見出し画像

【エッセイ】七月堂さん、ハロー!お久しぶりです!

こんにちは。長尾早苗です。

先日、七月堂さんに久しぶりに伺いました!


お天気も良く。

この日は縁起がいい日で、一粒万倍日と天赦日と春分の日が重なって……。わたしも詩人の峯澤典子さんや松下育男さん、七月堂のスタッフのみなさんに会うことと、サイン本を作りに伺いました。

今の詩人としての活動は同人誌3つ、イベント1つ。
どれも楽しみたいものばかりですが、一人じゃできない仕事なので、これからもがんばろうという勇気を出すきっかけにもなりました。

たくさん詩人さんやスタッフさんと話して笑って、よい時間だったなあ。


峯澤さんにサインをもらった詩誌hiver(イヴェール)

峯澤さんと松下さんとわたしは去年の秋ごろから一緒にお話ししたり、Twitterでやり取りしたり飲みに行ったりで、今回対面でまたお会いできてとても楽しい時間でした。峯澤さんの詩誌のhiverはフランス語で「冬」という意味。
冬についての峯澤さんの思いや詩作に関することも聞けて、とてもよい時となりました。


今回買った本。

今回はリチャード・ブローティガンの『ここに素敵なものがある』(百万年書房)と「本の虫クッキー」。
わたしたち家族は全員アタマを使う作業が多いので、甘いものは常に常備しておきたいのです。お客さんが少なくなった時間にちょろっと、店頭においてあるわたしの詩集『フレア』をサイン本にしてきましたよ!
……お菓子と詩集のある生活。うーんなんて素敵なんだ!
ブローティガンは『西瓜糖の日々』が好きで詩集を読んでみたくなった作家です。ナンセンスの中に、「さびしい」「かなしい」「優しい」がすべて詰まっているようでした。

せっかく縁起のいい日だったので、この日は二万歩あるいていました。
いつか演劇関係フォロワーの人がやっていた7時間散歩などをわたしもしてみたいと思うほど、歩くのが好きなのだけど……毎日一万歩あるくと疲れ切ってしまうので、七千歩ほどにとどめています。
次の日によい詩が書けるように思うし、何より足の疲労感で帰った時は「生きてる!」という実感が持てるのです。

峯澤さんと松下さんとひとしきりしゃべって笑って、フォロワーの方とも挨拶をして、春の良い天気、外でブローティガンの詩集を読んでいました。のどかで優しい時間だったなあ。各駅停車にも久しぶりに乗りました。

今日は松下育男さんがラジオ出演される日。それも楽しみに、今日の作業もがんばってきました!
わたしの詩集を読んでくれた方のうれしい感想もいただき、とてもうれしい縁起の良い日となりました。

七月堂さんの店頭に並んだ『フレア』には、すべてサインをしてきたので、次の開店日に購入してもらえるととってもうれしいです!

文学フリマ東京へ向けての準備も少しずつしていて、うれしいことにわたしたち詩誌La Vague準備号も楽しみにしてくださっている方も多いです。今回は詩誌ハルハトラムの新刊も売るので、どうしようとうれしい悲鳴が心の中でいっぱいの今日この頃です。東京の近くにお住まいの方はぜひいらっしゃってください。文学フリマ東京、声をかけていただければ、短い時間でもお話しできると思います。

この記事が参加している募集

#文学フリマ

11,723件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?