ、女性は結婚すると苦労が増える気がした。 子育てにしても親戚付き合いにしても女性の負担多くない?? 仕

          「来週までにゼクシィ買ってきて」私からのプロポーズ

          終わって抜け殻、キナリ杯 noteは私の本棚

          燃え尽きました...キナリ杯 ええ、抜け殻です。 なんでだ、私が主催したわけでもないのに、笑 キナリ杯とは。 そう、あの応募数が4,000件を超えたという作家岸田奈美さん主催、 おもしろい文章コンテスト。 昨日受賞作品が続々と発表されましたが、なんだか朝からそわそわ落ち着かず、誰よりも早くその作品を読むことに闘志を燃やしておりました。 (そこ競うとこちゃうw) 多才で多彩な作品が選ばれていて、楽しかった。 一人で盛り上がった。 こんなおもしろい文章が書けるなんてと称賛

          終わって抜け殻、キナリ杯 noteは私の本棚

          さよなら、ピクピク

          今日も私は俯き加減 私を悩ませるもの。 数年来の付き合いである「それ」とは実は何度か対峙してきた。 浮気ばかり繰り返すダメ男と「今度こそ別れる!」という強い意志に似た意気込みを持って。 でもダメ男よりもタチの悪い「それ」はいつまでも私を離してはくれず、一体化し私を支配しようとさえしていた。 もう終わりにしたいよ 少しずつ、いつからか私は人と話すとき俯くようになっていた。 視線をやや下に逸らして。 時に表情を隠すため眼鏡をかけ、マスクを着けた。 街を歩くとき、会議中、お気に

          さよなら、ピクピク

          不器用父ちゃん

          父ちゃんは家族に優しい言葉をかけたり 誰かの誕生日にケーキを買って帰ったり 子どもたちのテストの点数を褒めたり そういう気の利くタイプの人ではなかった。 私にだけじゃなく、兄や妹に対してもそうだったし 母に対してさえもそうだった。 だからと言って暴力的とか冷たいとかそういうわけでは決してなかったが。 表面的なことしか見えていなかった私は友達のお父さんと比べたりして そんなに私たちは可愛がられてないんだな、 父ちゃんは仕事が大切で家族のことにはそれほど興味もな

          不器用父ちゃん

          お父さんみたいな人と結婚したい

          そんなことは1ミリも思ったことがない。 小学生の頃、同級生の女の子が 「結婚するならお父さんみたいな人がいい」 と言っているのを聞いて、この子の父ちゃんはよっぽどかっこいいんやろうなあ、と羨ましく思っていた。 今でこそ父ちゃんを尊敬し、父ちゃんを大切にすることが私の人生の 第一ミッションだけれど、そう思い始めたのは本当に30歳近くなってから。 父ちゃんの靴下とパンツと一緒に洗濯しないで、と思っていたし 父ちゃんの後の風呂には入らないと思っていた。 でも、気づけ

          お父さんみたいな人と結婚したい

          親がいつか死ぬということ

          人はいつか必ず死ぬ。 当たり前のことをずっと忘れていたと思う。 身近な人が亡くなるという経験がそれまでになかったから。 10年前父ちゃんから「初期のがんが見つかり手術する」という連絡を もらった時、はじめて父ちゃんが死ぬかもしれないと怖くなった。 何も返せないまま父ちゃんを死なせるわけにはいかない。 感謝の気持ちも伝えてない。 これまで借りたお金も返してない。 そんなこと絶対に許さない。 許さないもなにもこれまでなにもしてこなかった自分が悪いのだけど その

          親がいつか死ぬということ

          我輩は親不孝者である

          振り返れば親不孝ばかりしてきた。 一生のお願いと2、3度と親にお金を借り、 23歳で上京し、28歳くらいまで実家に一度も帰らなかった。 借りたお金は返していない。(小声) 久しぶりに空港に迎えにきてくれた父は数年ぶりに会う私の顔がわからなかった。 これからは父ちゃんにできる限りの孝行をしたい。 懺悔とささやかな感謝の気持ちをここに記していく。

          我輩は親不孝者である